7.4haの山林を購入してから
7ヶ月ほど経ちました。
その間に、工務店・整地業者・ボーリング業者・
家屋調査士・市役所などなど、
家を建てるのに必要なやり取りで
わちゃわちゃしていました。
今後の予定としては(某SNSでも書きましたが)
・家を建てる部分の分筆
・整地
・薪作り
・ボーリング
を雪が降る前の10月末頃までに
終わらせておく、という感じです。
大きなトラブルなく順調に家が建てば
来年の夏には上川地方に移住できると思います。
移住する寸前~移住してすぐにやることと言えば、
・次の年に必要な薪の準備
・除雪機や草刈り機、チェーンソーといった機材の確保
・遊歩道整備
・小屋のハーフセルフビルド
・完成した小屋の中の整備
などなど、書き出したら
やることが盛りだくさんです。
それがある程度済んだら、
やっと新規事業のレンタルスペースを
始められるイメージなので、
開業は再来年以降になります。
更地になっている宅地と違って
木がバンバン生えてる森に家を建てる、
しかも上下水道なしという状態では
かなり骨が折れるのだと思い知りました。
でも、やりたいことをやっているので
不思議と苦痛ではないんですよね。
今は、環境調査の補助員のアルバイトして
小銭を稼ぎながらチェーンソーの練習を
したりしています。
小屋を拠点に新規事業を展開するのは
実は私にとっては目先の目的で、
最終的な目的は若手支援です。
私が65~70歳くらいになったら
20代で自然に携わる仕事につく人に
家・小屋・土地・書籍・図鑑・道具類
すべて譲渡してこの土地を
去ろうと思っています。
土地を買う前からそうしようと決めていました。
未来の人に少しでも良い環境を
残したいと思ったのがそもそもの動機です。
あと、自慢じゃありませんが、
私が歩んできた自然に携わる仕事は
どれも低賃金でした。
好きでやっていることなので
それが辛いと思ったことは少ないですが、
生活が苦しいとは思っていました。
なので、私が持っているもので
未来の人たちに何が残せるだろうか、
と思ったら私の場合はこれだったんですね。
自然環境とセットで拠点が持てたら、
伸びしろのある若手にとって
最高のスタートアップ支援だろうと。
なので、決心はものすごく簡単につきました。
と言うか、自然と決心していました。
周囲の人も
「それが良い、年取ったら森の手入れは難しいし」と
比較的肯定的に捉えてくれているので
自分の決断に胸を張っています^^
でも、家の建設やインフラ・森林整備に
財産をだいぶ使ってしまう予定なので、
高齢者といわれる年齢で
銀行に残された僅かばかりのお金だけを
持って拠点を去るということに
不安がないわけではありません。
ただ、路頭に迷い社会福祉の
お世話になっては現役世代の
負担をいたずらに増やしてしまいます。
それでは意味がないので
そうならない程度に暮らせるよう
資金繰りは慎重にと考えていますが。
10歳年上でかつ短命な家系である夫が
その頃にどんな状態でいるかも
分からないし、
いま私は40歳ですが、
変化が早く激しい時代において
25~30年後の日本の状態なんて
全く分からないので、
人生終盤のことを今考えても
しょうがないと思って
当面は目先の目的に集中して
取り組んでいきます。
まあ、35歳くらいでこんなことを
考え始めていたので
実は短命な運命だったりしないかな、
なんて妙な期待を持っています(笑)
と言うのは冗談ですが、
それでもこのミッションは
人生イチの大博打かもしれません^^
密やかに応援していてください。
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