スケール感を出す

大きなものや風景を写真に収める時、ありのままの姿を写すのは良いと思います。
特に自然のものを写す時に人工物なんて入れたくないって方、多いと思います。
でも、人間の目で見た時と、写真になって見た時とで、大きさや規模という
ものの印象は結構違ってきます。

昔、友人に土産話ついでに巨木の写真を見せた時「へぇ、なんか大きそうだねぇ」
とかなり薄い反応され、ちょっと悔しかった思い出があります。
写真になると大きさの印象って伝わらなかったりするんですね。

ここに人工的なもの、例えば、標識とか車とか身近なものが一緒に写っていると、
大きさの比較が一目瞭然となって、存在が引き立ちます。
と言っても、そう都合よく人工物があったりしないので、人を入れるのが手っ取り早いです。

画面中央のスギは、160年ほど前に植えられたものです。
どうでしょう、大きさ伝わりませんか?