植物用語に困ったら辞典を使おう

北海道の草花

植物を識別するために
図鑑を読んでいると、
時々よく分からない
単語が出てきたりしませんか。

アヤメ/ヒオウギアヤメ
アヤメ/ヒオウギアヤメ

例えば、
アヤメとヒオウギアヤメの
識別点の一つに
内花被片が大きく目立つ/目立たない
というものがあります。
内花被片の読みは「ないかひへん」です。

ノイバラ/シラネアオイ/ミズバショウ
ノイバラ/シラネアオイ/ミズバショウ

花被片とは、
みなさんが想像する花びら(花弁)と
思ってもらって大体OKなんですけど、
花によっては別の器官が花弁のように
見えていることがあります。
それは今は置いておいて。

外見上、その性質に区別がされない場合、
配置が外側にあるものを外花被片、
配置が内側にあるものを内花被片と呼びます。

花被片の性質が異なる場合、
外花被片のことを萼(がく)、
内花被片のことを花弁(かべん)、
と表現します。
なんだか、ややこしいですね^^

増補改訂版 ビジュアル園芸・植物用語事典
写真で見る植物用語 (野外観察ハンドブック)

この前の冬は、植物図鑑を読むことが
目標でそれは達成できましたので、
次の冬はこの事典を読み込むことを
早くも目標にしたいと思います。