道南の植物

仕事で道南へ行ってきました。
道南の中でも日本海側は本州の要素が入ってくるエリアなようで、
分かるようで見たことのない植物に多数出会ってきました。
本州の方からすると、「なんだそんなもの、よく見るよ。」という
印象が多分にあるでしょうが、北海道だと道南、あるいは西南部と
限定的な分布のものがいくつもあります。
その内のいくつかをご紹介。
まずは、クサボタン。

モミジガサ。

ハマボッス。

強靭な棘によって猿が引っかかってしまうという、サルトリイバラ。
人間の私は服を引っかけました。

ブナ林とせせらぎ。

道南特有の植物とは違いますが、ツチアケビ。
この植物は、一生涯に渡って地中の菌類から養分を略奪する「寄生」という
進化を遂げました。
植物なのに光合成をしないので、緑色をしていません。
今年は当たり年だったのか、この場所以外でも開花個体を見ました。

一見すると不気味な植物かもしれませんが、近くでよく見るとラン科らしい花です。
私にとって、見たことのある植物の中に見慣れないものが混じっている道南は
ちょうど良い勉強の場ですが、その分持ち帰りの宿題も多数。
明日はガイド。記憶が鮮明な内に片付けなければ・・・。

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コメント: 2
  • #1

    ゆたか (月曜日, 07 8月 2017 11:44)

    道南は、私も大好きでよく行くところです。植生もかなりニセコとは違い楽しいですよね。 また、勉強になりますね。

  • #2

    なおみ (月曜日, 07 8月 2017 14:35)

    道南、良いですよね。本州っぽい雰囲気が楽しくもあり、難しくもあり。勉強、勉強です。