今日は1週間ぶり位の晴れ。毎日、雪がしんしんと降る日々は豪雪地帯と
言われるニセコらしく、バフバフのパウダースノーのフィールドになります。
雪のお天気はそれはそれで良いんです。
が、やっぱり青空は気分も晴れやかにしてくれますね。
ついついカメラを出すタイミングが増えます。
いたるところで枝や幹にのった雪が大きく育ちマッシュルームのように。
心なしか鳥たちも活発に動いているようで、こちらの幹にはゴジュウカラが3羽、
エサ探しに来ていました。
2月、まだまだ冬ですが、あと2ヶ月もしたら夏鳥たちがどんどん渡ってきて、
あっという間に春がやってきます。春になったら植物見にもより時間を使います。
今だからできる事は今の内に片付けねば、時間との勝負です。
予報では今夜は風が強くなると言うことで、その前に、近所の森へナイトハイクに行ってきました。
カラマツ林から透けて見えるナイターの照明。
賑やかな山と静かな森、対照的ですね。
今日も暖かい天気。雪はちょっと締まり気味。
動物たちにとっては歩きやすいのか、フィールドにはたくさんの足跡。
こちらは木の根元を基点に、2~3cmの足跡が出たり入ったり。
大木の根本には縦横無尽についた足跡も。せかせかちょろちょろ
歩き回るアカネズミの様子が見て取れるようです。
今冬は地元博物館にて、展示制作のお仕事にも関わらせて頂いてます。
仕事にとりかかり第一弾目は鳥。中でも、鳥の最大の特徴でもある飛ぶことに注目し、
翼にまつわる展示づくりに取り組みました。
ありがたいことに、展示を作る実作業から鳥の羽の仕組みや構造についてよく観察し
見識を広げる良い機会に恵まれました。
こうした具体的な知識以外にも、複数のメンバーでやり取りをしながら作業を進めるので、どんな事をメッセージに、どんな物を作ろうか、ディスカッションから学べることも多々あります。
お次は哺乳類。さぁ、どんどん作りますよ~。
昨日の本州では春一番が吹いたとかで、まだ2月半ばだというのにニセコも雨の
週末でした。そんな暖かい天気から打って変わって、今日は暴風・低温。畑脇の
道路を通ろうものなら、ホワイトアウトで対向車のライトすら見えない状況。
フィールドも昨日・一昨日の雨で一旦解けた雪が今日の低温でしっかり凍りつき、
吹き溜まり以外はガッチガチ。明日は低温のまま風が少し落ち着くみたいなので、
また良い雪が積もりそうです。
今日のフィールドはスノーシューをはいて20cmくらいの沈み込み、適度にふかふか感を楽しめる丁度良いコンディションでした。
今日のユニークさん。グルグル巻き状態で着雪中。
冷え込んでいるお陰で軽くて良い雪ですが、明後日辺りからまた気温が上がるようで、季節は行ったり来たり。
時期的にはまだ冬ですが、鳥や冬芽の様子を見ていると、少しずつ春に向かっている気配を感じます。
2月7日にHPを立ち上げ、まずはブログから始めて来ました。このページをご覧になった方の中には「HPまだ完成しないのぉ?」なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか・・・。もうそろそろ出来上がりますので、先行して出せるページは出してしまおうと思います。
そんな訳で、『心和~cocowa~について』というページを更新しました。
何だか随分と理想を語ってますが、「こんな面白い世界があるよー。一緒に遊ぼー」と言いたいのだと思って見てください。
クリックすると見られますので、お時間と興味のある方は覗いて頂けると幸いです。
日中の気温+3.9℃、暖かく穏やかな天気でした。
寒くなったり暖かくなったり、それを行ったり来たり繰り返しながら徐々に春に向かっています。スノーシューを履いて歩いても、雪がふかふか過ぎて足が沈むっ、なんて豪雪地帯のニセコらしい日も減ってきました。春が近くなったら、晴天率は上がりシャバシャバ雪、個人的にはそれも結構好きですけどね。
今回は、自然でも天気でもフィールドギアでもなく、事務用品の話し。
フィールドでは見てきた情報を書き込む「野帳」というものを利用していますが、
ガイドとして目指す方向やこう成長したい、自然ガイドはこうあるべき、という思想・
哲学的な事を書き溜めるのにはこんなノートを活用してます。
その名も「アクセスノート」
何がアクセスって、このノート、自分が書いた項目へすぐさまアクセスできるような
仕組みになってます。
まず見開きすぐに、インデックスのページ。
ここに、日付・タイトル(本で言う所の「もくじ」)・ページを書き込みます。
あとは、それに対応するページへ自由に書いていけば、のちのち読み返したい時に、
もくじからそのページへアクセスできる便利なノート。
全てのページが方眼なので書き込みやすく、背表紙はページがめくりやすいようにわざと折り目が付けられてます。
自分だけの本が作れるように中身がまっさらになっている本はいくつか市販されていますが、そんな中でもこれはかなり実用的にデザインされているので、ノートに書いておしまいではなく、書いた後の事に重点が置かれている点が決定的に違うようです。
私はここに、思想・哲学的な事を書き連ね、たまに読み返し、このHPを作る作業の中でも何度となく見返してます。
書いてる中身はコア過ぎて恥ずかしいのでお見せできませんが、その結果がHP上に徐々に現れてくると思います。
ふと、去年の今頃は何を見ていたんだろう、と気になり過去画像を探してみると、
ちょうど去年の今日にベニヒワを撮った画像がありました。
(ちゃんと撮れてませんが・・・)
ベニヒワは北海道に渡ってくる冬鳥ですが、やってくる数は年によって変動があり、
ニセコでは過去数年連続で当たり年だったのが、今年ははずれ年のようでぱったり。
あと1ヶ月ほどしたら、冬鳥は別の地へ渡り始め、ヒバリ・カワラヒワといった夏鳥が
ニセコ入りする時期になります。うかうかしてると冬が終わってしまいますね。
自然ガイドツアー心和~cocowa~の夏のメインメニューが出来上がりました。
もう2つのツアーも出来次第更新したいと思います。
今朝は街中でかなり控えめなシジュウカラのさえずりを耳にしました。
練習なのか気まぐれなのか、さえずったのはほんの一瞬でしたが。
グリーンシーズンまであと2ヶ月、今まで以上に季節の変化が気になります。
今朝は風の音で目が覚めるほどの暴風雪でした。
日中になり風は一端弱まっていますが、後志エリアには暴風雪警報が出ていて、
明日も引き続き荒れる予報です。
場所によっては視界不良で立ち往生する車列ができた道もあったようですし、風が
弱まってもあちこちに吹き溜まりができていると思いますので、外出の際はお気を
つけ下さい。
朝はあまりにも暴風雪が酷かったので、外出は諦め読書で一日をスタート。
HPのトップ画像のエゾリス、去年の3月中頃のものです。何してるかって、流れ出て
いるカエデの樹液を舐めてます。3月の短い間だけに取れるカエデの樹液は糖度が高く、
煮詰めればもっと甘くなります。いわゆるメープルシロップですね。
その糖度も生えている場所や樹種によって変わってくるようで、近いうちにそれを試してみたいなぁ、と考えていたらこんな本に出会いました。
『Back To Basics - How To Learn And Enjoy Traditional American Skills』
全て英文という私にとって極めて難易度の高い本です(笑)
読んでいくと、元々は北アメリカのネイティブアメリカンがカエデ類の樹液を採取して
いたのが発祥のよう。それを移民してきた人たちが効率よく集められるよう改良し今に
至ると。
北海道にあるカエデ類の中で一番甘みが強く効率よく取れるだろうと思われるのが
イタヤカエデ。こちらは近いうちに採取に取り組んで見るつもりですが、公園樹や
街路樹の中には外国産のカエデ類の木があります。
こちらもいつか試してみたいものです。