室蘭のローソク岩展望台からハルカラモイの道で見た植物

ローソク岩展望台からハルカラモイという
室蘭の絶景スポットを結ぶ観光道路を
歩いてきました。

ローソク岩展望台に車を停めます。
そのまま道路を歩いて真っ直ぐ
ハルカラモイを目指さないのが私。
展望台横から伸びる踏み分け道(急登)から、
ボンズ山の山頂付近へ。
斜面いっぱいにゼンテイカが満開!
今の所、エゾシカによる食害は
少なさそうに見えます。
昨冬は積雪が多かった室蘭、
お陰で頭数が減ったのか??

とりあえず満足したので下山。
ここに来る途中から気になって
いたんですが、結構な数の
ハクセキレイが路上をウロウロしています。
しかし、いつものように爆速で走り回らず、
トコトコ歩いて移動の姿は全体的のろい。
巣立ち雛か?と良く見ると口いっぱいに餌。
親御さんでしたか。

しばらく歩くとここにも
クゲヌマランが5~6株
まとまって生えてました。
内1株は40cmオーバー。
もはやこのサイズは珍しくないのか?

距はこの通り目立たない。
ユウシュンラン、クゲヌマラン、
ササバギンラン、
今年は室蘭で沢山見たので
そろそろお腹いっぱいです。

しばらくすると
遠くの方からホトトギスの
さえずりが聞こえてきました。
今年も来てますね。
トッキョキョキョキョと鳴くので
聞きなしは「特許許可局」。
ホンマか?

アキグミ
アキグミ

アキグミがありました。
室蘭ではわりと普通に見ます。
ナツグミと良く似ていて
見るたびにう~んう~ん言ってます。
ある図鑑にはアキグミの葉の最大幅は
先端寄り~中央(ナツグミはほぼ中央)
でナツグミより細いとありますが、
今のところ葉だけで識別できる
気がしていません。
なので私は総合評価です。
①新しい枝は白っぽい

アキグミ
アキグミ

②花柄はナツグミに比べて短い

アキグミ
アキグミ

③葉の裏にある赤褐色の鱗状の毛はナツグミに比べ少ない

アキグミ
アキグミ

これらは全部例外があるので、
一つ一つにこだわり過ぎたら
間違えるだろうなと思います。
あと、葉の表面にある鱗状の毛も、
ナツグミにある星状毛と区別して
見るのが私には難しいので
あまりこだわって見てません。
時間とともに落ちてしまうようですし。

ナツグミ
ナツグミ

なんと木を2つ分ほど隔てて
ナツグミが生えてました。
新しい枝は赤褐色です。

ナツグミ
ナツグミ

花柄はアキグミに比べ長い。

ナツグミ
ナツグミ

葉の裏には赤褐色の鱗状の毛が混ざる。
ここまで書いてなんですが、
やはり少し自信がないので、
実のなる頃にまた見に来て
確認したいと思います。

ハルカラモイに到着すると
キャアキャア(?)聞こえてきました。
ウミウの集団が断崖で子育て中です。
今しばらく賑やかにしていることでしょう。
ここでお気づきと思いますが、
そう、絶景の写真がありません。
あまり興味がないので意識しないと
撮らないんですよね。
見に来てください^^