長年、不思議に思われてきた
マタタビとネコの関係。
ついにそれが解明されたと
2021年1月21日ごろweb上で
話題となりました。
その具体的な解明プロセスを
書いた記事が面白かったので
リンク貼っておきます。
記事の一行目からネタバレ^^
させてるので言っちゃいますと、
ネコがマタタビに顔や体を
こすりつけるのは
「蚊よけ」なんですって。
これ、人間にも有効らしいです。
今年の1月にこの記事を読んで、
葉っぱちぎって腕に塗ってみようかな、
と思っててすっかり忘れてました。
季節はすっかり秋・・・。
ともあれ、下記リンクは
株式会社文一総合出版が運営する
BuNaというwebサイトにあります。
このサイトでは、
植物以外にも、「哺乳類」「鳥」「虫」
「魚・甲殻類・貝類」「菌類・粘菌」
「両生類・爬虫類」
のカテゴリー別に多種多様な記事を掲載しています。
個人的には「虫」が特に興味深いです^^
あと、スマホで見る前提の作りのようなので、
モニターの大きいPCだと読みづらいかも。
なので、私は約8インチのタブレットで
読んでます。お時間あるときにどうぞ。
→数百年の疑問,ついに解決!「ネコにマタタビ」解明への道<前編>
今日も相変わらず
近所の林からヒヨドリの
騒がしい声がしてきます。
まだまだ渡るのでしょう。
森や草原、農耕地へ行くと、
これから渡るであろう
小鳥たちの姿が目に付きます。
昨日のイタンキ浜の草地でも、
あちこち飛び交う小鳥の多さに
目を見張り、秋なのに春のような
賑やかな印象を受けました。
開けた所に中々出てこないけど
低木林の中ではひっきりなしに
動き回っていたカシラダカ。
ピッポ、ピッポ、と
茂みと枝先を頻繁に
行き交っていたのはベニマシコ。
秋の渡りは終盤です。
昨日はヒヨドリの渡りを
目当てに海沿いに行きましたが、
他の鳥たちの渡りも活発でした。
集まってきたのはムクドリ。
彼らもヒヨドリほどではないですが
集団になって渡りをします。
農耕地ではカシラダカが
繁殖地のサハリンから渡来中。
次の目的地は本州です。
繁殖を終えたホオジロも
一部を除いて本州へ。
カワラヒワにニュウナイスズメ。
姿は見えなかったけど
ベニマシコの地鳴きがよく聞こえました。
みなスタンバイ中です。
オオハクチョウの群れも来てました。
マガンの小群が来ていました。
左と中央のくちばしの基部に
白い模様がなく、よく見ると
くちばしの先端が黒っぽい、
幼鳥が数羽混ざっていました。
こちらも一時滞在、
越冬地の本州へ旅立つまで
見られる姿です。
まもなく大きな群れになることでしょう。
今年はシジュウカラガン見られるかな。
胆振地方の森はようやく
紅葉の雰囲気になってきました。
私が好きな晩秋まで
あとちょっとです。
噴火湾でのヒヨドリの渡り、
既に始まっています。
今日も自宅周辺のヒヨドリたちが
早朝からそれはそれは賑やかに
声を上げていました。
そんな渡りの様子を伝える
渡邉氏のFB記事がとても
良かったので
紹介がてらリンク貼っておきます。
感性溢れる文章です。
記事中の最後の方4行は特に。
そうなんですよね、
集団で渡っていく脇で漁師が船を動かし、
岸では竿を持つ釣り人がいて、
なんなら、渡っていく脇の岩場で
羽を休めるウミウやカモメたちもいる。
(ヒヨドリに囲まれたウはキョロキョロしてた。 笑)
ついヒヨドリに集中しがちだけど、
その舞台となる海には
人間を含むあらゆる生き物の
生活が同時にそこにある。
なんとなく気づいて「良い光景だな。」と
思っていた根源はこれか!と
渡邉氏の言葉が腑に落ちたのでした。
興味が湧いた方は
↓...もっと見る
から読み進めて下さい。
噴火湾を何百、何千という単位で
渡りを決行するヒヨドリたち。
今年も渡っています。
ハヤブサを警戒して
海に出てもすぐ戻って
陸地で一旦待機、
また出て、また戻って
何度も繰り返し
最後は対岸目指して渡ります。
なので、早朝から辛抱強く
待ち続けないとその場面に
出会えません。
今日は8時に渡って行きました。
シーズンに一回は見ておきたい
ヒヨドリたちの勇姿です。
秋の渡りは終盤。
森の中は小鳥たちで賑わっています。
今日も、地球岬の散策路を歩いていると
カラ類、メジロ、ヒヨドリ、
ウグイス、カワラヒワの声が
ひっきりなしに聞こえてきました。
道を行くとツグミの群れが見えました。
ツグミだけではなかろうと
よーくよく見てみると。
アカハラがいました。
シロハラっぽいのもいた。
近くの道ではシロハラの羽が
散乱していました。
猛禽類に襲われたのでしょう。
この時期は、
この辺りに住み着いているハヤブサ、
オオタカ、ハイタカの他に
たくさんの猛禽類が渡りに
やってくるので
結構あちこちで羽を拾います。
水辺の近くに行くと動物の糞。
原型を留めていないので
どちらさんのか分かりませんが、
あれは・・・。
ニホンザリガニ食べてる?
糞、アライグマじゃないと良いなぁ。
高台を歩いていると
小鳥たちがいる所より
さらに高い所から
コォコォと聞き慣れたあの声。
はっV字編隊くる!!
と急いでカメラを構えたけど、
3羽か。
夫曰くこの鳥
「なんか可愛い」んだそうで、
かなり好き度が高い様子。
河川、河口、漁港内、
これから見られる数がぐっと増えるので、
また後日、観察に行こうと思います。
少しずつ森全体の色が
褪せてきた胆振地方。
近所の林ではヒヨドリの
集団が賑やかです。
今年は見に行っていませんが、
もう噴火湾を渡っていることでしょう。
過去ブログ→噴火湾を渡りたいヒヨドリと狩りたいハヤブサの攻防
植物が枯れ始める季節だけど
まだまだ観察したい私。
ポロノット森林公園に行くと
外来種のヨウシュヤマゴボウを発見。
旧図鑑の和名は「アメリカヤマゴボウ」。
APGⅢ,Ⅳの分類体系に準拠した図鑑に
なった時に和名も変わったようです。
他にもそんな種があり時々混乱します。
エゾノコンギク→ノコンギク
とか身近なものほどアレ?ってなります。
梅沢俊氏の「新北海道の花」
2020年8月10日付で第5刷が出てますので
(APG分類体系準拠)
勉強されたい方は最新の図鑑どーぞ^^
今日、室蘭港に立寄ると
スズガモの群れがいるのを
確認しました。
室蘭近辺の港では、
10月~4月くらいの期間で
見ることができます。
「またいつものヤツらが来たな。」と
季節が変わるのを感じます。
お隣、伊達市の港では
ヒドリガモのエクリプス。
(非繁殖期のオスの羽衣のこと)
他には、カルガモ、マガモ。
数は少なめ、これから
移動途中のカモ類が
やってくることでしょう。
室蘭市内にある神社。
森が広がるでもなく
開発の進んだ町の中に
ポツンとある小さな緑地です。
ですが、ここの西側斜面
道路から遠目で観察するしかない
人が入っていけないような
(ヒトの敷地なので)
斜面で時々興味深い植物を見ます。
この日はヤマジノホトトギス。
市内あちこちで散発的に見る
植物ですが、ここにもあった。
室蘭岳でも見たイヌヨモギ。
こんな平地にも出るんですね。
ヤマジノホトトギスが出るくらい
だからよくあることなのかな?
さらに遠くに
オバケみたいに大きい頭花の
アザミのたぐい。
オヤマボクチです。
北海道の分布は
石狩以南ですが、
東北で見た以来
北海道で見たのは初。
こんな身近なところに
あったんだ・・・。
下草や木々の葉が枯れて
隙間ができ始めたので
今まで見えていなかったものが
見えるようになってきています。
見知らぬものはないか、
じっと目を凝らすと、なんかあった。
マサキ?
北海道の分布は南部なので、
自生種があってもおかしくない。
でもこれ、
公園樹や庭木に使われる木です。
生えてる場所からしてわざわざ
植栽したものではないと思いますが、
植栽木から鳥によって種が運ばれた移出モノか、
自生モノか。その判断はつきません。
海岸近くの林が生息地のようなので
(この場所も近いと言えば近いけど・・・)
次から海岸近くを歩く時は
探してみようと思います。
週末とあらば土地探しや
植物観察に出歩いていた
私たち夫婦。
先週末は夫の要望により
嗜好を変えて
カフェやパン屋巡りに長沼へ。
でも、やっぱりこういうの
挟まないと気が済まない私です。
ということで
舞鶴遊水地です。
遊水地の近くにある
プレハブを2棟くっつけた
小屋が「鳥の駅マオイトー」。
雨の日や寒い日はここから
池にいる鳥の様子を見ることができます。
開館時間は10:00~17:00。
トイレはありません。
天気が良かった(&小屋の中は暑かった)ので、
外に出て観察。
水鳥はとぉ~いーよー。
10倍の双眼鏡だと、
何とか色・姿・形が確認できる遠さ。
正確に確認するなら
プロミナーとか大砲レンズのカメラが必要です。
そんな装備の方はチラホラいらっしゃいました。
秋の渡り鳥の時期はこれからかな。
私の双眼鏡で確認できたのは、
カルガモ、マガモ、ヒドリガモ、オオバンでした。
時期と運次第でタンチョウも見られるようです。
長沼町には湧水もあり
馬追の名水という名称がついてます。
その脇から『馬追自然の森遊歩道』があり
靜台や長官山方面へトレッキングできる
ようになっていました。
今回は行けなかったので
春に来てみようかなと思います。
湧き水の味は、癖なくスッキリさっぱりで
飲みやすいです。
(私は羊蹄山麓の湧き水が一番ですけどね!)
それにしても、長沼町は札幌から近いだけあって
人手がすごい。
緊急事態宣言解除、晴天の休日というのもあったのか、
道の駅なんて満車でごった返してました。
恐るべし人口200万都市、札幌パワー。
東北の調査補助にて
散々つる性植物の洗礼を
受けてきたわたし。
(※洗礼…知らない植物ばかりで識別の嵐)
室蘭戻ってくると
いつもの見慣れた植物に
ほっとするような、
物足りないような?
ヤブガラシ。
成長早く他の植物を覆って
枯らしてしまうほどに茂る様子から
その名が付けられましたが、
つる性の植物なんて
大概そんなもんじゃない?
晩夏、
ニセコと道東の調査地で
散々見てきたな。
環境省レッドリストの
絶滅危惧Ⅱ類に該当する
ホソバノツルリンドウ。
室蘭にもあった。
(そりゃ探せばあるか)
そうそう、
話題を変えて。
随分前から話題になっている
植物判定アプリ『PictureThis』
ちょっと興味本位で使ってみました。
アプリ自体は無料ですが、
至るところに有料プランに
変更するトラップが仕掛け
られていますので、
文章よく読まずに「はい」ボタンを
押さないように気をつけて下さいね。
さすがに実があれば
正解出せるか、と思って
葉っぱのみで
識別してもらいました。
葉っぱだけで正解出してきた。
やるな。
この手のものは似た葉っぱの
ものがいくつもあるんですけどね。
今度は、若干角度と光の加減を変えて・・・
ここで間違い。
写真の角度や色、光加減で
同じものを撮っても
全く違うものが出てきます。
おそらく写真から識別点を
読み解いているのではなく、
似たような色形のものをAIが
膨大な画像の中から
探し出してきているだけ
なのでしょう。
この後、
家の近くで季節外れに咲いていた
ノハラムラサキを判定してもらったら
ワスレナグサと出ました。
違う種だけど近い。
近いけど違う。
この手のアプリの精度はこんなもんでしょう。
どうしても分からない、
科も想像できない、
そんなときに
判定結果を参考にして、
その近辺を図鑑で探せば
正解にたどり着けるかもしれませんね。
ちなみに、
ミヤマニガウリの誤判定で
出てきたアレチウリはこちら。
北米原産の特定外来生物、
1952年に静岡県清水港で確認され、
現在はあらゆる河川敷で大繁茂しています。
幸い北海道ではまだ確認されていない・・・
と思います。
※2021/10/12修正
アレチウリは北海道でも確認されていました。
→「特定外来生物第二次指定植物・北海道の現状」北方三草会
ハチに刺されたときや
マムシに噛まれたときに
使用するポイズンリムーバー。
以前のブログで結構簡単に破損する
という記事を書きました。
→ポイズンリムーバーは案外簡単に壊れる
そしたら、ある方がコメントを残してくれ、
やっぱり同じように壊れたとのこと。
予備を持とうかどうしようかと思って
結局持たずにいた訳ですが、
そんなコメントを頂いて決心。
予備を携行することにしました。
同じものを追加購入でも良かったのですが、
同じようにあっさり壊れるのも嫌だなと
思ってこちらをポチっと。
中身はこんな。
本体
カップ4種
アルコールパッド
絆創膏
カミソリ
ゴムバンド(止血帯)
取説
私の目的は本体で
他のアイテムは
結構どうでも良いので^^、
(自前のファーストエイドキットに入ってるのもあるし)
それらが使えそうな
代物かどうか特に見てません。
なぜ追加購入をこれにしたかというと
元々持っていたカップと
互換性がありそうだったので。
カップをそれぞれ入れ替えても
問題なく使用できました。
なので、携行すべきカップの数は
増やすことなく本体のみ追加で
荷物を最小限に。
どちらも作りは一緒なので
使用方法も一緒です。
モノは違うけど
作りも素材も一緒、
なんなら多分両方とも何かの
類似品だと思うので劣化スピードも
一緒な気がしないこともないです。
でも、まぁ、いっか、てことで。
今まで持っていたケースの
仕切りを取っ払って
本体2本を収め、
キャップはポケットに。
ただ、amazon見ていると
このケースは改良されて
よりコンパクトになっているようなので
現在販売中のケースに2本は入らないかも。
今持ってるケースが壊れたら
100均とかで適当なケースを買わねばね。
これで突然の破損にも対応出来るかな?
先週末、夫に付き添い
マスイチ展望台に鳥見へ。
ずっと静かだった上空に
示し合わせたかのように
猛禽たちが鷹柱を作って
飛んでいきました。
これはその内の一羽、トビ。
待っていると色んな猛禽が
通過していきます。
中にはキィーッキィーッと
叫びながら小競合うハイ(?)タカ。
この日はハチクマらしき鳥影も
ありました。
鳥も良いけど、
植物屋の私は足元の
植物が気になります^^
花弁が何者かによって食べられ
でっかいハキダメギクみたいに
なりかけてるコハマギク。
ちょうど食べられかけの
花弁に止まった昆虫を発見。
犯人はお前か!
現行犯だ!
と思ったけど
口が固形物を齧り取って
食べられる形をしていません。
舐め取るとか吸う形ですよね。
じゃあ本当の原因は?
何かのイモムシか
ナメクジとかでしょうか。
クサギの実がターコイズブルーから
紺色に変わりました。
季節がどんどん進みます。