今日は随分とエゾリスの足跡が広がってるなぁ、と思って歩いていたら出会えました。
そっと様子を伺っていると、幹の隙間から何かを取り出す仕草。
秋に蓄えたであろうオニグルミです。
ガリガリガリガリ、この時は、殻を割るのに約3分かかっていました。
食べ終わって地上に捨てられた殻を回収してみると、見事に割れていました。
市販のクルミは、改良されて殻が薄く割りやすくなっていますが、
オニグルミの殻はトンカチでも難儀するくらい厚みがあって硬い。
エゾリスはそれを歯だけで破ってしまうのですから、恐れ入ります。
ただ、上手なエゾリスならクルミのつなぎ目をぐるり一周齧って2つに割り、
効率良く中身を食べます。
そうでない場合はあちこち歯を当てるので、殻はバラバラに割れます。
今日見たエゾリスは後者だったようです。
前足で持ちながら齧る仕草だけを見ると器用そうに見えるんですけどね。
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ゆたか (木曜日, 09 3月 2017 11:17)
なかなかの勉強家ですね。
可愛いエゾリスの写真見事です。
それにしても、凄い歯していますね。
なおみ (木曜日, 09 3月 2017 18:23)
>ゆたかさん
繁殖期に入っているので、追いかけっこしていましたよ。
クルミを齧る技は学習して上達するので、このエゾリスはまだちょっと修行が足りないようです。
それもまた可愛いですね。