あけましておめでとうございます

一年の計は元旦にあり!
今年の抱負を書き初め風に書いてみました。
海外の方が多くいらっしゃるニセコですが、あえて日本人らしい事を
楽しみながら自分の中に取り入れていく一年にしてみようと思います。
屋号の心和が逆になっただけじゃん!というツッコミがあるとかないとか。
細かいことはさておいて、人となりに現れるようになるには時間が掛かる
ことですが、色の一つとなってツアーにいらしてくださった方に感じて
もらえるように、楽しみながら頑張ります。
今年も皆さまにとって笑顔溢れる一年になりますように。

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冬のニセコには珍しいシカ

道東で見たエゾシカ
道東で見たエゾシカ

豪雪地帯であるニセコで、冬にエゾシカを見る機会は滅多にありません。
エゾシカは体重が80kg以上になる巨体を持つにもかかわらず、
蹄は長さ7cm、幅6cmと、体重の割に小さな足の持ち主で、接地面積が小さい分、
そこに圧が集中して足が雪の中に深く沈んでしまいます。
足の長さと同程度の積雪が生息の限度と言われて、エゾシカはそれがだいたい50~60cm。
人間ならスノーシューという道具がありますけどね。
それでも、ふかふかの雪が毎日降り続いたらスノーシューを履いても膝まで埋まる、
なんて事はよくあるエリアですし、それに加えて、エサとなるササが雪深くに埋もれているので、
エゾシカにとって生存に不利な事は言うまでもありません。
ただ、これは通説で、厳密な調査をしたら実は川沿いやトドマツ林といった場所で生息していた、
なんて結果がひょっとしたら出るかもしれません。

先日、森の中を歩いていると、普段見るのとは違う足跡を見つけました。
足跡の付き方といい、深さといい、夏と違って雪の上でははっきりと
した形が残りにくいですが、よくよく見ると蹄のようで、エゾシカっぽい。
今いる所は積雪が2m弱あるしまさかね、いや可能性はゼロじゃないのかな、
などと自問自答しつつ計測へ。

 

60cmの折尺で色々測ってみると、どうやらエゾシカで間違いなさそう。
という事で、追跡します。

 

木の周辺に付けられた多数の足跡。

むむむ。

近づくとハルニレの樹皮を剥いで食べていたようです。
この木以外にも、剥がされたものは複数ありました。
ちなみに、ハルニレは好んで食べる樹木の一つです。

何してるんだろう、どこ行くつもりなんだろう、と足跡から動きを想像しながら、
ストーキングを継続します。
これが結構面白い。(友達に根暗と言われたことがありますが、楽しいのよ!)
斜面を下りて行くと、足跡は沢に入って行ったり、逆に沢から上がって来たりしていました。
雪が深すぎて沢伝いに移動しているのか、水草を食べに行っているのか。
そのうち出会えないかな?
様子を見てみようと思います。

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足跡ワンさか!

森の中で見たこちらの足跡。
見るなり「これまた、いつものフィールドでお馴染みの足跡と何か違う。」
と脳内センサーがキャッチしました。
足跡の付き方は、キツネのように直線的でなく、左右ジグザク気味でどこかタヌキっぽさが
あるけど、タヌキは体の割に足はあまり長くない設計なので、雪が深い所は避ける傾向にあります。
しかも、これだけ深く足が沈んだらお腹を擦りそうなもの。
そんな形跡もなく、辿ってみると、足跡の付き方が自由過ぎるというか規則性を感じないというか、
フラフラしてる印象。
頭の中は「タヌキじゃない?であれば??」という思考だらけ。

追跡すると、人が歩いて踏み固まったところへ出ました。
そりゃあ、歩きやすい方が良いもんね~、と一人勝手に相槌を打ちながら近づいてみます。

測定してみると、足も歩幅も全体的にタヌキにしては大きめサイズ。
あぁこれは・・・一応追跡を続けます。

フンがありました。
ほぐしてみると、固形物はなくペースト状。
野生動物であれば、植物の繊維、木の実のカスやタネ、小動物の一部、夏なら昆虫の一部なんかが出てきます。
この辺りで疑念はほぼ確信へ。

追跡開始から約1時間。
ココらへんで良いだろうと大体の人は追跡を止める所かもしれませんが、
足跡がついてからまだ時間が経ってなさそうだし、執念深くさらに追いかけます。
途中でエゾリスとウサギの足跡と合流して入り乱れても、追いかけます。

 

で、いました。
アクシデントでリードが外れたのか、逃げ出したのか、放たれたのかは不明ですが、ワンコ。
色々惑わせてくれましたね。
彼か彼女か分かりませんが、無事飼い主のもとに戻ってくれた事を祈ります。
そして、今度からはご主人と一緒にね!と心の中で伝えつつ、今日のブログタイトル「足跡ワンさか!」
お後がよろしいようで。

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北海道アウトドアフォーラム・登別ミーティング

雪の華
雪の華

先週末、登別にあるネイチャーセンター「ふぉれすと鉱山」へ行っていました。
と言うのも、北海道アウトドアミーティングという、自然を舞台に活動する方たちが集まり、
顔合わせや情報交換を行う交流会の会場がこちらだったのです。
知り合いの方にお声掛け頂き、私も一参加者として、他地域の方たちとの交流を楽しんできました。

傍から見たら、自然の中で活動している人達と一括りに捉えられがちかもしれませんが、
業種が違えば、価値観だったり、物事の捉え方だったり、持っている情報だったり、
そうしたものは相応に変わってきます。
自然以外の共通項は、強いて言えば、他には見られない際立つ個性を持つ人が多い。
こうして、同じようでいて少しずつ違う価値観の方たちとの交流は、刺激にもなりますし、
何より自分自身の考えをより意識できる機会でもあります。

実力派揃いの懇親会という名の飲み会は夜が更けるまで。この世界では、よくあるパターンです。
酔っ払った勢いで撮った写真は不特定多数のお顔が出てしまいそうなので割愛を。スミマセン!
それだけ、会話がメインだったという事で・・・。

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物が語るから物語

ノーライトデザイン、札幌にあるアウトドア用具を制作している会社です。
数ある製品の一つであるスノーシューは、一台一台手作り。
現在はその生産を止めてしまったため、新たに手に入れるのは難しくなりました。
先日、こちらの工房にお邪魔して、ここに至るまでの物語を聞いてきました。

 

スノーシューが日本に入ってきたのは、二十数年前。
当初は、アウトドア系の雑誌に取り上げられたりして、にわかに脚光を浴び始めたものの、
どのスノーシューも高価で一般にはまだ敷居が高いものだと感じていたそうです。
ならば自分たちで作ってみようと、見よう見まねで作り始めたのが最初。
遊び心で作り始めたスノーシューは、友人、知人と利用の輪が広がっていく中で、
生活・日常道具として使われて欲しいという想いが膨らみさらなる物作りへ。
「子供こそ好んで雪の中に入っていくけど、大人になったら森に行って
雪と触れ合うことなんてなくなるでしょう。そこを結ぶ道具として普及させたかった。」
そんな事をおっしゃってました。
痺れます。


スノーシューではなく「西洋かんじき」と表現しないと通じにくい場面こそありますが、
それでも、色んなメーカーから多種多様なスノーシューが出回り、道内のホームセンターでも
販売されるようになった今「俺の役目はもう終わったんだ。」なんて格好良いこと言います。

 

独立する前、組織に所属していた時に知り合い、何度かお邪魔しているこちらの工房。
もうここで新たなスノーシューが作られる事はないのかぁ、と思うと寂しく、
「作り始めた時はね、試行錯誤の繰り返しでね・・・」なんてお話にも聞き入ってしまいます。

最後に無理をお願いして、一台、購入させてもらいました。
身長の割に足の小さい私のために、ちょこっと修正。
職人が使う道具にも手業にもいちいち「格好良い」とつぶやき、付きまとう私。
この方の語りを聞くのと仕事姿と出来上がっていく製品を見てるのが好きなんですね。
ひどく邪魔でしょうけど。

 

なんだかんだと、無事入手。
子供のように「やった~」と口走り、嬉しさ余って小躍りしそうになりました。
機能性、耐久性、デザイン、どれも大事な要素ではありますが、
想いが込もったこちらのスノーシューは、何にも代えがたい愛着が私にはあります。
大事にいっぱい使いますよ。

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静と動を楽しむ

昨年は3月の晴天時にお越しいただいたお客様。
今年はニセコらしいバフバフの雪が降る中、ご参加くださいました。
夏は登山をしたり、冬はスノーボードをしたりと、なかなか活動的な一面がある一方、
歩きながら動物の痕跡や植物を見つける目は鋭いお方たちです。
見つけたら、じっくり観察になります~。

この這ってる植物は何だ何だ、さっきのと似てるけど巻き方がちょっと違う~、と観察中です。
ツアー中はこんな風に、歩いては立ち止まり植物観察の繰り返しです。
でもやっぱり活発な部分もある若いお二人のために、帰りは勢い良く駆け下りられる斜面を選択。
これが、とっても気持ちいいんですよ。
下りはあっという間。
最後は、今度自分のスノーシュー買います!宣言まで出ました。
良いですね、素敵なスノーライフを♪

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街の中の自然

ここにメジロがいます
ここにメジロがいます

昨日、記録的な冷え込みを更新した東京へ行ってました。
仕事ではなく個人的な用事だったのですが、1日で行って帰ってくる移動時間!
できるだけ身軽に、と思って手荷物をごく少量にまとめたのが運の尽き。
駅から目的のビルまで徒歩数分、その間に見つける小さな小さな身近な自然が
展開される様に自分でも驚くほど心が踊りました。
ソメイヨシノの蕾はまだふっくらしたままだけど、隣りのウメの花はふんわり開いて、
ビルとビルの間に作られた庭園に来れば花の蜜を求めメジロが降り立ち、
さらに目を見張ると建物裏の木立に飛び込むオナガの姿。他にもたくさん。
歩きながら、見上げたりかがんだり。まるで、宝探しゲームのようでした。
すれ違う人は、私を見てさぞ不思議だったことでしょう。
いつもの高倍率ズームのカメラを持たなかったので、写真はこの程度なのが残念。
その代わり、目にしっかりと焼き付けてきました。

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お茶目な本に出会う

見た目がシブく製本されたこちらの本は、鍬形蕙斎(くわがた けいさい)という江戸時代の
浮世絵師が描いた生き物たちのカット集です。
略画式とあるように、対象の特徴は押さえたまま残りは上手に省略してサラサラっと表現、
この省略の仕方が何とも上手い。基本の絵が出来ているからなんでしょうが、
それにしてもよく観察してるな~、と感心します。

イヌ・ネコに限らず、動物の後ろ姿に何とも言えない愛着みたいな
感情が湧く私ですが、彼も同じ類の人間だったのでしょうか。
本の中には、いくつもの動物の後ろ姿が出てきます。
右側のシカの後ろ姿なんて、哀愁漂うようでたまらなく好きです。
なんかもう、小突きたくなる。

カラスに関してはどうなんでしょう。
描き方が微妙に違います。
右側の真横姿のカラスは尾を下げて前に屈んで鳴いているように見えます。
その傾向があるのはハシボソガラスです。が、ここで描かれている姿は
嘴が湾曲気味でおでこが出っ張っているのでハシブトガラスっぽく見えます。
細かいツッコミ(笑)
正確でなくても違いに気づいて描き分けようとしていたのか、ただ単に技法を
変えていただけなのか。
真偽の程が分からなくても、こうして眺めているだけで気分が柔らかくなります。
時々、本棚から出してはページをめくり、かわいぃな~、とつぶやく事でしょう。

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哺乳類を探せ!

2月に入ってからの二日間、青空と雪のコントラストが今シーズン一番な天気となりました。
綺麗で綺麗で、一日中眺めて過ごせそうなくらいな気分の中、お仕事です。
夏にもお世話になってる環境調査のお手伝い、哺乳類を追って深雪の森へ、いざ参らん。

タヌキがねぐらから出てきて日向ぼっこしていたと思われる跡
タヌキがねぐらから出てきて日向ぼっこしていたと思われる跡

足跡一つとっても、走ったり斜面を登り降りすれば、本の通りにはいかないもの。
科学的にかつ多面的に考えて、根拠を見つけて、答えを導く、大事な事です。
ガイドとしてアウトプットするとなると、文学的にだったり、これが好きなんだと
にじみ出るような情緒的なものが必要になるので、こっちはこっちで違う能力を
磨かなければなりませんが、とにかく両方必要だと思ってます。
今日は、前者のほうに専念。

のはずが、やはり私は合間に脱線します。
一瞬ですが。
雪原に降り立ったのはカラスでしょうか。
画像手前、翼と尾羽根の跡がくっきりと残り、ナスカの地上絵さながら。
本場ではトラックに一部破壊されたらしいですが、こちらはパーフェクトに残ってます。
わぁ~なんて芸術的!て言いながら眺めるのは理科的な脳ミソの仕事ではありません。
これが、カラスなのかナンなのか、測定したり環境を見てみたりするのはそうですが、
私の根底にあるのは、直感的なものの見方・感じ方なんでしょう。
最近は理科的なものを意識するあまり、感性の方が縮こまっている気がするので、
こちらも意識して大事にしていきたいですね。

 

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ウォーターボトル(ソフトボトル)の乾かし方

中の状態が分かりやすいよう、何のプリントもない100均のパックを使用
中の状態が分かりやすいよう、何のプリントもない100均のパックを使用

ウォーターキャリー、ウォーターパック、
色々な呼び名ある、ラミネート加工された
水を入れるためのソフトボトル。
中には、別部品のチューブをつけることで、
ザックを降ろさず水分補給ができるようになる
ボトルもあります。
水筒と違ってソフトな形状は使っただけ
体積が減ってくれるので、
荷物の多い登山では特に便利。
加えて、本体そのものが軽いというメリットもあります。
その一方で、内部を乾かすのに手間がかかる!
製品の中には口が広く設計されていて、
お手入れしやすいものがありますが、
このようにペットボトルの口状になっていた方が、
予備水をメインの水筒に移しやすいので、
私はこのタイプを使っています。
で、これが、本当に乾かない。
特に冬は。冬に使う人は多くないでしょうけど。
ちょっとネットで検索かければ、
色んな人のブログやwebサイトから情報が得られます。
なので、知っている人は知っていると思いますので、
そんな人はスルーして下さいね。
逆さに吊す人、立てておく人、これは経験上どれもイマイチ。
ティッシュを丸めて中に入れて転がして拭く、う~ん、ティッシュボール取り出しにくそう。却下!
中にはアルコールを流して揮発させる人もいましたが、アルコールを買う手間と費用と
飲水を入れるパックにアルコールを入れるのにやや抵抗あり、やっぱり却下。

※最近は少しやり方変えて乾かしてます。
2020.11.20「ウォーターボトルの乾かし方はやはり手ぬぐいが一番」

で、数年前から採用している方法が手ぬぐい式。
すんごく簡単です。
パックの中に乾いた手ぬぐいを、細く畳んで入れるだけ。
ね~じね~じ、ねじ込みます。 

コツ・・・は、何でしょう。
手ぬぐいは、入れやすいよう出来るだけ細くする、
パックの底に届くまで手ぬぐいを
ねじ込む、の二点くらい。
あとは、パックを立てて置いておくだけ。
(写真では寝かせてますが・・・ミス)
すると、中に溜まった水分が手ぬぐいに
ぐんぐん吸い上げられます。
毛細管現象によるものらしいです。 

数時間後のパックの隅には
薄く結露が見られる程度で、
目立つ水滴は消えています。
今回は3時間でした。
あとは、パックを揺さぶったり、
ブンブン降ったりして
中の手ぬぐいを動かしてあげれば、
あらかた水分が拭えるので、
そうしたら手ぬぐいを抜いて、
またしばらく放置。 

半日足らずできれいに乾きました。
ちなみに、水分を吸い上げて湿った
状態の手ぬぐいをそのままにしておくと、
蒸れて内部の結露がひどくなり二度手間になります。
何度か忘れて放置したらそうなってました。
なので、大きな水滴がなくなったら手ぬぐいはとって、
あとは自然乾燥が良いと思います。
お急ぎの方は、ドライヤーの風を送るという方法もあります。
ご参考までに~。

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親孝行ツアー

足跡の主は何をしにどこへ?
足跡の主は何をしにどこへ?

一週間、雪が降らずガリガリな雪になっていましたが、
週末にはしんしんと雪が降ってくれたお陰で、森の中はパフパフな
感触が復活!東京からいらしたお母様は良い運をもっていました。
一方の娘さんは滑りたい気持ちをぐっと、いや、ぐぐぐーーーっと堪えて、
雪が初体験のお母様に寄り添い、二日連続でツアーにご参加。
う~ん、なんて優しい。

私もこう年齢を重ねたいと思わずにはいられない、愛らしく、好奇心旺盛なお母様。
立ち止まって眺めてみると、今まで気付かなかった森の姿に気付けます。
その仕組みに感心したり、造形に見とれたり、雪にはしゃいだり、な親子ツアーでした。

 

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深雪ラッセル

ご友人と大遊びして転げ回って喜びを爆発させたあとの静かな森にて
ご友人と大遊びして転げ回って喜びを爆発させたあとの静かな森にて

勢いが止まらない降雪、森へ入ればスノーシューを履いても、膝~ももまで埋まるほどです。
雪が日常の人間にとっては除雪が大変、屋根雪が大変、あぁ大変、となりますが、
非日常の人にとっては、「楽しい嬉しい綺麗きゃっほー」な世界です。
そんな深雪を一通り歩き回って粉雪を堪能したお客様、私が歩いたあとに続くと
「あなたの後をたどると断然ラクになる(笑)」
「先頭の人って大変なんですね・・・」
「ついていきます!」
と。
そうですよね。
深雪の日、特に体力を温存したい人は、ガイドの後をたどりながら歩いた方が、周囲の景色を楽しむ余力ができます。
いいですよー、私はへっちゃらですから~。

 

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紅猿子

茂みの向こうで、赤に染まる小さな鳥がひらり。
今の季節、風景やよく見かけるシジュウカラやヒガラといったカラ類も地味色なので、
赤い色彩が特に際立ち、一瞬の姿でも目に飛び込んできました。
ベニマシコ、漢字で書くと「紅猿子」。
先日、千歳方面で見たこのベニマシコ(オス)も、おサルのように真っ赤っ赤でした。

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スノーシュー持参

別の日、別のツアー時に撮ったもの。私は右側の方。
別の日、別のツアー時に撮ったもの。私は右側の方。

私のツアーに参加される前に、別の会社さんでスノーシューツアーを体験し、
そのアイテムに心奪われてしまったお客様。
なんと、その方が持参したスノーシューは私がツアーで履いているのと同じタイプでした。
私のはボロボロ(と言ってもどこも壊れていないので買い換えられず)に使い込んだグレー、

彼女のは真っ赤なフレームが印象的な真新しいライトニングアッセント。
羨望の眼差しで見ていると、「勢いで買っちゃいました(照れ顔)」
まぁなんと、その情熱、素晴らしすぎます。
数あるスノーシューの中でもハイスペックでとても高価なランクに入るアッセント。

普通はそうお手軽にポンっと買える代物ではありませんが、彼女は違いました。

しかも、プライベートでもスノーシューで歩きたいという気持ちが高いご様子。
自分でスノーシューを持っているので、当然な事ですね。
歩きながら、具体的なアドバイスなど差し上げる、一風変わったツアーになりました。

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よくある質問

左:丈の短いスノーブーツにゲイターを装備
左:丈の短いスノーブーツにゲイターを装備

スノーシューツアーにお申込み頂いた方から頂く、装備に関するご質問。

Q:防水性のある登山靴にスパッツでも大丈夫ですか?

→大丈夫です。足首を固定してくれるハイカットタイプだとより良いです。
 足先が冷えやすい方は、靴下やインソールで保温する工夫をすると良いでしょう。

スノーパンツの裾にインナースパッツ(パウダーガード)があれば、ブーツに被せて雪を遮断するのが良いです。
スノーパンツの裾にインナースパッツ(パウダーガード)があれば、ブーツに被せて雪を遮断するのが良いです。

あるいは、こちらで貸出しているスノーブーツを利用する事も可能です。
これはお客様の好みで選んで頂いて結構です。
実際、履きなれたご自身のスノーブーツや登山靴で参加される方はいらっしゃいます。
だたし、靴を持参する場合、道内で車移動の方ならいざ知らず、
本州から飛行機を使ってはるばるいらっしゃる方にとっては、
結構な荷物になると思います。重いし、かさばるし・・・。
なので、どうしても自分の靴が良いの!という場合を除いて、
貸出用ブーツの利用をお勧めしています。
どうぞ遠慮なくお問合せください。

 

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3月の嵐

通行止めの情報が随時更新され、イベントは来場者の安全確保のため中止の連絡が入り、
時折吹く強い風の勢いがだんだんと高まってきました。
ニセコに限らず、明日は道内各地、暴風雪となりそうです。
お仕事という人はそうもいきませんが、不要不急の外出は控えた方が良さそうです。

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出会えなかった

今年始め、エゾシカの足跡(ブログ)を見つけた尻別川沿いへ再びやってきました。
特に今日は雪が固く締まっているので、足跡ははっきりくっきり残り放題。
生き延びてこの辺りにまだいたとしたら、足跡は簡単に見つけられるはず。
あわよくば姿もキャッチしたい、そう期待に胸膨らませたのもつかの間。
テン、キツネ、ウサギ、足跡は数多くあれど、エゾシカのものは見当たらず。
残念、今頃どうしているのやら。

さらに、遠くにいたウサギには文字通り「脱兎」の足で逃げられシャッターチャンスを逃しました。
ことごとく振られてばかりです。とほほ。
ふと見ると、斜面からごろんごろん転がった雪玉が雪俵となって落ちていました。
これなら逃げないもんね。

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まずは体験

本日は、とある方にお仕事で、自然ガイドツアー体験をして頂きました。
機会は一年前からあったのですが、何だかんだと今日に至ります。
これも縁ですね。
私のツアーは、ここに来たらこの話し、とか、この木があったらこの話し、という

テンプレートはなく、参加者の興味や好奇心に合わせた自由スタイルトークです。
もちろん今日もそのパターン。
遠すぎて枝かぶりなボケボケ画像がイマイチですが、私たちの存在を気にしながらも
姿を現したキタキツネ。
本州から来た方であれば、ここで大歓声間違いなしですが、そこはやっぱり道民です。
「あ~いますね~。」というテンション(笑)
道民あるある。
しょっちゅう見る訳ではないれど、たまには目にする身近な存在。
そうは言っても、冬のキツネは毛皮がもふもふで、何度見ても愛らしい容姿です。
ネズミでもハントしないか、何か行動起こさないか、ちょっと様子を見てましたが、
この後、お座りして休憩し始めちゃいました。

そんなキツネを後にして、冬芽、樹形、地形、樹皮・・・一つ一つを見ていく内に
違いに気づけるようになって、最後はこの木とこの木はここがこう違う!と私に
言ってくれるほどになった今日の参加者サマ。
見る目が育つの早いのなんの。
こちらも、脳力フル回転で、見つけたハテナがひらめきになるように、
観ることのお手伝いをさせて頂きました。

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季節の移ろい

街中を歩いていて耳に飛び込んで来たシジュウカラのさえずり。
最近は、外に出たら聞かない日はないくらい、鳥たちのさえずりが聞こえてきます。
積雪はふもとでも2m程はあるし、気温がプラスを示す日が増えてきたとは言え、
太陽が出ない日は体感温度が氷点下並の寒さに感じるし、春というには早い時期です。
でも、鳥のさえずり、渡り鳥の群れ、冬芽の膨らみ、そんな所からでも季節の移ろいは感じられます。
ささいなことですが、例え町の中にいたとしても、それは周りにいっぱいありますよ。

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マダムと一緒

ご家族はスキーを楽しまれているようで、お一人でいらっしゃった昨日のお客様。
「あのね、私ね、今年68歳になりますの。足腰弱ってきてあんまり早く歩けなくて、ご迷惑をおかけしてしまうかも・・・」
と恐縮のご様子。
「何も問題ありませんよー、歩くことがメインのツアーではないですから、色々見ながらゆっくり歩きましょう。」
「あらぁ、そうなの~、それは良かったわぁ、楽しみね~」ニッコリ。
と、のんびりした会話から朗らかにスタート。
歩く、立ち止まって観察、おしゃべり、写真、すべてゆっくリズム。
「まぁ~、ネコヤナギ(バッコヤナギ)があんなに開いて、かわいらしいこと~」
「本当ですね~、ふわふわしてますねぇ、〇〇さん。」
そんな熟年老夫婦のような会話を楽しむのでした。

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メガネとサングラス

今日も晴天!
道路脇の地面でエサをついばむツグミ、
上空を悠々と通過していくアオサギ、
木立から木立へすばやく入り込むベニマシコ、
ニセコでそんな鳥たちの姿を見て、季節の移ろいが加速して来たのを感じた一日でした。
こんな日は、日焼け止めと特にサングラスを忘れずに、と何度かここで書きましたが、
そう言われても、メガネの人は困りますよね。裸眼かコンタクトの方ならいざ知らず。
先日のお客様から「こんな良いのがあるなんて知りませんでした。」と感謝されたので
今日はそちらのご紹介。
知っている人は知っていると思うので、そういう方はスルーしてくださいね。

私は普段コンタクトをしているので、サングラスを掛けるのに何も問題ありません。
ただ、目の調子が思わしくない時と花粉症で粘膜が荒れている時はメガネっこになります。
その時用に車には通常のサングラスと、メガネ用サングラスの2つを常備。
こちらは、オーバーサングラスと言われていて、メガネを覆うようにして掛けるタイプです。
メガネの上からガチャッと被せるだけなので、片手でラクラク脱着なのが良いですね。
でも、メガネレンズのサイズによっては被せきれない場合があるのがあるのと、
ちょっと重いのがネック。

こっちは、「クリップオン」とか「前掛け」サングラスなんて言われてます。
メガネ本体に引っ掛けて使います。
軽いし、フレームもないので掛けていて違和感を感じにくいです。
でも、オーバーサングラスに比べるとちょっとズレやすい。あと、脱着の度にメガネを
外すことになるのが手間。
どちらも値段はピンキリですが、モノにこだわらなければ2,000円程度で買えます。

適当なモデルがいなかったので、スノーマンをこしらえてみました。
掛けた時はこんな感じになります。
どちらのタイプもそうなんですけど、見た目の大きさが目立つので、
「かっこわるい」と感じちゃうかもしれませんね。
レンズが紫外線に反応して黒くなるメガネもあるようですが、使ってる人曰く、
「脱着の手間はないし、物が増えないし、見た目は普通で良いんだけど、
高価だし、経年劣化でだんだんその反応が薄くなる。」そうなので、どっちが良いとも
悪いとも言えませんね。
ご参考までに~。

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本日も晴天

今日のお客様は、冬の間だけニセコに滞在している、
自然大好き、田舎大好き、のんびりナチュラル派な大阪の女性。
軽快な関西弁から飛び出す言葉は、その印象と打って変わって、
自然の美しさ、季節の移り変わりをキャッチして、
でも小難しいことより素直にそれに浸る女性らしい感性の持ち主でした。
そんな感性に共感しつつ、3月末らしい陽気の中、鳥のさえずり、木々の芽吹き、
春を感じながら、まだまだたっぷりある足元の雪をざっくざっく踏みしめる。
立ち止まっても、座ってお茶を飲んでいても、日差しがぽかぽかで
体が冷えません。
「これなら昼寝もできそう~」なんて今日は言ってました。
この時期のスノーシューも良いんですよね~。
あ、でも、サングラスに日焼け止め、お忘れなく。

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【お知らせ】春のイベント

ホオジロ、カワラヒワ、ヒバリといった鳥たちの動きが目につき始めたニセコ。
日に日に春らしくなってきてますね。
あと一ヶ月もすれば、早春の花が一斉に咲き始めます。
今日は、そんな花々を観察するイベント(4/28土曜日)のお知らせです。
詳しくは画像↑をクリック。
例年通りの雪解けを期待しつつ、一緒に春を感じに行きませんか?
現地集合・解散もありです~。
お問い合わせ、お気軽にどうぞ。
お問い合わせ
お申込み

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春らしく

ホオジロ
ホオジロ

融雪剤が畑にまかれ始めるようになって数週間。
それと暖かい気候もあって、雪の量はどんどん減り、畑と道路の間には地面が顔を出しました。
ここはニセコへ渡ってきた鳥たちの一部が、一時的な待機場所に利用しています。
渡ってきた鳥を真っ先に見たいならここに注目する方法もありです。

ムクドリ
ムクドリ

雪解けが進めば、森へ入って行くもの、山へ上がっていくもの、それぞれの最適環境へ
移動していきます。

私を警戒して畑の奥へ移動したヒバリ
私を警戒して畑の奥へ移動したヒバリ

最盛期のようにさえずってはいないものの、順調に見られる種類が増えてきていますね。
成虫で越冬するクジャクチョウが空を舞い、それを追いかけるヒヨドリの姿。
カラスは巣材をせっせと運び、ペアで仲良く行動するセグロセキレイ。
春への一コマは、挙げたらキリがないですね。
とにかく、季節が春らしくなってきてます。

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春爛漫っぽいけど

先々週までふわふわの毛に覆われていたバッコヤナギの新芽から雄しべが伸びて、
花粉が出始めました。
木の下に立って見上げると、まるで花びらが付いているかのような鮮やかさ。
でも、周囲の地面はまだ雪に覆われてます。

 

「ちょっとこの切れっ端どいてよ~」
と言ってるかどうか分からないけど、葉っぱで障害物を押しのけて葉を出してきてる
ように見えたカタクリ。
日当たり良好斜面はスタートダッシュが効いてますね。

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三寒四温

ニセコの4月や5月は、もう雪解けを待つばかりな季節ですね。
積雪は徐々に下がってはいますが、4~5月と「スノーシューやりたいです!」
というお申込みや「何かできないですかね?」というお問い合わせを頂いてます。
その都度、お客様がいらっしゃる日程と時期的な条件を見てどこで何をするか
考えさせて頂きますので、一度お問い合わせください。

ちなみに、今日は元同僚が会社の方を連れてツアーに参加してくれる予定でしたが、
あいにくの空模様のため、無理せずまたの機会にしました。
午後からの雨予報は変わって、かな~り湿った雪が舞っています。
この間までポカポカだったのに、三寒四温ですね。

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隠れ身の術

キバシリの独特のさえずりが近くで聞こえた今日の森。
声はすれども姿は見えず。
それもそのはず、この鳥の色は幹の微妙な濃淡を上手に表現した保護色。
名前の通り、幹に対して平行に止まって「すっすっすっ」と下から上へ
螺旋状に移動していきます。
すばやく、スズメよりやや小柄な大きさで、この保護色。

キバシリいます
キバシリいます
頭は見えてないけど、キバシリいます
頭は見えてないけど、キバシリいます

おわかり頂けただろうか。

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春が来れば思い出す

犯人はチミなのか?
犯人はチミなのか?

知り合いが「露骨雄花」と言っていて思わず吹き出した、ケヤマハンノキの雄花。
目立つ花弁や萼がないので、これで花と言われてもピンとこないかもしれませんが、
立派な雄花です。これはすでに花粉は出し切った模様。
北海道での花粉症といえば、シラカンバですが、こちらもシラカンバと同じカバノキ科に
あたるため、シラカンバの花粉症の人は反応しやすく、私も反応出ちゃう人の一人。
「何だか鼻がグズグズするなぁ、風邪かなぁ?」と思ったらぶらぶら風に揺れるこの物体を見て、
「あぁ、そうだった、そうだった。」と己の花粉症を思い出します。

そして、これが雌花。
華々しくはありませんが、花はちゃんとあります。

秋には松ぼっくりのような果穂ができ、この隙間の中から数ミリの種子が飛んでいきます。


さて、晴れて暖かい日が続き、ようやく春を強く実感できそうな今週。
ツアーにイベント、リサーチに動き回ってます。

 

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季節のギャップ

ニセコ周辺のエリアは雪解けがおおむね完了し、↑のような早春の花がどんどん咲いています。
一方のニセコはと言うと、ふもとでも数十センチの残雪があり、日当たりの良い一部の斜面で
やっと咲き始めた所です。
多雪地帯というのは、こんなにも季節の進行が他と違うのだと、顕著に感じる季節ですね。

辺り一面に咲くエゾエンゴサク、立ち止まって深呼吸すると、
甘い香りをかすかに感じました。
いい季節です。

 

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女子会のようなツアー

二日間、女性ばかりお連れして歩いてきました。
一日目は地元の方、スノーシュー初体験。
雪が締まって歩きやすく、寒すぎもしないこの時期は、
スノーシュー体験に丁度良いかもしれません。
会話を楽しみながら、斜面をずんずん進んだり、時に木を仰ぎ見ながら、
一つ一つの違いを確かめてみたり。
違いが分かってくると次の発見をして、また一つ一つ見るという、
地味~な自然観察ですが、楽しんできました(笑)

そして、ミニミニサイズの滝を見ながらお茶休憩。
お茶菓子を頬張りながら、女子トーク炸裂でした。
女同士、遠慮はいりません。

 

次の日は、すでに積雪0となった札幌からの女性たち。
雪を求めて、はるばるいらしてくれました。
動物たちの姿こそ中々見られるものではありませんが、
彼らの営みはしっかり残されています。
そんなものを観察しながら・・・

ん?ピンぼけだ~!
ん?ピンぼけだ~!

キレイと思うもの、そのものを見て楽しむ事もしてました。
鳥たちのさえずりが活発になってきている季節、聞き耳を立てたり、
動きを追ってみたり、色々アリなんでした。

 

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【道道66号(パノラマライン)】2018年4月27日開通予定

4月26日(金)10:00、道道66号(通称パノラマライン)が冬期通行止め解除となる予定です。
これで、共和町や岩内町まで通り抜けができるようになります。
このT字路を右折すると、青い看板に書いてある五色温泉へ行けます。
そこから倶知安町へ向かう道(道道58号)の、冬期通行止めは5月25日(金)11:00に解除の予定です。

標高約750m付近の五色温泉から望むイワオヌプリ。

同じエリアから見たニセコアンヌプリ。
順調に雪解けは進んでいますが、雪はまだまだあります。

この付近の登山道や遊歩道が雪から顔を出すのは、例年5月下旬~6月上旬頃。
もうすっかり路面は乾いて夏タイヤで走行できますが、ごくたまに、
5月上旬に(大抵1日で解けるような)積雪に見舞われる年があります。
ニセコエリアに限らず、道内の山間部を通行される方は、天気予報のチェックをお忘れなく。

参考サイト
北海道地区 道路情報

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秋に向けて

葉が展葉する前の春の森は、日差しが地面まで存分に届く明るい空間。
歩いていて清々しいですが、あと数週間もすれば冬芽から葉が開き新緑、
そして10月には紅葉です。
グリーンシーズンは短いですね。
先日は、眼前の植物を観察しながらも、秋のツアーを視野に入れながらフィールドワーク。
雪のたまり方によって、花が終わっている所、最盛期の所、次の季節の花が咲きそうな所、
色んなバージョンがあって面白い場所でした。
ここでの秋のツアー、整ったらお知らせしますね。

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ニセコもエゾヤマザクラ

ゴールデンウィークの道内は、場所によっては雨に見舞われましたが、
天気にめげず、後半は春の花を求めて他地域へあちこち見て歩いていました。

街中ではソメイヨシノの並木が、山ではエゾヤマザクラが春らしい風景を作っていましたね。
ニセコでは、ついこの間までかたい蕾だったエゾヤマザクラがようやくポツポツ咲き始めた所。
ここも他の地域を追いかけるように、季節が進んでいます。
春らしいことこの上ないのですが、太陽が出ないと体感温度10℃位の日があります。

北海道に遊びに来られる方は、油断なさりませんように。

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今日から愛鳥週間らしい

昔から日の出が早まる春~夏の期間は、朝4~5時頃に勝手に目が覚める私ですが、
今朝はなんと3時に目が醒めてしまい、電気も付けずぼんやり空を眺めていました。(根暗か?)
3時半頃になると、カラスが「カァー」と一声。別の所からも「カァー」と一声、単発の声がちらほら聞こえ、
空が白み始める4時頃から、カラスの声がにわかに活発になり、早朝の空へ飛んで行きました。
心の中で「いってらっしゃ~い」と見送ったあと、

歯磨きをしながらふとカレンダーに目をやると、「愛鳥週間」の文字が。
なんでも「鳥類についての正しい知識と愛護思想の普及」を目的に定められているのだそう。
ごはんを食べながら聞いているラジオからは、プロ・バードウォッチャーで野鳥図鑑も出している、
鳥くんこと永井真人氏が「バドレナリン(鳥を見てわくわく楽しくなることを指すようです)」なる発言を連発し、
インターネットのニュースにも愛鳥週間の記事が出るなど、寝起きから鳥づくしなスタートとなりました。

そんな愛鳥週間は全く意識していなかったですが、かれこれ1ヶ月くらい、
目が覚めたら身支度を簡単に整え森に行っています。
鳥のさえずりが活発になっているので、それの聞き分けをおさらい中なのです。
佇んで耳を澄ませたり、静々と歩いて鳥との意外な出会いを果たしたり、
目と耳の神経を集中させて結構楽しんでます。
早起きが苦手、森が近くにない、という人でも町の中にいる鳥の動きや声を意識してみるだけでも、
鳥たちの新たな一面が発見できて面白いものですよ。
今年は、ヤマゲラというキツツキが電信柱に取り付けてある筒でドラミングしているのに遭遇しました。

鳥のさえずりをより身近に感じてもらうきっかけに、こんな本も良いかもしれません。
愛鳥週間ならぬ、愛聴習慣、いかがですか?

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道道66号再び通行止めです

先月冬期通行止めが解除された、道道66号(通称パノラマライン)ですが、
5月10日(木)より雪崩のおそれがあるため再び通行止めとなっています。
状況を見て今週いっぱいは通行止めを実施するそうです。
お出かけの際はお気をつけください。

北海道地区 道路情報

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きっと怒ってた

小雨がぱらつく早朝の森。
何やら聞き慣れない声がどこからともなく聞こえてきます。
よく耳を澄まし、目を凝らすと、どうやらキビタキが警戒している声のよう。
その声の方向は私の帰り道で、そこを通らないわけにもいかない。
仕方がないので歩いて行くと、かなりの至近距離にやってきて引き続き
警戒の声を出し続けたキビタキ。
よほど、私が気に入らなかったのでしょう。
数枚だけカメラに収めさせてもらい、不審者(私)はそそくさと立ち去るのでした。

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気温差あります

先週末のニセコの気温(日中)7℃。

その数時間後には、気温29℃(+北海道民には辛い湿度)の世界にいました。
もう体がびっくりです。

着いた先の実家周辺
着いた先の実家周辺

住宅がひしめき合う街中に、肩を寄せるようにして残る小さな小さな緑地を見れば、
子供時代のように探検したい気持ちが沸々と湧いてきます。
でも、良い大人に成長しましたから、不法侵入はぐっと堪えて眼力のみで探検。
シラコバトでも見られたらラッキーなんですが、キジバトです。
頭上を覆う葉っぱは柿の木。
北海道では見ないので、しげしげと眺めてきました。

気温は徐々に上がりつつあるニセコですが、曇りや雨の日はことのほか寒く感じますので、
上着など羽織れるものを持参し、気温差にご注意ください。

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五色温泉周辺の積雪状況

今年のニセコの山は残雪があると巷では話題になっていますが、どうでしょうか?
こちらは、2018年5月22日、イワオヌプリ登山口の様子です。

2018年5月22日の五色温泉インフォメーションセンターから望むイワオヌプリ方面。

2015年5月22日。

2014年5月16日。

2013年5月26日。この年は、残雪が非常に多いと言われた年です。

比較して見ると2013年は特別に残雪の多い年だったのがわかりますね。
道道66号(パノラマライン)は雪崩のおそれがあるため一時的に閉鎖されていましたが、
24(木)に解除されました。
週末の山は滑り納めでにぎわうかもしれませんね。

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ツアーと神仙沼周辺の様子

一か月前からお申込みいただいていた先週末の神仙沼ツアー。
ところが、神仙沼までアクセスできる道路は、直前になって通行止めの規制が

解除になったものの、スノーシューで歩けるほどの残雪量。
数週間前から、色々な事態を想定しお客様との協議を何度も重ね、最終的には地元の小さな
博物館「倶知安風土館」での展示解説をさせていただく形となりました。
野外での活動にはなりませんでしたが、沢山のご意見とご希望を遠慮なく出して頂いたおかげで、
今回は納得の形に落ち着きました。
豪雪のメカニズムや雪国らしい道具の数々、その歴史を展示を通し見て歩き、最終的には
こんな道具で雪の上を歩けるのですよ~、と出したスノーシューと和かんじきでした。

さて、ツアーでは行くことのできなかった神仙沼はこのような感じになっています。(5/27)
わお。

入口の雪山を超えて、夏道のある辺りに立つもそれは雪の下。

地図や夏の風景・地形の記憶をたよりに、湿原まで行けば雪解けが進んで木道が出ています。

神仙沼はまだ多くの雪。

慣れていない人は道に迷いやすい状況なので、数週間後のチングルマやショウジョウバカマといった
湿原の花が始まる季節まで待った方が良いでしょう。
この日はダケカンバの新緑と花(花粉)が目に染みるのでした。

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ヤマシャクヤクをプチ追っかけ

5月初旬、エゾエンゴサクやカタクリの花が終盤のフィールドにて、
この植物は花の蕾らしきものを付けていました。
多分アレだ、実の写真は撮ってるけど花は撮りそびれてるアレ、そうだそうだ。
心の中でブツクサ言いながら、せっかくだから花も撮りたいので再訪を心に誓いその場を後に。

そして、約1ヶ月後の再会。
よっし!これにて一件落着。

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新しいコンテンツのお知らせ

新たな試みでこんなコンテンツを作ってみました。
最近、自然の中に身を置いた時に感じる内面的な部分に意識が向かう瞬間が増えてきました。
それをどうにか表現をしてみようと考えを巡らせ、「よもやま話」のコーナーを作るにいたりました。
ブログでは、自然情報やその楽しみ方、お知らせなどを書いていますが、
よもやま話では、私自身の感性そのままの世界を広げています。
まだまだ試行錯誤です。
気の向くまま、飾らぬままに書き綴るので、個性丸出しになりますが、よろしければお立ち寄りください。
「ガイド村上のよもやま話」

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週末のツアーの様子

週末のガイドツアーに申込み頂いたご夫婦、自然の中を歩くのは初めてに近いという事でしたので、
歩きやすい神仙沼周辺の木道を使って湿原散策をしてきました。 
ほんの一瞬、霧が立ち込める風情もよし。
ワタスゲの白い穂はちょうど良い季節です、湿原いっぱいに広がっていましたよ。
旦那さんの方は、ルーペで見る細かな世界を楽しんで、小さすぎて肉眼で見たら、
これ花?ってなるものも、近づいてルーペで見ると「ちゃんと花だ~」の声。
普段通りに歩いていたら眺めるだけで終わってしまいそうな植物にも色んな見方があって、
そして、その一つ一つが紡がれた風景も一緒に楽しんで、ゆったり歩いて終始穏やかな
ツアーでした。

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これはクマった

ちょっとしたハプニングでクマスプレーが腕に掛かってしまいました。
すごいんですのよ、クマスプレーの攻撃力。
むせてむせて苦しいし、皮膚はビリビリするし、色は落ちないし、一緒にいた人と
「ネタになるね(笑)」みたない会話になるしで、とりあえず書くことにしました。

「ぶしゅっ」と一瞬の噴射だったのにも関わらず、噴射液は上着とその下に着ていた
長袖シャツを通過してしまい皮膚にべったり付着。
それが腕の内側(皮膚の薄い所)だったせいか、次の日まで肌は炎症を起こし、
シャワーのお湯さえも染みてビリビリと痛いったらもう。
ついでに、お風呂場で上着とシャツを洗っている最中も、ゲホゲホゲホ・・・な感じ。

クマを撃退するものですからね、カプサイシン激烈ですよー。
気をつけましょう。(アンタがなっ)

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雨の日の森へ

蝦夷梅雨という言葉が定着してきたこの頃の北海道。
連日、雨と曇を繰り返す天気、今日も雨です。
結果的に雨に当たってしまうのはイヤだけど、雨に当たるのが前提ならイヤじゃないし、
ここの所は蒸し暑いので丁度良いくらい。
レインウェアを整え、春先カタクリが咲いていた森へ。
もうタネがこぼれ落ちはじめています。
今日はこの観察。
タネにはエライオソームという、糖や脂肪、アミノ酸が含まれた物質が付着していて、アリの餌になります。
アリは巣に持ち帰ったらそこだけ食べて、タネは巣のゴミ捨て場か土と一緒に巣の外へ捨ててしまいます。
アリは餌を獲得、カタクリのタネは遠くに移動、お互いに良いことある関係です。

アリの食いつきはいかがなものか?
ツンツンと指でタネをこぼしてしばらく待ってみました。
徐々にアリがやってきて、あち触ってこっち触って吟味して・・・

ガシッと顎でつかんだら、6本ある足をばたつかせながら懸命に引きずっていきました。
この、てんやわんやな感じがまた愛らしい。

他にも、フクジュソウ、エンレイソウ、エゾエンゴサク、スミレの仲間とかも同じ方法で
タネが運ばれますが、エンレイソウ以外ではまだ見たことがないです。
タイミングを逃しちゃってるだけなんですけどね。

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頭上のツタウルシにも気をつけて

そろそろ、雨続きの天気が落ち着きそうです。
前回のブログで雨の森は嫌いじゃないと書きましたが、気をつけなくちゃいけないものがあります。
どんなにゆっくり歩いていても、私はこれを見たらそこだけ、そそそっと足早になります。
遊歩道の上方にも枝を伸ばす木とそれに絡むツタウルシ。
雨の日は特に、これの下で立ち止まってはなりませんよ。

雨粒がウルシの葉を伝っているので、かぶれる成分も一緒に流れているでしょう。
帽子をかぶっていなかったら、それが直接肌に・・・と想像しただけでぞっとしますね。
ニセコでは出会うことが非常に多い植物です。
帽子・長袖・長ズボンで自衛はしておきましょう。

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ご無沙汰な羊蹄山

雨か曇の涼し過ぎる日が続いていましたが、昨日だけは晴れて暑い天気になりました。
2週間ぶりくらいか、山頂まで見えた羊蹄山はすっかり雪渓がなくなくなっていました。
夏の北海道らしい爽快な青空に気分が良い半面、前日比10℃弱の急な気温差に体から苦情が上がっています。
そして、今日はまた曇、明日は雨。
北海道の天気は引き続き不安定です。

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久々の晴れツアー

毎日のように降る雨、天気予報もコロコロ変わったり当たりにくかったり、
どうにもスッキリしないお天気の日が多いですが、このツアーの時は時折
青空の見える天気に恵まれました。
今回は香川からのご夫婦、夏に入ったらもうお花なんてないのでしょう、
と希望少なめにおっしゃいましたが、そんなことはありません。
湿原の花は初夏を迎え、ゼンテイカ、ヒオウギアヤメ、トキソウが見頃です。
タチギボウシもそろそろ開花。
加えてワタスゲが湿原いっぱいに広がり、花を散らしたかのように絵になっていましたよ。
ご夫婦は喜んで花を愛でて、昆虫の動きを見て、種を付けている植物を見て、遠くの雪渓を見て、
あれもこれも、たっくさん撮っていかれました。

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秋のイベントのお知らせ

イベントツアーのお知らせです。
10月6日(土)紅葉トレッキングへ行きませんか?
場所はニセコから1時間ほどの余市町・尻場山。
かつてはニシン漁で栄えた日本海を眺めながら、八十八ヶ所の地蔵尊をめぐり、
シリパ岬を目指します。

燃ゆる秋の森。

今回は女性ガイド2名でご案内しますので、女性の方お一人でも参加しやすいですよ。
もちろん、男子禁制ではないので、男性のご参加もお待ちしております。
植物や風景を楽しみたい、誰かと一緒に歩きたい、山歩き初級者、などなど、
お気軽にお問合せ・お申込みください。

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冬のツアーもどうぞ!

先日、冬のスノーシューツアーのお問合せを頂きました。
いつでも申込みOKです。
半年以上も先の事なんて・・・と遠慮なさらず、お気軽にメッセージください。

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夏へバトンタッチ

5月中頃から鳴いていたエゾハルゼミの声がほぼしなくなり、
暑さも日差しも夏らしくなった先週、羽化してしばらくしたコエゾゼミの姿を見ました。
今では短い夏を謳歌するかのように、辺りから鳴き声が聞こえてきます。

神仙沼周辺の湿原は、時折霧がかる神秘的な雰囲気を漂わせ、目にも体にも涼しい一日でした。

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湿原散策

横浜からお越しいただいたお客様と神仙沼周辺に広がる湿原を歩いてきました。
本州の酷暑には及びませんが、ニセコのふもとは33℃で湿気ムンムン、熱中症注意です。
それでも、ここは標高750mほどの山間なので28℃前後でサラリとした空気、過ごしやすかったです。

さて、私に誘われお子さんが観察する姿につられてお母さんも身を乗り出してじっくり観察~。
湿原荒らしをしている訳ではありませんよ、やさしくタッチして観察中です。

タチギボウシとそれにやってくるマルハナバチの仲間、花と虫の関係も面白かったですね。
お母さんは動画撮影にチャレンジ中。
上手く撮れたかな?

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子どもたちと一緒

倶知安町・風土館主催の「寺子屋」。
今年度からの新たな事業で、子どもたちをメインに郷土の自然の事を知ってもらう講座です。
グリーンシーズン限定の講座ですが、先日は私が担当。
座学で葉っぱの見分け方レクチャーを受けたら、今度は野外へ。
実際に手に取り、ギザギザしてる、ツルツルしてる、ゴワゴワしてる、模様(葉脈)がキレイ、
柄がながーい、なんて言い合いっこしながら、楽しく観察。楽しく採集。

室内に戻ったら、自分で見て触って持ち帰った葉っぱでトートバッグにスタンプ。
小学生の子どもたちは予想通り、大人にはない自由な配色、配置で作品を作ってくれました。

トートバッグ、いっぱい使ってね!

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涼しくなりました

30℃を超え、涼しい気候に慣れた地元民をうだらせていた北国の短い短い真夏は、
突如「先週をもって閉店しました~」と言わんばかりの、涼しい日が続いています。
朝晩はもっと涼しく、部屋の窓を開けていると肌寒く感じるほどです。
先日も、九州の方が「宿のフロントで涼しい風が吹いてきたから、クーラーですか?って聞いたら、
自然の風ですよって宿の人が開いた窓を指さしたんですよぉ。もうびっくりです。」
なんて嘘のようなホントの話しをしてくれ、存分に避暑を楽しんでおられました。
北海道も暑い日はあるけど、吹く風も日陰もちゃんと涼しいので過ごしやすいんですよね。

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葉っぱの観察&トートバッグにスタンプ

本日はご家族で4名様、野外散策とセットのものづくりツアーにご参加頂きました。
木の種類ごとに違う葉っぱの形、触っちゃいけない葉っぱも含めてしっかり見分けていきますよ。
おねえちゃんの方は、葉っぱの観察をしながらメモとスケッチ。
感心していると「だって忘れちゃうんだも~ん。」エライ!
初心を忘れかけていた私、見習います。

観察が終わったら、それぞれ好きな葉っぱでトートバッグにスタンプ。
見本を見せるも、その通りにならないのが、柔軟な子供たちの発想です。
配色がとても素晴らしい。
おねえちゃんは、オオカメノキの葉脈に注目。スジにそって別の色をのせてスタンプしていました。
良く見てますね。

おねえちゃんに負けじと、彼女の方は迷い少なくササッと、でもセンスよく、どんどんスタンプ。
途中で「この葉っぱ、名前なんだっけ~?」なんてなったら、図鑑で調べたり。
このあと、特別に標本の作り方までレクチャーして終了。
いっぱい見て、勉強して、遊びました。

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海辺に行ってみた

北海道は毎日のように雨が降り、気温は20℃前後。
これからは日ごとに涼しくなります。
夏らしい暑さが終盤に差し掛かったお盆前、海に行ってみました。

海に来たけど泳ぐでもなく釣りをするでもなく、いつも通り、ぶ~らぶらと散策。
花期はもう最後のエゾツルキンバイがちらほら。

エゾオグルマは花が終わって、ぼんぼり状の綿毛になっていました。
この形態、可愛らしいな、とシャッターを切りましたが、
家に帰って過去の画像を確かめると、やっぱり撮りためてました。
8月の海辺の画像はコレの占める割合高し!(笑)

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雨の日のツアーもまた良し

晴れから曇、曇から雨、天気予報があれよあれよと変わり、とうとう小雨になってしまいました。
ですが、今日のお客様は上下別のレインウェア&トレッキングシューズのご用意があり、
少しの雨なら行きたいとおっしゃってくださっていたので、問題なく行ってきました。
ちょっと肌寒さもあろうかと、防寒の準備もしていきましたが、途中から日が差すラッキーな天気。
雨でつやつやした緑の葉っぱは、生き生きとして綺麗でした。

ここは普段から人気のない所ですが、今日は見事に誰も居ない貸切状態。
ちらほら秋の気配を感じつつ、冬の景色に思いを馳せる、情緒豊かな一日でした。

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再訪

ニセコは日本海には割と近いのですが、太平洋となるとちょっと移動に時間が必要な位置です。
今日は、数年前に一度歩いたきりで、ずっと気になってた所へ勉強兼ねて再訪してみました。

エゾコゴメグサ。

ヒロハノカワラサイコ。

ヤナギタンポポ。

ハナイカリ。

コハマギクの花はこれから。
良い勉強になりしたが、何の工夫もない写真ばかりになってしまいました。

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今日のツアー

香港、オーストラリア・タスマニア、ニュージーランド、その他色々な所へ行っている、
行動力アリアリな私と同い年の女性が来てくれました。
海外の話しはとても興味深く、北海道と似たような風景は○○にもあるわよ~、と写真を
見せてもらって、とてもワールドワイドなツアーとなりました。
お話ししすぎて写真がありません。
オオルリボシヤンマが産卵シーズンを迎え、山の夏は、いよいよ終わろうとしています。

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珍しいわけじゃないけど、興味のあるやつ

何かの資料で、ツルニンジンの花粉媒介者はスズメバチだという一文を見て、
本当に??
と、ずっと気になっていました。
久しぶりに天気良く、風穏やかで、昆虫たちの動きも良かった先日、ツルニンジンの花を発見。
ということで、座り込み作戦です。
すぐにやってきました。
正確な種名まではわかりませんが、クロスズメバチかホオナガスズメバチの仲間のようです。

ちなみに、壺状の花の中はこんな感じです。
奥の紫色が濃いあの五角形の先に蜜があるようです。
蕾~開花直後の花は、雄しべが雌しべの方に寄っていて、花粉を柱頭にくっつけて・・・

そして、花粉を出し切った雄しべは離れます。
柱頭には花粉がべったりです。

しばらくすると柱頭の先が割れて開きます。こう段階を追って受粉体勢に入るんですね。

このハチは、花に入り込んで奥の蜜をなめて出てきた所。
ばっちり胸部に花粉がついてます。
この写真からわかるように、一足先に咲いていたものもあれば、今花盛りなのもあり、
蕾のもありました。同時に咲かないので、花粉出し中・受粉中と色んなタイミンの花が
ある事になります。
そこを、ハチが行ったり来たりして、花粉を身に着けたり、別の花に付けたりしている訳です。
なるほどね~。

良く見るとハエも潜り込んでいましたが、花粉がついた柱頭にほとんど触れていないので、
ある程度体が大きくないと花粉媒介が成立しないんですね。
あとは、キイロスズメバチでも大きさは丁度良いのかな。
そして、通行人からの「これ、珍しい花なんですか?」という質問はお約束(笑)

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ひとまずは無事です

今回の地震で、家族、友人・知人を始め、お客様にまでご連絡を頂きご心配をおかけしております。

地震による被害はありませんでしたが、全道で停電という事態です。

主要道路の交差点では警察官の方による誘導、お店の食料・乾電池は売り切れと時間が経つほど

深刻さが増しそうです。

一部の地域で復旧し始めたようですが、ニセコはまだ時間が掛かりそうです。

事態が落ち着きましたら、改めてご報告致します。

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復旧のご報告とお礼

6日に起きた地震によって、全道で停電したほか、震源地では大規模な山腹崩壊が起こり多くの被害が出てしまいました。
ありきたりな言葉ですが、心よりお見舞い申し上げます。

私の住む倶知安町は、震度4。揺れはしたものの物が倒れる・壊れるといった被害はなく、停電だけで済みました。
明け方のコンビニへ様子を見にくと食料品・水・乾電池を中心に既に品薄状態で、非常時の様相を目の当たりにしました。
地震後すぐ、念のためにバスタブに水を張り、飲料水は最悪湧き水を汲みに行けば良いかと水筒に詰める程度、
ブレーカーを落とし、コンセントから全ての線を抜き、冷凍庫の中の物を保冷剤と一緒に保冷バッグに詰めそれごと
冷凍庫へリバース。
これでだいぶ保冷がキープできるでしょう。
通信機器は使う時間帯を決めてバッテリー節約しつつ、経済産業省や北海道電力のTwitter等で情報収集。
ほかは自転車で町中をウロウロしてみたり、本を読んで過ごしました。

そうそう、こういう時のために備えておいた、モバイルバッテリーと乾電池&乾電池式の充電器が役に立ちましたよ。

荷造り準備中
荷造り準備中

こちらの地震は大きくはなかったし、停電以外大きな事態に陥らないだろうと楽観視しつつ、
一日が終わりかけても復旧しないので、明るいうちに、万が一の事が夜中に起こっても
すぐに飛び出せるよう必要な物をザックへ。
そして、日が暮れる前に夕食。ふ~。

町中に住んでいるので、普段明るい家の前は非常灯が付いている建物以外は漆黒の闇、
振興局から聞こえてくる非常用バッテリーのモーター音が虫の音に混ざって聞こえてきて異様でした。

あ、星空がきれいです。(私のカメラで星を写すの無理でした)

訳あって胆振方面にも気がかりな家があり、ちょうど家主が本州にいて不在。
そこは震度5と倶知安より強い地震だったので家の中がどうなっているか気になるものの、
まぁ、気にしても現状しょうがないので、サクッと諦めて9時半に就寝。
翌7日未明に停電は復旧しました。
ブレーカーを上げ、コンセントに差し、家電に異常がないのを確認。
そして車出し。

町内のガソリンスタンドは列をなしてました。

信号機やガソリンスタンド・コンビニの開店状況、断水など、復旧は地域によって差があるのを
実感しながら着いた家の方はほぼ無傷で「本当に震度5の地震があったのか?」と思うほど物が
動いていませんでした(笑)
ただ、冷蔵庫の生ものや冷凍庫がアウトかも。色々片付けをしてようやく落ち着きました。

ご心配、励ましのメッセージ、ありがとうございました。
バッテリー節約のため、迅速にお返事できない方もいらっしゃいましたが、
気長に返事を待って頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
北海道は一部を除き日常に戻りつつあります。
気が向いたら遊びに来てください。
私はちょっと今のライフスタイルを見つめ直す機会になりそうです。

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紅葉トレッキングツアーのお誘い

今日は10/6に企画しているツアーフィールドへ、台風通過後の様子を見てきました。

多少の風倒木があろうかと思いましたが、登山道はこのように、全く問題ありませんでした。

断崖絶壁からの絶景・日本海も健在です。
ひょぉ~、足がすくむ。

木の一部となりつつある岩。

こんな風に(どんな風に?)いつものようにのんびり歩いていると、
小鳥の群れが移動してきて囲まれました。
カラ類の混群がもうできてるのかと様子を見ていると、シジュウカラ、ゴジュウカラ、
ハシブトガラ、コゲラといった冬の混群レギュラーメンバーを筆頭に、
センダイムシクイ、キビタキも入っていました。
ふと、目を横にやると木の洞を覗き込むシジュウカラ。何してるの?

ゴジュウカラ
ゴジュウカラ

なんか出てきた。

キビタキとゴジュウカラ。遊んでいるのか、ケンカしているのか、小競合うように飛び交っていました。
センダイムシクイとキビタキは秋に北海道から渡ってしまうので、冬場にこの混群を見ることはありません。

最後にカタツムリの綱渡り。おっとっとぉ~。
という訳で遊びにきませんか?
今の所、お申込み頂いている方も女性なので、誰か一緒に歩く人がいるなら出かけたい、
と思っている女性にも参加しやすい雰囲気ですよ。
お待ちしてます。

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目を奪われたので

新緑の頃の淡い色合いも、この季節の透け感も、どちらも好きです。
一足先に秋色気分にさせてくれたヤマドリゼンマイ。
ニセコ山系の紅葉はこれから、例年9月末~10月上旬が良い頃です。
ぜひ見に来てください。

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グローブの指が余る

「足は0.5cm刻みであるのに、手はXS~LLくらいしかなくて不便だ」

私がグローブ選びの度にこぼす愚痴です。

足が小さくてフィールで使う長靴探しに
苦労すると過去に書きましたが、

どうやら私の指は人より短いようで、
長靴以上に苦労します。

全体的にはレディースMなんですけど、
絶対と言っていい程指が余ります。
それもかなり。

このグローブ、

数ある指余りグローブの中で一番マシだったやつです。

一見するとちゃんと収まってるように見えます。

指余りがマシなグローブでこんな感じ
指余りがマシなグローブでこんな感じ

でも、グローブの中はこんな感じです。
これでも、指先以外のフィット感はジャストなんですよ。
なので、ワンサイズ小さくすると今度はきつくて入りません。
指先余りがマシなグローブでこれなのでホント困ります。

よく見るサイズ表(mont-bellより)
よく見るサイズ表(mont-bellより)

物を掴む、持つ、
何をするにも余った指先が引っかかったり、
挟まったりで作業効率がとても悪い。
地味ながら、かなりのストレスです。
周囲の人から
「このグローブ、素材が☓☓で機能が○○で良いよ!」と、
お勧めされる事があっても、
すんなり受け入れられない。
ネットで大体のサイズは確認できても、
そこから各指先のフィット感までは分からないので、
ワンクリックでポチっとできないし。
店頭へ足を運び試しに装着しても合うの全然ないし。
これがいつものパターンです。

※2019年12月15日、指の長さ(日本人の平均値)について
新たな記事を書きました。
ブログ「グローブの指があまる/日本人の手指の平均って知ってる?」

で、冒頭の愚痴にいたります。
ただ最近、
ノースフェイスのグローブと
相性が良いようだと気づきこれを使ってます。
↑『イーチップグローブ』
小指が少し余るくらいで他はぴったり。
私の場合、スノーシューで歩く時は、
よっぽど冷え込まなければ薄手~中厚手でOKな体質です。
なので、このグローブの厚さは丁度良い。

こんなのもあります。
↑『ウルトラグリップグローブ』(シールスキンズ
ピタッとしたデザインで、ほぼ指余らず。
厚さは1~5段階中これは2。

謳い文句に、完全防水、防風、優れた透湿性、
とあるのでバケツに水を張り、
5分の浸水実験をしてみました。

結果!
外側はビチャビチャに濡れましたが、
中の手は濡れず、蒸れず。
ただこれ「見た目、黒い軍手じゃん」
という声があるとかないとか。
確かに?
あと、氷点下の時期は向きませんので
(濡れた外側の水分が凍る)、
プラス気温かつ雨天時の森歩きや
作業時に良いな、と思い使ってます。

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地元の子どもたちと一緒に

先日は、風土館主催の寺子屋「木の実と動物のオイシイ関係」をテーマに、
座学とフィールドワークをセットで実施してきました。
座学では、ドングリって何?ドングリはどんな生き物に運ばれているのか?食べられすぎないための工夫は?
そんなドングリに関する基礎的な所を、子どもたちの見てきたことや経験してきたこと、知っていることをもとに
少しずつ答えを探っていきます。
問いかけに対する自由な回答も、実際にドングリの不味さ加減を体験してそれはそれで盛り上がったりするのも、
寺子屋ならでは。
ただドングリを拾うだけだけじゃない、普段とは違う目線でドングリを学んでもらいました。

興味津々で座学に臨んでいた子も、足元に広がるドングリを見たら脇目も振らず
ドングリ拾いに集中!
私も子どもの頃はこんなでした。

綺麗なものを選りすぐる人、数で勝負とばかりに手当たり次第拾う人、できるだけ大きいものを拾う人、
性格がそれぞれなのも面白い。

ニセコに多いミズナラという木のドングリは、そのままでは、渋みや苦味が邪魔をして美味しく食べることは困難です。
ドングリの処理・アク抜きの方法をレクチャーし、最後はドングリの粉を使ってホットケーキにしてみました。
ドングリの独特の風味を味わうために、まずは何も付けずに味わう大人な子もいて、非常に楽しい会となりました。

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紅葉トレッキングツアー

台風直前!
ギリギリ雨に当たらず、余市の紅葉トレッキングツアー無事終了しました。
女性ガイド2名ということもあってか、参加者も女性のみとなった今回のツアー。
和気あいあいとしていて、女性同士気兼ねない雰囲気となりました。

今回は、八十八ケ所巡りという渋いテーマもありましたが、みなさん乗り気で各観音像を巡礼。
途中途中で植物観察もちゃっかり挟んで、登っては立ち止まりを繰り返して山頂です。

断崖絶壁に足がすくむ人もそうでない人も、この風景を見たら歓声を挙げずにはいられません。
「わぁ~~~~~~!すっごーーーーい!」
その顔が見たくてご案内したようなものです。
またぜひどこかへ歩きにいきましょう。

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今日のべっぴんさん

コハマギク
コハマギク

出かけた先で見つけました。
秋進む季節に花咲くべっぴんさんです。

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【2018年】ニセコの冬期通行止め情報

道道66号(通称パノラマライン)と、道道58号(倶知安と五色温泉を結ぶ道)は、
10/22(月)より冬期通行止めとなります。
これから、山の方では雪のちらつく日が出てきますね。
そして、ふもとの紅葉。例年と比べるとちょっと物足りない印象がありますが、
もうそろそろピークといった所です。
先日は、冬毛と脂肪でモコモコになったキツネが闊歩する森で、深まりつつある秋を感じました。

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雪模様の羊蹄山

羊蹄山の初冠雪が10月12日(金)に確認されました。
昨日の朝は特に冷え込み、森林限界付近までその雪が降りてきていてました。
今日も北寄りの風が入り非常に寒いです。
天気予報の「峠越えをされる方はスタッドレスタイヤの装備で」なんてアナウンスも
この時期の風物詩。私もそろそろしなければ。

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道南へ

先週末から道南方面へ、慌ただしく動いてました。
慌ただしくても、時間は作るべし。
海側でちらっと散策。

カササギ
カササギ

苫小牧や登別方面では「どこかにいないかな~。」と何となく気にしながら移動していたら、いました。
北海道は本来の生息地ではないですが、この辺では気にしていれば見ます。パンダみたいな色柄がユニーク。

函館方面の山奥では、ブナ林の黄葉がいい感じ。
目の保養になりました。

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バーチャル本棚

一体誰得?
分かりませんが(笑)、前々からやってみようと思いながら未着手だった、バーチャル本棚(仮称)。
本購入時、たまに「これ持ってたっけ・・・?」と一瞬不安になる私の記憶力。
本棚にある本を確認すれば済む話なのですが、データ化して外出先でも見れたら、あと
「村上さんこんなマニアックな本持ってるの~へぇ~これ面白そう。」なんて思ってもらえたら、
それも面白いかなと思って。
世の中私以上にマニアックな本をお持ちの方はたくさんいらっしゃいますが、
私も一般の人からするとマニアックな本を持っている方だと思うので、そういうのもちょっとずつ
公開してみようかと、動き出した所。
まだ下地も何もできてないのですが、宣言すれば着手せざるを得なくなる。かな~。
ま、少しづつ形に・・・(って大丈夫かいな)

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山の雪

2018年10月28日ニセコアンヌプリ山頂付近はうっすら雪化粧
2018年10月28日ニセコアンヌプリ山頂付近はうっすら雪化粧

10月末ですね、秋が終わろうとしています。

ニセコ山系の登山の拠点となる五色温泉周辺(標高750m付近)の雪状況はどうでしょう。

10月に入ると、どこかのタイミングで道路が真っ白になるほどの雪が降り、
スタッドレスタイヤでシーズン初の雪道運転にドキドキしながら、
でも子供のようにわくわくとした気持ちを味うのですが、はて。

過去5年間の私的な記録によると初雪があったのは・・・

2013年10月16日

2014年10月28日

2015年10月14日

2016年10月10日

2017年10月17日

この初雪は、数日で解けてしまうような雪から除雪車が出動するほどの積雪まで様々です。
そして、今朝起きて山を見たら、結構白くなってました。

五色温泉も雪模様となっていることでしょう。

2013年の初雪
2013年の初雪
2014年の初雪
2014年の初雪
2015年の初雪
2015年の初雪
2016年の初雪
2016年の初雪
2016年の初雪
2016年の初雪
2017年の初雪
2017年の初雪
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お知らせ

急なお知らせとなり、大変申し訳ありません。
事情により、自然ガイドツアー心和~cocowa~は2019年1月31日をもちまして、営業終了とさせて頂きます。
冬の営業は終了日まで鋭意続けますので、お申込み・お問い合わせお待ちしております。

ガイド業は終了しても、自然ガイドとしてお伝えしてきた事は、これからも別の形で表現していけたらと考えています。
新たな表現方法は模索中ですが、探りながら進んで行きます。

引き続きこちらのブログもよろしくおねがいします。

本棚

天井まで届くような本棚が3つ、そこの隙間という隙間に詰められた大量の本。
いつか床が抜けるんじゃないかという心配をよそに、依然増え続ける本。
どんな本を持っているか管理するための蔵書管理ソフトは使ってはいますが、
基本PCの中だけで完結、つまり自分が見るだけのものでした。
それが、外出先でそのデータを手軽に見られたり(そんな機会あんまりないけど)、
よその人がそれを見られたら面白いかな、という遊び心が手伝ってこんなサービスを使ってみました。
タグやカテゴリー分けして登録できるので、検索能力が良いです。
蔵書データーをエクスポート出来る点も良いですね。
(こういうのはいつ仕様変更されて無くなるか分からないのが不安要素ですが -_- )

なにより、登録した本が画像になって棚に並んでいく様が、視覚的にやる気を押し上げてくれます(笑)
まだプラットホームを整えただけなので、これから徐々に増やして、もっと個性的な本棚にしていこうと思います。
本棚

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しれっと交換

webサイトのホームにあるスライド。
2分10秒くらいの長編となってます。
ちょっと前に、この画像に入っている文字のフォントをゴシックから明朝に変え、差し掛えました。
カチっとした印象から詩的な奥行きのある印象に変わったかな??と思いますが、いかがでしょう。
ただこれ、スマホからだとこの世界観がイマイチ伝わらないサイズになってしまいます。残念です。
パソコンをお持ちの方はぜひ、そちら(あるいはタブレット)から見てみてください。

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しとしと雨

しめやかに降る今朝の雨。今シーズンは、平地での初雪が中々降りません。
カラマツの葉は雨風にあてられ、キラキラ輝きながら日に日に散っていきます。

森の中はこれより一足先に落葉した木ばかりで、視界はスッキリとして
野鳥観察がしやすくなりました。でも、この時期雨に打たれると非常に寒いです。
野外での自然観察は置いておいて、他のことでもしましょうかね。

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いつもと違う流れ・・・

いつも11月はガイドのお仕事が一段落して、内業とか色々捗るんですが、
今年は訳あってプライベートの方にも時間を多く使ってます。
人生初めのことだらけ、来週は道東です。

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芯から冷え冷え

「だったら外でなきゃ良いじゃん」と言われそうなくらい「寒い寒い」と言いながら、出歩く人。
室内にこもってばかりいると、外でたい症候群に激しく襲われるもので。
この季節、枯れ枯れの植物ばかりですが。

セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポ

遅すぎ咲き?早すぎ咲き?いわゆる狂い咲き。
別名はぐれタンポポと名付けておきました。

ニセコエリアではようやくの初雪。
スノーブーツ、ニット帽、出番です。

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冬が始まった

昨日からの積雪で、ニセコは平野部でも一面白色になりました。
朝、そんな景色を窓から見て、冬のウェアを着込みいそいそと外へ。
カラ類やカケス、エナガが梢や雪に埋もれかかった藪の中で餌をついばんで、
景色以外はいつも通り。
でも最初はやっぱり浮かれます。

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探索

今日は探索の日。
cocowaの事業は来年1月末で終了すると以前お伝えしましたが、その後、
私自身の新たな表現の場となりそうな土地を探し歩いてます。
日々、グーグルマップを眺めたり、地形図を眺めたり、地主さんや各町村から情報を集めたり。
今回の場所は、夏道なし、スノーシューを履くには積雪なし、正確な場所情報なし(航空写真でココと印されただけ)の、
ないないづくし。
ほんじゃあ、といつもの調子で地形図と航空写真を片手に、スノーパンツにブーツ履いて、
やぶだらけの道なき道をガシガシ進む!

進む!

進む!!

進む!!!

お~い。
今回は心ときめく出会いはありませんでしたが、これを一つの足がかりに。
まだまだ先は長い。
つづく。

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もうちょっとで

冬のツアーのお問い合わせやお申込みが入ってきておりますが、現在の積雪状況では
スノーシューツアーは厳しい状況です。
週末にまとまった雪が降りそうで、積雪が多ければ来週からツアーをと考えています。
あと、ちょっとです。

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もどかしい

ドアの所の雪を払い除けてから開けないと、車内に雪がドサっと入り込む。
ドアの所の雪を払い除けてから開けないと、車内に雪がドサっと入り込む。

朝、車の所へ行くと、ミニバンがハイエースっぽくなっているのは、ここではよくあることですが、
スノーシューフィールドはどうでしょう?
そろそろ行けないでしょうか?
という事で、今日もあちこち。

道内各地で積雪○○cm!なんて見出しのニュースが出ている割に、
ニセコはあまり豪雪地帯らしくない降りっぷり。
今日の日中も、さらっと降ったり止んだり。
スノーシュー履いても膝まで埋まるくらい軽い雪が積もってはいますが、まだ高さがないのでササに
足を引っ掛けたりします。
ササジャングル。
うーん、もどかしい。
今夜はまたちょっと降り積もりそう・・・明日はまた違う所を歩いてみましょう。

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スノーシューツアースタートです

連日20㎝超えの降雪があるニセコです。
森の中のササはだいぶ隠れ、ふかふか過ぎるぐらいの雪が積もっています。
スノーシューツアー解禁です。

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今日もスノーシュー歩き

気温-2℃、元気よく歩くとちょっと汗ばむ1日。
その分、足元の雪がほどよく締まって、歩きやすいコンディションでした。
ササも雪の下に隠れ、ほぼ真っ白な世界に。
北国らしい。

先日は、たまたま晴れ間があり、羊蹄山がくっきり現れました。
これからの季節、ニセコは毎日、雪か曇りです。
厳冬期にこんな景色に出会えたらラッキーですよ。

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通過がてらの鳥見

プライベートでよく出かける途中にある川で、毎冬見るこの鳥たち。
今日はホッチャレがなかったのか、大人しく木の上に佇んでいました。
ほどなくして、カラスが一羽登場。(上から二番目のやつ)
猛禽類を見て、カラスがギャーギャー騒ぐのはお約束。今日もお勤めご苦労さまです。
それにしても、対岸なので遠い~な~。
もうちょっと鮮明にズームしたい、でもカメラ(腕前も)の限界。

大物たちを双眼鏡で見つめている背後で何かがざわつく。
振り返るとツグミ、この地で越冬するのかい?

また木になるオジロワシに目を戻すも、今度はズザザァーーーーとけたたましい着水音。
カワアイサ(メス)一心不乱に羽繕い開始。

一歩離れてオスも羽繕い。
もう完全に気がそれた。

カルガモ、いつものメンツに安定の安心感。

今日も緑の頭が綺麗ですね、マガモ。

浮気していたら、夕暮れが近づいてきました。16:05日没、日が短い、残念。

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またしても、通過がてらの鳥見

今日も思いついて、フィールドワークの時間を確保。
通過がてら漁港に立ち寄り、冬になると良く見るいつもの面々いるかな~?
ピュンと車で入った先にいた、出合い頭のクロガモ。
「わぁっ、何かヘンなのきたー」とでも言っていそうなこの顔です。
驚いたね。

この日の日本海側は、西風強風ゴーゴーで、グローブ越しに感じる冷気が半端なかったです。
指のかじかみと煽られで、手ぶれしまくり、という言い訳。
ちょっと、クロガモにシノリガモ、メスに見張り任せてない?

テクテク移動、カモメたちの群れに遭遇。
こちらは通年見られるけど、一応チェック。
これはシロカモメかな?そう撮る瞬間に何かが通過。
・・・たまにあることです。
気を取り直してテイクツー。

なんでやねん。

今日も平和です。

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スノーシューツアー始まってます

常連の方、友人つながりのご紹介の方、新規の方、お申込み、ご参加頂きありがとうございます!
営業最終日まで気を抜くことなく、誠心誠意ご案内いたします。
年末年始のツアーをご希望の方は、まずはお問い合わせください。

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感謝とお礼

カメラ向けて逃げられた、オオアカゲラ
カメラ向けて逃げられた、オオアカゲラ

今年のブログ更新はこれで最後にしようと思います。
昔「お正月は営業されてますか?」というお問い合わせを頂いたことがありますが、大丈夫です無休です!
とは言え、ご予約で埋まっている日もありますので、年末年始は一度お問い合わせください。

さて、cocowaの事業は、来年1月末で閉じることになっています。
秋にそう決めた時、リピーターのお客様や時々手紙やメールのやり取りのあるお客様へ手紙を書きました。
お相手の顔を思い浮かべ、過去のツアーを思い出し、こんな会話したな、あんなこと言ってたな、今頃どうしてるかな、と。
手書きなので、途中で腱鞘炎になりそうでしたが(笑)、想いがある分そこは丁寧に書きあげました。
だからといって、特段、お返事を期待した訳ではありません。
お相手の負担にならないように、内容はできるだけ簡素に。
そして、投函。
すると、一通、また一通と、ぽつ、ぽつ、お返事が来るではありませんか。
手紙の人もメールの人も、どなたも心の込もったメッセージばかり。
私をイメージしたというポストカードまで入れてくださった方もいたりして。
(これは、普段私がイメージしている構図そっくりで神がかったものを感じました)
さらには、「やめちゃう前にツアー参加しに行きますので、お願いしますね」という方たちとか。
みなさん、よってたかって嬉しいことを言ってくれます。
頂いたお手紙に更にお返事をするのは変だなと思い、それ以上の行動は控えていますが、
一通一通大切に、しっかりと、心に読ませています。
お茶も飲むのがもったいなくて、ちょっと飾ってます。(その内ちゃんと頂きます)
このブログをみなさんが読んでいらっしゃるかどうか分かりませんが、この場を借りてお礼申し上げます。