ネジバナは花粉塊(かふんかい)を虫に運んでもらう虫媒花

ネジバナは、

螺旋状に花がつき、
下から咲き上がる。

たまに螺旋にならず、
直線的な花の付け方をした、
ひねくれたネジバナがありますが、
私はねじねじしてる見た目が好きです。

そんな話は置いておいて、
この花の花粉、どうやって分散するでしょう?

花粉は花の奥にあります。
奥には蜜もあります。

花を訪問したハチ、
奥にある蜜を舐めるために
頭を突っ込んでいます。
ぐぐっと。

ハチになったつもりで、
落ちてた植物片を
花に差し込んでみます。
優しく、グリグリすると・・・

とれた!

花粉は粘着性の塊になっています。
1mmくらい。

指で潰すとほぐれました。
これをくっつけたハチが
他の花に行って受粉する、
という仕組みです。
おもしろいでしょ。
でも、やり過ぎは植物に
悪いので注意です。