時々歩きに行く中島神社で、
見慣れない樹皮に気が付きました。
付箋を一面に貼ったような、
裂けてガサガサした樹皮。
ハルニレのようでハルニレじゃない。
手の届く所に枝がなく
カメラズームでようやく。
葉の先が長く尖っていませんが、
全体の雰囲気が
本州で見たヤマナシと似ている。
もしやと思い
足元を見ると、
たくさん落ちてました。
ヤマナシだ・・・!
ただ、これは本州にある木なので、
(中国原産と日本自生説と諸説あり)
植栽されたものなんでしょう。
ヤマナシは
現在栽培しているナシの原種
というこで、中身が気になります。
一つ二つナイフで切ってみました。
チョー硬い。
そして、
どれも虫食いが激しいです。
味は甘くなく、ちょっと渋い、
でも香りはナシだった。
今年の7月、
本州でこの木を見た時は、
未熟な実しかありませんでした。
まさか北海道で、しかも地元で、
これの観察ができるとは。
色々歩いてみるものです。
あ、北海道には
エキノコックスという
寄生虫がいますので、
地面にあったものを
口にする場合は
念入りに洗いましょう。
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