最近本棚に入った本/絵本・がろあむし

私が好んで手に取る、舘野鴻氏の絵本。
しでむし、ぎふちょう、つちはんみょう
に続き「がろあむし」が発売されました。

「がろあむし」って、虫好きの人でも
馴染みない虫だと思います。
私は、昆虫愛好家のブログを見ていて
これの存在を知ってはいたものの、
特に好きという訳ではなかったので、
これが発売予定と目にしたときは
「なんてマニアックなテーマなんだ!」
と口にしてしまいました。

正直、知っているだけで関心は高くない
この虫の絵本、私に合うかな?
でもこの人の作品好きなんだよなぁ。
と迷いながら購入。
そしてページをめくると引き込まれましたよ。
地下の世界に。

巻末に「がろあむし」について説明が
されているので、絵本の前に読むと
すんなり物語に入っていけるんじゃない
かと思います。

個人的には、最初のページと最後のページ、
残念というか虚しいというか、
そんな気持ちになる、人間による経済活動の
現実を見せつけられました。
感受性高い子供時代の私が見ていたら
影響大だったことでしょう^^
大人は意味深く読むかも、な絵本でした。

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