長靴ジプシー(番外編)

自分の足に合う長靴を
探し求め過ぎて
ジプシーと化した私。
長靴ジプシー(前半)
長靴ジプシー(後半)
以前のブログで書いた通り、
今は弘進ゴムのギャランで
間に合わせていますが、
気になる長靴があったので
買ってみました。
森や山でのフィールドワーク
には向いていなさそうだけど、
薪割りとか草刈りの時に良い
かなと思いまして。

地元の作業用品店には黒がありましたが、
サイズが大きいのしかなかったのと、
白が欲しかったのでネットでポチッと。
白なら炎天下で長靴に直射日光が
当たっても暑くなりにくいと思いまして。
筒に巻かれていた紙の
「履けばわかる!!」には
「何が!?」って
ツッコミ入れたくなります。
黒バージョンの長靴にも
このフレーズの紙が巻いてありました。
だから何が!?

ということで、
各種計測の儀を
はじめていこうと思います。
24cmで片足580g。
よきよき。

ヒールは公式サイトや
代理販売店のサイトにも
書いてありませんでしたが、
実物見る限りほぼないです。
中敷きの踵が高めに作られて
いましたが、長靴自体は
フラットタイプです。

筒の長さは36.5cm。
この長靴でフィールドワークの
予定はありませんが、
浅い川での渡渉や
水辺での作業に
問題は感じない高さです。

ワイズは3E。
ですが、スポーツシューズのように
足にフィットする作りが売りの
この長靴。
幅広な作りでも足が中で動いてしまう
感じは全くしなかったのは流石です。

溝は浅く土が詰まりにくい
=滑りにくい
ということらしいです。
試しに色んな所で履いて
みましたが、確かに土は
詰まりにくい。
でも、このデザインのお陰で
砂利の上ではよく滑りました(笑)
ですよね~、という感想。

ちょっとぬかるんだ
斜面の土にて。
ギャランとジャスタフィットを
歩き比べてみました。
ギャランでもちょっと滑りましたが、
全然許容範囲内。
逆にこれより滑らない長靴なんて
スパイク長靴くらいしかない気がします。
比べて、ジャスタフィットはそれより滑り、
グリップに心もとなさを感じました。
やっぱり野山歩きより
野良作業向きかな~。

あと、ソールは薄いと思います。
足裏に石や木のゴツゴツした
感触が結構ダイレクトに
伝わってきましたので。
インソールで工夫が必要かな。
というか、基本フラットな
場所での使用を想定して
作られているのかもしれません。

足の甲や横、踵が
固定される感じが
とても素晴らしい
この長靴。
長靴特有のカッポカッポした
感じがしないんですよ。
この長靴を履いたあとに
いつもの長靴を履くと
「踵がカポカポする!緩い!」
という感覚に襲われるほどです。

また、つま先が少し反り返って
いるお陰で躓きにくい
メリットもあります。

直射日光の当たる日向では、
アイスグレーがいい仕事
してくれます。
もう一つの長靴は藍色ですが、
履き比べるとその暑さは
天地ほどの差でした。
炎天下で使う長靴は白っぽい
ものが良いですね。

がしかし。
赤矢印の部分に注目です。
ぐるっと線が入っているの分かります?
これ、赤矢印より下の部分が厚くなって
いるために出ている段差です。

何が問題って、足を動かすと
そこを堺に筒が足側に折れる
んですよ。その折れた先が
スネに当たって地味に痛い。
階段の上り下りやしゃがむ動作では、
それがより顕著に出ます。
買う時にミズノの公式サイトや
amazonのレビューを見たんですが、
このことに言及している人は
いませんでした。
みんな気にならないの??
もしかして、履いている内に
柔らかくなって気にならなく
なったりするんでしょうか。
しばらくは様子見です。

番外編のおまけ。
インソール。
ソフソールのエアープラス(S)、
クッション性が良いなと思って
使用しています。
24cmの靴ならカットせず
そのまま入れられます。
ご参考までに^^