2017/01/31
冬芽、この中には次の春に出てくる葉やつぼみが折り畳まれた状態で入っています。 落葉広葉樹は夏から秋にかけてこうした冬芽を作り、春をじっと待ちます。 冬芽の形は木によって様々で、フサフサの毛で覆われているものや、 芽鱗といって冬芽を保護する鱗状のものを何枚も重ねるもの、 不凍液を用意するもの、と個性豊かです。...
2017/01/27
森を歩いていると、時々柔らかい声で「フィー」とか「フィッ」という 口笛を吹いているような声が聞こえてきたりします。 昔は、人が口笛を吹くことを「うそぶく」と表現していたことがあり、 この鳥の声がそれに似ているということで名前が「ウソ」。 そんな由来など知らなかった頃から、口笛返しをして楽しんでいた私。 単純な性格ですね。
2017/01/24
時折強い風が吹くある日の森。 歩く準備が整い、さて森に入ろうとしたとき、 風にあおられた小さな雪の塊が横からあれよあれよと 転がってきて、「おまえさん、こんな日にどちらへ?」 と尋ねるかのように今度は私の前でピタリと止まりました。 たまに、この雪玉が作り出した点々模様を見た方から 「何の動物の足跡ですか?」と質問される事があります。...
2017/01/21
毎年、夜な夜な行っていたゲレンデ、今年はちょっと足が遠のき気味になって しまったので、のびのびと練習すべく人込みを避けてのスキー場へ。 それは丁度良かったのですが、他の滑走者を気にせず滑れる分、通り過ぎる木に つい目が行ってしまいます。 広場にポツンとある木、ゲレンデ下にある林、滑りながら眺め過ぎるのです。...
2017/01/17
ニセコらしい乾いた雪が降る中、同じ職場の方々でご参加頂いたこのツアー。 みなさんで輪になって木を取り囲み、ゲームでもしているかのような光景ですが、 そうではありませんよ~。 一人が何かに気づいた時、自然とそれをみんさんで共有する流れになりました。 各々が楽しむのも良いけれど、みんなで見て楽しんでいると、また別の目線で...
2017/01/14
連日、ニセコらしい乾いた雪がしんしんと降り続いています。 ところで、ニセコの夏の森、道から外れるとどんな雰囲気かイメージできますか? 実は、人の背丈より高く伸びた草やササが深く広がっています。 こうした所へは両腕を使ってかき分けながら進むのですが、その様子がヤブを 漕いでいるように見えるので「ヤブ漕ぎ」などと表現されます。...
2017/01/11
ニセコへはスキーをしに来たけど、スノーシューも楽しみたい、 そんなお客様と丸一日と半日ご一緒してきました。 何でも積極的に楽しまれる方ですが、かといってアクティブという 動きでもなし。となれば、順を追って一つ一つ自然を見ていくという、 しっとりツアーです。
2017/01/07
会話をしている際、「あなた何歳なの?なんでそんな言葉or事知ってるの?」 なんて言われることが度々あります。 個人的に古いものが好きだからなのか、それとも、じじばばっ子だったせいなのか、 とにかく世代を超えて飛び出す単語がいくつかあるようなのです。 この本の中には、後世に残したい日本語なるものも収録されていて、ページをめくる...
2017/01/04
人との結びつきは不思議なもので、縁があればどこかで繋がるものだと 思えた今回のツアー。 独立するより前からお客様としてお会いしていたニセコリピーターの方々。 偶然の再会が重なり、今回はcocowaのスノーシューツアーへお申し込み頂く 運びとなりました。 ありがたい限りです。 お花(今時期なのでドライフラワー)自体に興味がなくても見方を変えると、...
2017/01/01
2017年、ニセコはおだやかな新年を迎えました。 気温は思ったよりも低くありませんが、森の中は空気が冴え凛としています。 時折、キツツキが幹を叩く音や、シジュウカラやゴジュウカラ・エナガといった 鳥たちが頭上を通過していく音が響きます。 本年も、四季折々の様子をブログからお届けしていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。