こらからの季節、森の中でこんなものを見るようになります。
オオウバユリと言う植物で、風船のような一つ一つ鞘がある所に
花がありましたが、今では種が詰まっている状態です。
一つの鞘の中にどれだけの種子があるのか、数年前に数えた時は500個、
さらに、ある施設で見た時は693個でした。
3度目の正直で数えてみると、その数496個。
見た目がオニオンスライスのような種子ですが、周りの薄い膜状の翼が
風にのって運ばれる仕組みです。
そのためには、軽量化していなければならず、種子に多くの栄養はありません。
一個体で十数個の花を咲かせるので、全体で数千個の種子ができることになります。
結構な数で勝負なのですね。
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