農道歩き

昨日は良く晴れて暖かかったので、植物見&下見がてらその辺の農道を歩いてみました。
植物見と言っても、花々を愛でるでも珍しい物を見るでもなく、その辺りによくあって
日常的に見る機会の多い植物を改めて観察です。

四つ葉のクローバーはありませんでしたが(というか探してませんでした)、
ちょっと気になり、道路脇にわさわさ生えてたシロツメクサを失敬して引き抜いてみることに。

マメ科の植物らしく、ちゃんとありました。
「根粒」です。
マメ科の植物は、大気中の窒素を吸収・固定できる根粒菌をこの中に住まわせて、
自身が光合成で作り出した糖を渡しつつ、窒素を得ています。
何だか、高校の生物の時間を思い出しますね。
この根粒、土壌中に窒素が十分にある場合は、十分にない場合に比べて少なくなるそうで、
一度、畑のマメもどうなっているか見てみたいです。農家さんの協力が必要ですが。

ちなみに、左がシロツメクサ、右がムラサキツメクサ。
花がない状態で見ると混同しがちな見た目ですが、シロツメクサは茎が地面を這うのに対し、
ムラサキツメクサはまっすぐ伸び上がる生え方をしている、とガイド先輩がそんな見方を
しているのを以前知りました。
学名を調べてみると、シロツメクサは「trifolium repens」で、「三つ葉の 葡萄性の」
という意味。
なるほど、その通りですね。

そうこうしていると、通りすがった知り合いのおじさまに見つかり
「なぁに、こんな所で遊んでるの~」と一笑されてしまいました。
ですよね(笑)

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コメント: 2
  • #1

    くっきーもんすたぁ (水曜日, 07 6月 2017 12:26)

    豆科!?知らなかった!
    今度子供とぬいてみよう!喜びそう!!

  • #2

    なおみ (水曜日, 07 6月 2017 16:11)

    地味だけど面白い遊びかも?ぜひ。