地球岬の遊歩道、
結構雪が積りましたね。
スノーシューは必要ないけど、
長めのブーツでないと
雪が靴の中に入りそうな感じです。
私はいつもの通り、
スノーブーツにスノーパンツで
完全防備です。
温かいのはもとより、
なんたってこれを来てさえいれば、
雪の上に寝っ転がろうが
何だろうが濡れるのを
気にせず動けますから。
ためらい、なし^^
今日も平常運転です。
北海道の昨夜の雪、
雪に慣れた北国の人間でも
酷いと思いました。
室蘭は雪より風が酷かったですが。
高速道路も午前中には通行止め解除と
なるかと思いきや14:00近くになっても
まだ解除ならず。
Yahoo!天気の雪雲レーダーの
いつもの積雪地帯。
まだ雪雲かかってるんですね。
これでは、除雪が追いつくはずもなく。
室蘭は他の地域からしたら
雪は大したことないですが、
気温が高いせいで、
液体になる寸前のジェラート
みたいな路面です。
この道は(市道だけど)
市の除雪車ほぼ来ないので、
夜間にこれが凍って
轍と氷塊でヤバイことになります。
仕方がないので近所のこの道を
除雪すべく出張りましたが、
雪をすくったスコップの重いこと。
他に上げたいブログありましたけど、
戦意喪失したのでまた今度。
たぶん明日。
↑昨日こんな告知を見つけました。
2022年1月20日(木)20:00~
テーマ設定の一つに
『博物館に興味を持つ一般の方や学芸員に
なりたい高校生や大学生をイメージして、
「博物館でより深く学ぶために、
この本を読んでみて欲しい」
という一冊を選びます。』とあります。
個人的には中々興味深いです。
最近、こうしたオンライン配信が
当たり前になって有り難いったら
ありゃしないです。
でも、人と約束したり場所を予約する
といった物理的な束縛がないので、
日時を忘れがち(私はね^^)。
リマインダー設定しておこう。
リンク→「集まれ!北海道の学芸員」
『Namibia: Live stream in the Namib Desert』
昨年の12月にこのチャンネルを
見つけて以来、結構見てます。
これはナミビアの
ナミブ砂漠にある水場の様子を
ライブ配信しているもので、
基本的にはオリックスが
居座っている確率の高い
ライブ映像です^^
他の動物もやっては来ますが、
オリックスと違って長居しないので
見ていられる時間はわずか。
↑はいつものオリックスの脇からガゼル?
オリックスは気が強いのか、
仲間同士でも結構オラついてます。
他の動物が来るとなおのこと。
でも、キリンとかヌーとかには大人しく、
シマウマやガゼル、ハトなんかには
この体勢で突っ込んでいったりするので
オラつく相手は選んでいる様子。
なのでシマウマはいつも
オリックスの顔色を
うかがいながら
水場へ寄っていってる
ように見えます。
ちなみに、シマウマ、野良ウマは
みんな仲良くピトっとくっついて
水飲みします^^カワ
巻き角オリックス。
生まれつきの疾患か?
中には折れてたり
曲がってたりする個体もいます。
ダチョウ来た。
夜間にウサギやヤマアラシが
来てたこともありましたね。
この他にも、ジャッカル、野良ウマ、
キリン、白黒のカラス、
ハトの群れを狙ったハヤブサらしき猛禽類
なんかを見ましたよ。
あ、そうそう、本当に時々ヒューマン登場します(笑)
過去の動画を見るとチーターなんかも来たり。
動物たちの動向が気になって
何かこう中毒性があります。
チャット機能もついてて
(英語オンリーです)
「bye zebra」
「Welcome horses」
「beautiful and cool leg……ostrich......」
とか、読んでてクスってなります。
おすすめ^^
オオイタドリです。
北海道の低地から山地に
よくあるオオイタドリ。
高さは2m前後のものが
多い印象ですが、
中には3mに達するものもあり、
成長しすぎると
視界を妨げてしまうので、
道路脇にあるものは特に
邪魔者扱いされるアレです。
一方のイタドリは、
北海道(主に道南)
にもありますが、
本州の方に多く、
オオイタドリほどに
大きくなりません。
高さは0.5~1.5m。
オオイタドリと違う点は
いくつかありますが、
全体的に小ぶりなほか
葉の基部が心形にならなず、
葉の先が急に尖ります。
そして、私が今住む胆振地方には
その間を取った形の
オオイタドリがあります。
基部と葉の先の形はイタドリ、
でも身長163cmの私を
優に超すそれは
オオイタドリそのもの。
こちらに移り住んでから
こうしたものを頻繁に見て
不思議に思っていましたが、
図鑑をよく読めばヒントが。
オオイタドリの近似種に
ケイタドリがあり
図鑑によっては
茎や葉裏脈上に短くとがった毛がある、とか
葉の基部が心形にならず先は急にとがる、と
表現されています。
あぁなるほどそういうことか、
と個人的には腑に落ちています。
最近、46年前に書かれた
植物誌を読んでいるのですが、
その中に、
「大型でありながらイタドリに近い葉を持った中間型がある」
という記述を見つけました。
何だか昔の人と同じものを
同じような目で見ていた気がして、
なんとも言えぬ共有感に包まれました。
過去の記録を見るというのは、
昔はよく分からなかったものが
今もよく分からないままだったり、
今なら分かるようになったものがあったり、
物事の流れが垣間見れて面白いものです。
また、今とは違う昔の植物名が出てきて
それが何なのか分からなくて、
昔の図鑑引っ張り出して調べたり^^
中には興味深い情報もあって、
(多分今は開発行為により消失)
私も後世に残って欲しい植物に
心当たりがありすぎるので
文章で残せれば・・・
いやいやいやいや、
責任半端ないのでやらない、かな。
専門家に任せたい、誰かいませんか。
森の中に建てる家と小屋、
打ち合わせが始まってから
平面図ではイメージが湧きにくい
箇所が出てきたので、
ネットに転がってたソフトを使って
仮想小屋を作成しています。
3Dで見て、意外と広いね、意外と狭いね、
意外と良いね、意外と・・・きりがない。
妄想が膨らみ過ぎて爆発しそうです。
わたし達の森のテーマは生物多様性。
森を買ったら突然ふっとこの言葉が
降りてきました。
たぶん、買う前から
私の内面にあったんでしょうね。
よって、最近はこうしたテーマの
本を取り寄せては合間に読む日々。
あと、このサイトを
引っ越ししたくワードプレスの
勉強しながら作業してます。
はい、苦戦してまーす。
それらと同時に四十数年前に書かれた
植物誌を読みふけってます。
「東町湿原ってどこよ?今の東町にこの植物がありそうな湿原ってなくない?」
「幌別原野って?幌別って住宅地ばっかよ?」
「亀田浜??」
「東町から幌別に向かう国道36号沿いの湿原に産する??????」
と分からない場所が出てきます。
昔はあったんでしょうね。
あちこちに湿原が。原野が。
特にそんな場所で、
(昔はどうだか分からないけど)
貴重な植物があったという
記載を見ると口惜しいくやしい。
また、測量山では海岸のものから
高山のもの、貴重なものまで
色んな植物の記述があり
「なんだ測量山、万能だな、おい。」と
困惑気味になってます。
一方で、
「春のフクジュソウ狩りで測量山の群落は壊滅寸前」
「海岸の岸壁にあったものは盆栽用に採取され絶滅したと思われ」
というようなことも書いてあり
残念な気持ちで一杯です。
そんな訳で、
今は復活したんじゃないか、とか
今も残っているのか、とか
本当にソレなのか、という
探索の気持ちを大いに刺激されて、
春から、あんなものやこんなものを
探しに出かけようと
植物誌を読みながら
グーグルマップを見てメモ魔になってます。
でも、知識と理解力が足りてないため、
作業ははかどっておらず、でも、
やり始めると止め時が分からない
性分が勃発して外に出れてません。
没頭するあまり喉カラカラ状態でも
構わず続行する日々。
体に悪そ。
あぁ、スノーシューも履きたい。
冬鳥も(レンジャクもそろそろ)
見に行きたい・・・、
自分がもう4人くらい欲しいです。
最近何度も話題に出してる
四十数年前の植物誌。(くどい?)
分からない場所の名が
バンバン出てきてる訳なんですが、
その中に東室蘭湿原と鷲別湿原があります。
今の東室蘭、鷲別は住宅地です。
もちろん、地図を見ても湿原なんて
文字はないですし、航空写真を見ても
それらしき場所はありません。
この度々登場する湿原って
どんな所だったのよ、と調べてみると
昭和35年に出された学術誌を発見。
冒頭の「東室蘭より鷲別にかけての一帯には湿原が広がっている」
という文章に「やはりか。」となります。
植物目録を見ると、
(イネ、カヤツリグサ科の事は分かりませんが)
シロバナカモメヅルとかバアソブとか、
タヌキモとかヒメハッカとか
ツルコケモモとかがあり、
実に興味深い湿原だったことがうかがえます。
というか、当時の調査員が興味深い種が
数々生育すると言っていた湿原を
なんで跡形もなく開発してしまったんだーと
やるせなさを感じてます。
グリーンシーズンに入ったら、
念の為、この辺りを探して
歩いてみようとは思いますが、
当時の植物を見ることはかなわないでしょう。
非常に残念です。
リンク
40~60年前の植物誌を読んで思ったこと。
大自然も良いけれど、
足元にある自然をもっと
大事にすることができたら、
どんなに良かったか。
リンク→「未来の人に森を残したい理由」
今日、ハシブトガラが
住宅地近くの林で
さえずっているのを聞きました。
本格的な繁殖には
まだ早いのでしょうけど、
土着の野鳥たちの間では
陣取り合戦が始まりつつ
あるのかもしれません。
北海道の人は信じられないかも
しれませんが、
室蘭では早い所で3月上旬頃から
フクジュソウが咲き始めます。
(条件がいいと2月下旬)
室蘭の冬は短いですね・・・。
※映像は2021年2月6日のものです。
雪積もる地球岬。
歩く人がソコソコいるようで、
散策路の雪はそれなりに
踏み固まっていました。
長靴でいけないことはないけど
スノーシュー出して散策。
アライグマの様子を見に来ましたが、
昨年のようなあからさまなのは
見つけられず。
また来よう。
代わりと言ってはなんですが、
人間の足跡が沢沿いにずっと付いていて
何かを探索していた痕跡が
残されていました。
ゴロっとした石をよけて・・・
こんな時期に何を探していたんでしょう。
谷底の沢に注ぐ小さな沢は
いくつもあります。
そこも一つ一つ登って
探索していたようです。
冬にザリガニ探し?
そんな訳ないと思いますが、
何のためなのかよく分かりません。
この時期は目立ってしまいますね。
スノーシューこそ履いてますが、
たいした積雪でないので、
道脇の地面なんか顔出してます。
ちょうど最近謎が解けた植物が
そこにあったので観察してます。
何度も言いますが、
たいした積雪でないので
斜面が雪で埋もれることはなく、
むき出しです。
こういう所、春が早く来るんですよね。
2月下旬には何か出てきそうです。
もうそろそろ、冬から春モードに
頭切り替えないといけないかな??
気分的にはまだ冬がいいですが^^
行こうと思ってたフィールド、
工事で車を停めにくい状況
だったので変更して測量山方面へ。
歩いていると暑かった!
もっと軽装で来れば良かったと
思うくらいポカポカ陽気でした。
ハシブトガラに続き
シジュウカラもさえずり、
陽気に誘われ動き出しちゃったのか、
雪上にはテントウムシやユスリカの仲間、
アブっぽい昆虫の姿が。
なんかもう春っぽい。
上空には旋回するノスリの姿。
なんとなーく見続けていると
オジロワシ参上。
どんどん上昇する
ノスリとオジロワシ。
この直後に3羽加わって、
その後もう3羽加わって
ちょっとした鷹柱のようになりました。
オオワシっぽいのもいたけど、
こういう時に限って
双眼鏡を置いてきているという^^
昨日、スーパー裏手のナナカマドに
ツグミ(北海道はおおかた旅鳥)が
数羽群がっていて「あぁ、いるなぁ。」と
思っていましたが、
今日の林はツグミ祭り。
群れになってキョキョキョッと
鳴いていて、まあ賑やか^^
ナナカマドの実を次から次へと
ついばんでいきました。
季節が変わろうとしています。
月イチ恒例、
自分たちの森の様子見。
多分、今時期が一番雪深いと
思いますが、
到着してみると何か拍子抜け。
どうやら、地元の方々も
「今年は雪少ない」と
口にしているそう。
気象庁のページを見ると
累積降雪量も最深積雪も例年より少ない数値です。
例年はもうちょっと多いんですね。
多雪地帯なので
強力な除雪機が必要ですが、
もといた倶知安の記憶が
頭にこびりついているせいか、
「それでも、こんなモンか・・・。」
くらいの心持ちです。
さ、私たちの森はこの先。
スノーシューで進んでいきます。
前回、ピンテで色々目印を付けました。
でも、工務店との打ち合わせで
考えを改めねばならなくなり、
無念・・・、となっています。
半分諦めて新規で物事を考えつつ、
もともと希望していた形で
実現できる方法を探っていこうと思います。
ところで、
この直線に散策路付けたら
気持ち良さそうじゃないですか?
土地の中には結構な面積の
トドマツ植林があります。
将来的には減らしたい。
薪にできなくはないけど
そんな向いてなさそうだし、
どう活用したものかと思いますが、
とりあえず家と小屋を建ててから
本気で考えます^^
周囲の人には
「土地と木を活用して、畑とか木工とかやらないの?」と
よく聞かれます。
農業の危機が迫っているのは
分かっていますが、
私自身はやる気ゼロです(笑)
私が植物の世話をすると
なぜか光の速さで
枯れていくんですよ。
木工も手先が器用な方なので
気分が乗ればこだわって作るんですが、
気分が乗らないとものすごくいい加減な
ものを作るので、あまりやる気ないです。
なので、家庭菜園とDIYは夫に任せて、
私はひたすら木こりと
レンタルスペースのオーナー業に
集中してこうと思います^^
太平洋側は積雪の少なさから
もともとエゾシカの多い地域でしたが、
色々な要因が合わさって
エゾシカはさらに増えています。
この公園では、冬になると
イチイの樹皮を食べにやってくる
エゾシカがいるようで、
園内に植えられているイチイは
軒並み食害にあっています。
「動物園みたいなニオイがするな・・・」と
周囲を見渡すと地面に大量のフン。
ここには至るところに
エゾシカのフンが落ちていて、
よく見ないで歩くと
「踏まないで進むのは困難なゾーン」に
侵入してたりします。
食害も問題ですし、
個体数に比例するように
マダニも地域に増えてしまうので
本当にやっかい。
6月にここの広場を歩いていて、
ちょっとかがんだ時に
マダニが靴に付いたのを
発見したときはもう
ウンザリしました。
この地域は平地の住宅地すぐそこの
緑地でこれがノーマルモードです。
多すぎません??
気分を変えて植物観察。
小川沿いで
ホソバノヨツバムグラが
常緑で越冬してました。
あぁ、これ見てパッと名前が
出てこなかった。
一回図鑑見ちゃった。
くやしぃ。
しばらくは図鑑が愛読書だ。
市内の緑地を歩いていると
道脇の常緑の樹木が
目に入ってきました。
マサキでした。
以前、近所の家の玄関先に
植えられているのを見て、
さらに数軒そんなお宅も発見して、
以来、市内の緑地にある
マサキは自生株ではなく、
鳥がタネを運んで定着
したものなんだろうなと
思ってます。
今冬は初めて歩くこの緑地、
イボタノキのシカによる食害が
目立っていました。
あっちのもこっちのも樹皮がズタズタ。
この数年で、シカの食害の勢いが
際立って目立つ気がするのは
単なる思い込みなのか?
立ち止まって観察していると、
エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、
ゴジュウカラ、コゲラの混群が
やってきて囲まれました。
冬ならではの光景ですが、
それもあと少し。
あと数週間でフクジュソウ、
一ヶ月後にはキクザキイチゲ、
グリーンシーズンが始まります。
昔の植物誌を読んで刺激されたお陰で、
今年は地元を歩く機会が一層増える予感。
新居計画もあるし、忙しくなりそうです。
今冬はあまり足を運んでいない地球岬。
2回目となる冬の訪問は
一周しようと思ったけど
激風に負けて半周で終了。
室蘭ってホント風強い。
アライグマの様子が気になって
水辺を中心に足跡を
見て歩きましたが、キツネと
ツグミかな?
これくらいでした。
破壊されていく様に
立ち会うことほど
辛いものはないので
ちょっとホッとしました。
が、完全にいなくなったのか
たまたま痕跡が見られなかったのか
わかりません。
キツネの足跡をたどると
雪を掘って餌を探した様子。
何か採れました?
キツネの足跡が付いた雪面には
トビムシがびっしり。
ぴょんぴょん跳ねて移動するので、
ピントが合った瞬間に画面から
消えてるのはよくあること。
タイミングは運任せです。
これが目につく時期ですか、
そうですか、そうですか。
冬が明けますな~。
キジムシロだと思ってたけど
あれ?ツルキジムシロだったかも
となった植物。
赤茶色で越冬していた葉が
緑色に変化してきています。
春ですな~。(まだ早い)
近所の林では
ヤマガラもさえずり始めて、
日ごとに春の気配が濃くなって
きています。
明日も森に行こう。
混沌とした世の中です。
精神的な負担を減らしながら、
現実と向き合い、
自分ができることを見つめ、
そこに労力を割いていこう、
と思います。
リンク→「気分が晴れないときは森に行く」
去年の今時期にさえずっていた
カワガラスの声をまた聞きたいな、
と思って行ってきました。
が、今日はミソサザイが地鳴きで
ちょこちょこいるだけで
本命の声には出会えず。
陽気に誘われ、
なんとなくボーッと立っていると
頭上から「カッ!」「ガッ!」「コッ!」
とキツツキが木を突く音がしてきます。
頭に木くずが降り注ぐこの状況に
どうしたものかと少し悩みましたが、
動くけどびっくりしないでねー・・・
と心で断りつつ、ソロソロと離れ、
振り返って見るとオオアカゲラでした。
アカゲラほど見る機会は多くないので
久しぶり。
そう言えば、
これから建てる家は
森の中なんですよね。
あれ、キツツキに穴
開けられないかしら。
火災保険の特約とか
調べとこうかな?
悪化し続ける世界情勢。
一部を残し、マンボウ解除となり
旅行やレジャーといった娯楽による
経済活動の活性を望む声がありますが、
あらゆるものを輸入に頼っている
日本は悪化する要素しかなく。
これからは、そんなコトは起こらないだろう、
と多くの人が思っている事が
起こり続けると思うんですよね。
早いところ家を建てて、
食料とエネルギーの自活をしながら
次へ進みたいのですが、
整地・インフラ整備・建設には
時間と手間がかかるので、
もどかしいったらもう。
(莫大な富があれば話しは別ですが^^)
気づきはとうの昔にあったのに、
土地との出会いが遅くなってしまい、
結果的に後手に回っているような・・・
焦るな自分、と言い聞かせる毎日です。
日中の気温が5℃を超える日が続き、
町中の雪は一掃されつつあります。
森の中は地形と枝の茂り具合に
左右されるので、場所によっては
しぶとく残っています。
こちらは地球岬の散策路。
一番解けてるところでこんな感じです。
まだ気が早いですが、
キクザキイチゲの花^^
やってきましたね。
場所を移してフクジュソウ探し。
今日は曇天なので、
開く気配は全くないですね。
この日、一番気になったのは
スギにつけられたシカの食痕。
この画像の先のスギも延々と
食べられていました。
これはまだ瑞々しいので、
今シーズンに付けられたもの。
林の中をざっと見て回ったところ
古い食痕はあまりなかったので、
今年は随分たくさんお食べになったようで。
全周の樹皮を剥ぎ取られた木は
形成層が失われるのでやがて枯死します。
この辺りは、そんな食べ方をされた
スギばかりでした。
シカの躍進を止めるのは、難しい。
これを撮ったのは
北黄金貝塚公園なので
伊達市になる訳ですが、
室蘭市の境界線から
3kmくらいしか離れてないので、
室蘭市内の地面の出ている草地
にも来ていると思います。
最初は地面をトトトトトトと
移動して採餌しているあの鳥、
ツグミを観察していたんですが、
聞き覚えのあるような、
ないような、そんな
ぐぜり声と共に
6羽ほどが草地に降り立ちました。
声質と時期と草地と・・・
ヒバリか?早くない?と
双眼鏡で見るとヒバリでした。
もう渡って来てたんですね。
これから道内各地で
見られることでしょう。
道路に積もっていた雪は
ほぼなくなりましたが、
森の中はまだまだ残雪。
春の植物を観察するには
少し早いので今日も鳥見。
この時期恒例の
マガンにオオハクチョウ、
ミヤマガラスが農耕地に
やってきています。
もうそろそろ渡りですね。
やけに白っぽい斑点が
目立つトドマツ林だな
とよく見ると
アオサギのコロニーでした。
北海道では
3月下旬ころから繁殖が
始まると言われていますが、
こちらのコロニーは、
どちらの巣も結構出来上がって
いる様子です。
スタートダッシュ効きすぎじゃない?
このコロニーの下に散策路が
あるんですが、
フンとかエサの残骸とかが
ボトボト落ちてきそうで
いやだなぁ・・・。
次回、傘持ってこうかな。
町中の雪はだいたい良いところ
解けたところですが、
森の中はまだまだ残雪です。
地球岬の遊歩道もこの通り。
斜面で雪が積もっていないところに
ちらほらとキクザキイチゲの葉が
出てきている程度で
花にはまだ時間が掛かりそうです。
昨年はグリーンシーズン中に
市の箱罠が設置されていましたが、
アライグマは残念ながら
今年もここで活動しているようです。
エゾアカガエル、エゾサンショウウオの
繁殖はもう間もなくなので、
この足跡のアライグマもそれを目当てに
ウロウロしているのでしょう。
なかなか厳しいです。
近所の緑地を歩いていると
キタコブシの蕾が目に入りました。
ふっくらしてはいるものの
蕾はまだかたい。
町中の道路の雪は
すっかりなくなったのに、
森の中はまだコレなので
春の植物観察は「待て」状態です。
ここは女測量山の遊歩道、
巣材を運んでいたカラスが
私の事が気に入らないと
ガーガー文句言ってきました。
気をつけましょう。
そうそう、測量山へ行く車道は
通行止めになっています。
測量山へ行くには
女測量山のある唐松平の駐車場に
車を停めて徒歩で行くことになります。
詳しくは→こちら
その唐松平の駐車場は
3月23日現在でこんな。
雪解けはよ。
2019、2020、2021年と
室蘭の林内で撮った画像を
見れば見るほど
今年の森の中の雪解けは
遅々として進んでいないのが
よくわかります。
一部の場所で
フクジュソウが見頃なのを除き、
花ラッシュには程遠い・・・。
明日はキバナノアマナの群落、
様子を見に行こう。
この緑地はちょっとヘンな姿な
コジマエンレイソウが多々出る場所。
それの時期にはまだ早いだろうけど、
早春に来たことないな、と思って
立ち寄ってみました。
室蘭は積雪が例年より多かったせいで、
エゾシカたちはエサに困ったんでしょうか。
イボタノキ、スギに続き
ここではツリバナの樹皮が
選択的に食されていました。
エンレイソウはやっと葉が
開いたところ。
これからですね。
キバナノアマナが咲き始めました。
ササがまだ寝ているので
視界が開けていて色々と
探しやすい^^
グリーンシーズン中は
気づかなかった広場のような
斜面にフクジュソウが群生
していました。
今時期の春らしい景色って嬉しいですね。
よきよき。
10日前にあった森の中の雪は
もう殆どが解けてなくなり、
地面が見えるようになりました。
そうなると、植物の動きは
早いはやい。
すでに見頃を迎えた場所もあります。
意識は内から外へ、明日も歩きます^^
→「室蘭に春がやってきた」
室蘭市内のあちこちの緑地で
ヤマネコノメソウが咲き始めました。
図鑑によると
雄しべは8個、
時に4個とありますが、
室蘭では4個の個体を
割とよく見るかなぁ、
という印象です。
ニリンソウの花、
ちょっと早まったね。
カタクリは順調に花茎を伸ばしてます。
そうそう、2021年は4月8日にルリビタキを
確認しているので、そろそろ来ているかなと
思って気にはしていますが、
今年は植物観察の方に特に力が入っていて
鳥は色々と見逃してるような気がします。
この間も測量山行ってきましたけど、
ずっと下見てました^^
来年、上川方面の森に新居建てて
移住したいなと考えているので、
こちらの植物をじっくり見られるのは
今年で最後になる、はず。
さー歩くぞー。
残雪多く、中々雪解けが進まなかった室蘭。
北斜面にしぶとく残るものの
ほとんどの雪は解けました。
ウグイス、ルリビタキの姿や声は
まだありませんでしたが、
そろそろなんじゃないでしょうか。
南斜面は日当たりが良いので
キクザキイチゲが
ぐんぐん伸びてます。
春本番ですね。
行きしなに見た捨てられた犬の毛、
なくなっていたので「あれ?」と
思ったら口いっぱいに咥えた
ハシボソガラスがいました。
ブラッシングしたあとの毛を
放置していく飼い主は
如何なものかと思いますが、
それをテコテコ歩きながら
回収していく姿は
誰が何と言おうと愛らしい!
巣材にするのでしょう。
子育て頑張って。
今日、室蘭市内で
ウグイスのさえずりを聞きました。
シーズン入りたての頃は
消え入りそうな声だったり、
調子外れだっりするんですが、
今日聞いたそれは調子が良さそうな、
いつもの聞き慣れた声でした。
北海道で見られるウグイスは、
秋になると越冬のため本州へ渡り、
春になると繁殖のためやってくる夏鳥です。
他の鳥と比べてさえずりを聞ける
期間が長めで、
夏頃まで「ホーホケキョ」の声が聞けます。
しかも、低地から山地まで
笹薮さえあれば割とどこにでもいるので、
夏頃になるともう聞き飽きたなぁ、
となってしまうくらいです。
それでも春一番にこの声を聞くと、
やっぱり嬉しくなっちゃうもんです。
やぁやぁ、よく来たね。
先の冬の間に読んでいた、
昔々の室蘭の植物誌。
そこには、ハルリンドウの名が。
北海道の図鑑(梅沢俊)に
ハルリンドウの掲載はありません。
でも、ハルリンドウの変種(高山タイプ)で
タテヤマリンドウなら北海道(西部)に
分布があるということなので、
植物誌に出てきたハルリンドウは、
タテヤマリンドウのことかなぁと
という気がしています。
ただ、タテヤマリンドウなら湿原・湿地に
あるはずなのに、
植物誌には「日当たりのよい丘陵地」と。
それじゃフデリンドウじゃん^^
でも、フデリンドウとタテヤマリンドウで
植物に詳しい人が誤同定なんてないですよねぇ。
それとも、
本当にそれはハルリンドウで
移出モノだったのか?
もう訳分からないループに入ってます。
よく似たフデリンドウなら
例え蕾の状態でも、かつ、
探してなくても勝手に
目に入ってくるくらい
見つけるのが得意なので、
あれば分かるだろうな、と思って
気にしながら歩いてます。
夏鳥がちょこちょこ
渡ってきているようですが、
鳥、全然見てない^^
この頃は俯いてばかりです。
ワサビとオオユリワサビ、
私の中ではまだはっきり
区別ができていない植物です。
一度もキチンとオオユリワサビを
観察したことがないもので。
これを見た時も「どっちかな・・・」
と悩みました。
ツヤのある葉、鋸歯の感じ、
ワサビかな?
一株引き抜いてみると
ちょっと太めの根茎。
なんせ小さな株なので
イメージするワサビの形や
大きさではないけれど、
でもどこかワサビっぽい。
洗って割ってニオイを嗅いで
「ワサビの香り!」
齧ってもワサビでした。
という事であれはワサビで。
このワサビ、胆振以南以外のものは
栽培起源だろうと言われています。
室蘭にあるワサビは
自生か栽培起源か
はっきりさせるのは難しそうですが、
私が市内数カ所で見たワサビは
どこも人が植えたものかな、
というような場所にありました。
鷲別岬ではアズマイチゲの
花が見頃を迎えそうです。
ところで最近、
クシャミ鼻水涙が止まりません。
たぶん、原因はスギ花粉。
ティッシュの減りが早いのなんの。
今月下旬からはシラカンバの
花粉が舞い始めます・・・。
今年は薬に頼ろうかな。
室蘭にて、
ここ数日で満開に至った
花たちです。
カタクリ満開は
今週末~来週くらいでしょうか。
そんな季節感です。
地球岬の遊歩道沿いで、
フチゲオオバキスミレの
つぼみが開き始めました。
ニリンソウも同様。
昨シーズン真面目に見てた甲斐あって
だいぶ自信がついてきたネコノメソウ属。
ヤマネコノメソウ、チシマネコノメソウに続き
ツルネコノメソウも咲き始めてます。
エゾエンゴサクも咲き始めの段階。
カタクリは場所によっては
開花してたりつぼみだったり。
キクザキイチゲは今が最盛期。
エンレイソウは咲き始めてますが、
コジマエンレイソウはまだ見ません。
今シーズンは完全に植物モードな私。
渡ってきているであろう夏鳥の姿が
ぜんっぜん目に入ってきません。
(下ばっか見てるせい)
でも、聞き耳を立てながら植物観察を
することは可能なので、なんとなく
鳥の気配が濃くなってきているのは感じます。
4/9に鷲別岬でアオジの地鳴きらしき声が藪の
中からひと声。
そして、今日は地球岬でさえずっていました。
森の中がどんどん賑やかになっています。
市内にある緑地を歩いていると、
早口言葉を言っているような
さえずりが聞こえてきました。
メジロ、室蘭にも到着していますね。
夏鳥続々と。
昨日はお隣、伊達市へ。
ヒメニラが花茎を伸ばして
もうちょっとで開きそうです。
室蘭市内にあったというこの植物、
今でもあるのでしょうか。
ちょっと探してみます。
測量山周辺を歩いていると、
ヒヨドリがダケカンバの
枝に嘴をしきりにつけていました。
樹液でも舐めているのでしょうか。
そして今日は、コマドリ、トラツグミの
さえずりが聞こえてきました。
さえずりは、カラ類はもとより、
ウグイス、アオジ、キツツキのドラミング、
メジロ、キバシリ、森の中はすっかり
賑やかです。
室蘭にあるコジマエンレイソウ。
海沿いの森に行けば
簡単に見られる植物で、
赤い花弁が0~3枚つくのが
特徴とされています。
エンレイソウとよく似ていて、
両種が混在しているところだと
花弁の有無だけでは区別が難しいな、
と思っていました。
今日見たこれ、エンレイソウより
全体的に大型な気がするけど
コジマエンレイソウ
というには小ぶりなような・・・?
花弁はなし。
※赤い花弁に見えるのは萼片です。
葯と花糸の比率を見ると
葯の方が長いので
コジマエンレイソウのようです。
※北海道春の花 絵とき検索表Ⅱ(エコ・ネットワーク)参照
そしたら、
そのすぐ1mくらい先に
群生しているこれは?
と気になります。
写真だと分かりにくいと思いますが、
先程見たコジマエンレイソウと
差異はほとんど感じられない。
花が全体的に小ぶりなよーな?
気のせいなよーな?
程度です、その場で見ると。
花弁はすべて0枚。
葯と花糸の比率は違いました。
ほぼ同長。
ということで、これはエンレイソウ。
花弁0枚のコジマエンレイソウとの
識別は難しいですね。
おまけ。
萼片が通常4枚のところ6枚でかつ、
その内の3枚が花弁と癒着してしまった
コジマエンレイソウ。
中々奇抜なスタイルです。
そしたら、カタクリで
花弁+葯という個体まで発見。
面白いですね。
そうそう、今日はクロツグミが
さえずっていました。
キビタキ、オオルリ、コルリも
そろそろ声が聞けるかな?
今日も測量山方面。
ヤブサメのさえずりを
聞きながら道路脇を歩いて
植物観察ですが、
気づくと室蘭八幡宮でした^^
室蘭は開花宣言が出ていないので、
標本木はまだ開花に至って
いないのでしょうけど、
日当たりの良い所では
チラホラと咲き始めていました。
今日の暖かさで一気に進みますね。
今日の室蘭は海霧とPM2.5で
かなり霞んでいました。
室蘭港も真っ白です。
明日はこれに黄砂が加わるそうで、
呼吸器系に相当悪そう。
室蘭は工業都市で
元々空気が悪いところなので尚更。
見渡すと山の斜面に
ポツポツとピンク色の木が
目に入るようになりました。
日当たり具合によって
満開に近かったり、
まだ蕾だったりしますが、
室蘭もようやく桜のシーズンです。
いつもは地面の植物を見るために、
うつむきフィールドワークですが、
葉が出てくれば、
やはり頭上にも目がいきます。
平地では、
ナナカマドやドロノキ、カツラ、
エゾニワトコが展葉してきました。
夏鳥が渡ってきたと思ったら、
もう葉に隠されてしまうようです。
木々の芽吹きが本格的に
始まりました。
こうなると早いです。
あっという間に新緑の季節に
なってしまいます。
中央手前と右はミズナラ、左奥の
ピンボケはサンショウです。
イタヤカエデの花が目立ちます。
ちょうどエゾヤマザクラが
咲いている季節。
完全に芽吹く前の山肌に
黄色やピンクのまだら模様が
眼前に迫るので、
あそこにエゾヤマザクラ、
ここにイタヤカエデの木があるね、
とひと目で分かりやすいです。
足元では、
カタクリ、エゾエンゴサクは終わり、
キクザキイチゲ、ニリンソウは場所により終盤。
そして次のターン。
ニシキゴロモが目に入ります。
先行したセイヨウタンポポに続き、
在来種のエゾタンポポも
咲き始めました。
ここは両種が群生するちょっと
変わった道路っぷち。
去年は1~2枚程度の花弁を
付けたコジマエンレイソウを
ここでよく見ていたのですが、
今年は0枚の株ばかりです。
そういう年もあるんでしょうか??
マイヅルソウの花はもう少し
後になってからかなと
思って見ていましたが、
ついに咲き始めそうな個体!
季節の巡るスピードに
付いていくのが大変です。
エゾヤマザクラの花が見頃を迎え、
同時に木々の芽吹きが進んでいます。
ベージュだった景色に色んな色が
入り始め、春を実感しています。
が、じきに初夏を迎えるんだよなぁ、
と少し気が急くこの頃。
ニリンソウがいよいよ勢いを増し、
花から実を付けた早春の植物を
覆い隠していきます。
焦りますね。
まだまだ探しきれていない
あんな植物やこんな植物は
どこにあるんだろう?
と歩きまくってる最中なので。
ないかもしれないけど。
今日、地球岬にある
散策路で見てきた花です。
ヒトリシズカが咲き始めました。
植物の名前も覚えつつある夫ですが、
「キバキスミレだ」ってそれは違う。
バキバキ音してきそうだ。
フチゲオオバキスミレはまだ見られます。
ニリンソウは今が良い頃。
場所によってはピークを過ぎた感じ。
オオカメノキの飾り花が目立ってきました。
スミレサイシンが花盛りです。
全体的にセイヨウタンポポが多いですが、
よく見て歩くとエゾタンポポも結構あります。
水辺には数は少ないですが、
エゾノリュウキンカ。
海霧が流れ込んでいました。
森の木々の芽吹きの季節を迎え、
目に入る景色は色とりどり。
でもこれは今だけ。
あと数週間もしたら明るい緑で
統一され、初夏に向かっていきます。
今年も市内の緑地で
アケボノスミレの花が
顔を出し始めました。
ここの他にコレがある場所はないのか、
今年はあっちの森こっちの森と
探してみようと思っていますが、
しばらく仕事で室蘭を離れる身。
戻ってくる頃には花が終わってるかも。
そうなったら葉を頼りに探すことになるのか・・・。
出来なくはないけど難易度上がる^^
がんばろ。
この手のものは、花がないと
識別が難しいと良く言われていますが、
これはサルメンエビネです。
なんで分かるのって?
以前この地点で花を見ているから^^
私の識別能力が高い訳ではありません。
来月には咲くでしょう。
オマケ。
何か雰囲気が違うなぁ、
と思ってしゃがんで良く見ると
なんと距がないタチツボスミレ。
最初、園芸品種かと思いましたよ。
多分何らかのアクシデントで
作られなかっただけでしょう。
萼の形もおかしいし。
面白い。
以上オマケでした。
檜山地方での仕事から戻り、
市中見廻り^^
エゾヤマザクラは
すっかり散っていました。
そして、新緑の進みっぷりが
よろしいようで。
この時期は数日で
季節がぐんっと進みますね。
ちょうど先週、
咲き始めた頃合いの
アケボノスミレを
確認していましたが、
なんともう!!
花が終わっていました。
早くない?
あのとき、仕事から戻ったら
見に行こうと後回しにしなくて良かった。
(エゾヤマザクラの花は後回しにして撮り損なった)
見回りなので
また別の森へ。
ここでは
オオアマドコロが咲き、
クサノオウの花も出始めています。
初夏と言うにはまだ早いですが、
そんな様相を帯びてきました。
本日三箇所目。
この緑地ではヤマジノホトトギス。
室蘭ではだいたいお盆の頃に花が咲きます。
でも、シカが好物なようで
バクバク食べちゃいます(ムキーー)が、
ここはシカが来ない場所なので
花の期待はできそうです。また来よう。
市内のとある場所で、
最初はヒナスミレを探していたんですが、
(もう終わっただろうなと思って見たらやっぱり終わってた^^)
ユウシュンランを発見。
草丈5~6cmほどのものが目に入ったので、
しゃがんで観察&撮影。
すると、次から次へとユウシュンランが
目に入りだします。
首が回る範囲で、かつ、
視力が効く範囲で数えて11株。
まだあるかもとソロソロ歩いて探して
なんと20株以上。
今年は菌との調子が良いのかな??
草丈は15cm以下と図鑑にあります。
はい、もう伸び伸び育ってます。
なんかすんごい束になってるし。
こんなの見たことないけど、
調子の良いときはこんな風に出てくる
ことがあるのかしら・・・。
不思議なもんだなーと、
フィールドを変えて歩いていると
なんとここにもユウシュンラン。
3株ありました。
今年の室蘭では当たり年なのかも。
明日も別の場所を歩くけど、
目が勝手にこれを探してしまいそうです^^
市内のとある緑地にて、
ここにもユウシュンランが
20株以上出ているのを
見つけました。
他の植物の影になって
見えていないものも入れると
結構な数になりそうです。
ヤマジノホトトギスは
順調に草丈を伸ばしています。
毎年、様子を見に来ていますが、
シカはこの時期の葉は
食べていないようです。
やはり目当ては花なのか・・・。
先日、長万部方面へ行ってきました。
目当てはノウルシ。
遠目からでも分かる黄色い
株立した植物がそれです。
視力が届かないほど遠くまで
この株立したノウルシが
延々と広がっていました。
すごいです。
イボ状の突起がある果実。
この突起がないもの(あと苞葉が緑色)
をマルミノウルシと言いますが、
まだ見たことがありません。
フィールドワークが足りません。
上部で葉が輪生した所から
四方に枝を伸ばして
杯状花序がつく形態は
同じトウダイグサ科の
ナツトウダイのよう。
良いものが見られました。
開発でこの環境がなくならない
ことを祈ります。
せっかくなので
周辺の道や湿原を歩きます。
道路沿いにはヒメイズイが
群生していて圧巻でした。
夏の草刈りでバッサリ
いかれそうな環境ですが・・・。
湿原ではヒメシャクナゲが
ちょうど良い頃でした。
ワタスゲは最近ぽやぽや
してきた感じ。
ミツガシワはこれから。
昨年に比べたらやや遅めな
花の動きかなぁ、という印象です。
あくまで、昨年との比較。
おまけ。
こういう日に限って
望遠のカメラを忘れるという^^
アカエリヒレアシシギです。
旅鳥なので一時的に見られる鳥で、
亜璃西社の北海道野鳥図鑑には
「地上歩行はほとんど行わない」
とあります。
ですが、この日は水際を
移動しながら採餌していました。
そんな姿を見られてラッキーでしたが、
とにかく写真が撮れず残念無念。
まぁ、そういうもんです。
遠目で見た時に
なんかあるなと分かるほど
草丈のあるラン科の植物。
近づいてびっくり、
クゲヌマランです。
しかも、それが3株。
実は、この株を見る前の道沿いで
5株ほどのクゲヌマランを見ていて、
それらは高さ20cm前後でした。
一つの場所でこれだけの数を
見られたのもそうですが、
こんな大きなものまで
観察できて驚きです。
ギンランによく似ていますが、
距がないように見えるくらい短い。
高さはギンランより大きくなるものが
多いとは言え、
40cmを超えるものが3株もあるなんて。
大きすぎて違和感あって
図鑑読んで確認して
「やっぱクゲヌマランだよねぇ。」
と図鑑を閉じるも
しばらくすると「本当かなぁ?」と
また図鑑開いて確認を繰り返す。
エンドレス!!
気を取り直し、歩行続行。
ノビルが伸びてる。
室蘭では6月下旬頃から咲きます。
数年前に別の場所で見て
何だか分からなくて
ずーっと何だろうなぁ
何だろうなぁ
って言ってたこれを
今日また見つけて、
本当に何だろうなぁ、
外来種か園芸種なんだろうけど、
何だろうなぁ、、、を連呼^^
色々調べていく内に分かりました。
オオアマナ。
欧州からアジア南西部が原産らしいです。
雄しべが開ききる前の形が
王冠みたいで好き。
あー分かってスッキリ。
室蘭市内にて、
一地点で20株以上のユウシュンランが出た、
そんな場所を今年は2か所見てきましたが、
先日新たにもう1か所。
上記のユウシュンランはすべて
遊歩道に沿って2.5mほどの区間に
まとまってありました。
今年は本当に豊作?ですね。
室蘭では5月下旬から6月上旬にかけて
この手のラン科の植物が入れ替わり
立ち代わり咲きます。
ユウシュンランに始まりクゲヌマラン
今はササバギンランです。
ところで、ギンランを近隣の森では
まだ見つけられていません。
今年のテーマではないのですが、
どうせなら制覇したいな。
昨年の秋に取得して、
月に1回は通っている上川地方
にある7.5haの山林。
年間通して見た印象としては
ササは濃くないのに林床の植物が
ちょっと乏しい。
特に、人目を引く花を咲かせる
植物としては春にカタクリと
ナニワズくらいでした。
6月になるとオオアマドコロ
クゲヌマランとギンラン
カラマツソウ
9月になると一部で
エゾリンドウが群生していました。
ゼンテイカは私たちの森には
なかったように思いますが、
隣接する森にはありました。
来るたびにくまなく藪こぎ
している訳ではないので、
これに限らず色んな植物を
見逃している可能性大です。
そうそう、マイヅルソウは
そこかしこにありました。
身近すぎて撮ってなかった^^
遊歩道整備で笹刈りをして
明るくなった場所に
色んな植物が出てきそうな
気はしています。
楽しみです。
ローソク岩展望台からハルカラモイという
室蘭の絶景スポットを結ぶ観光道路を
歩いてきました。
ローソク岩展望台に車を停めます。
そのまま道路を歩いて真っ直ぐ
ハルカラモイを目指さないのが私。
展望台横から伸びる踏み分け道(急登)から、
ボンズ山の山頂付近へ。
斜面いっぱいにゼンテイカが満開!
今の所、エゾシカによる食害は
少なさそうに見えます。
昨冬は積雪が多かった室蘭、
お陰で頭数が減ったのか??
とりあえず満足したので下山。
ここに来る途中から気になって
いたんですが、結構な数の
ハクセキレイが路上をウロウロしています。
しかし、いつものように爆速で走り回らず、
トコトコ歩いて移動の姿は全体的のろい。
巣立ち雛か?と良く見ると口いっぱいに餌。
親御さんでしたか。
しばらく歩くとここにも
クゲヌマランが5~6株
まとまって生えてました。
内1株は40cmオーバー。
もはやこのサイズは珍しくないのか?
距はこの通り目立たない。
ユウシュンラン、クゲヌマラン、
ササバギンラン、
今年は室蘭で沢山見たので
そろそろお腹いっぱいです。
しばらくすると
遠くの方からホトトギスの
さえずりが聞こえてきました。
今年も来てますね。
トッキョキョキョキョと鳴くので
聞きなしは「特許許可局」。
ホンマか?
アキグミがありました。
室蘭ではわりと普通に見ます。
ナツグミと良く似ていて
見るたびにう~んう~ん言ってます。
ある図鑑にはアキグミの葉の最大幅は
先端寄り~中央(ナツグミはほぼ中央)
でナツグミより細いとありますが、
今のところ葉だけで識別できる
気がしていません。
なので私は総合評価です。
①新しい枝は白っぽい
②花柄はナツグミに比べて短い
③葉の裏にある赤褐色の鱗状の毛はナツグミに比べ少ない
これらは全部例外があるので、
一つ一つにこだわり過ぎたら
間違えるだろうなと思います。
あと、葉の表面にある鱗状の毛も、
ナツグミにある星状毛と区別して
見るのが私には難しいので
あまりこだわって見てません。
時間とともに落ちてしまうようですし。
なんと木を2つ分ほど隔てて
ナツグミが生えてました。
新しい枝は赤褐色です。
花柄はアキグミに比べ長い。
葉の裏には赤褐色の鱗状の毛が混ざる。
ここまで書いてなんですが、
やはり少し自信がないので、
実のなる頃にまた見に来て
確認したいと思います。
ハルカラモイに到着すると
キャアキャア(?)聞こえてきました。
ウミウの集団が断崖で子育て中です。
今しばらく賑やかにしていることでしょう。
ここでお気づきと思いますが、
そう、絶景の写真がありません。
あまり興味がないので意識しないと
撮らないんですよね。
見に来てください^^
東室蘭方面にあるイタンキ浜、
この時期は海岸草地に
ゼンテイカが一面に咲くはずですが、
エゾシカの食害がひどく
花を見ることが難しい状況です。
咲いている個体があるのは崖斜面のみ。
こういう所以外はほとんど食べられています。
ゼンテイカ以外にも
ナンテンハギやツリガネニンジンが
食害にあっていました。
増えすぎたエゾシカは、農林業、自然環境に
甚大な被害を及ぼしています。
食べて減らしませんか。
登別市にあるコープさっぽろ しがイースト店では、
知床エゾシカファームのエゾシカ肉を取り扱っています。
地元のエゾシカではありませんが、
回り回って少しは良い方向に向かえばと
我が家も積極的に食べて応援中です。
ゼンテイカ・エゾキスゲ、
胆振地方の海岸では今が
花の季節ですが、
室蘭のイタンキ浜同様、
ヨコスト湿原のこれらの植物も
例外なくエゾシカによる
食害を受け数を減らしています。
今週はじめに見てきた湿原では
辺りに黄色い花が広がっていました。
一昔前ならススキノ科(旧ユリ科)の
黄色い花だったのですが、
現在はセンダイハギ一色。
大砲レンズを持っていないので、
コンデジを精一杯ズームして
なんとか捉えたエゾキスゲ。
以前はもっと手前に咲いている
個体が多数あったのですが、
もはや遠目でしか見られません。
それと、ゼンテイカ。
蕾が沢山あるように見え、
まだまだ咲くのだろうと思いますが、
今頃エゾシカにバクバク食べられて
なくなっているような気がします。
そんなエゾシカが、
物陰からのそっと出てきて
キョロキョロしながら
私を警戒していました。
昨年もこの茂みから出てきた
所を目撃しています。
どうやら、国道沿いの小さな林に
よく留まっているようです。
私が立ち去れば自由に
湿原の植物を食べ漁ることでしょう。
さて、ヒオウギアヤメ、
たくさんはないけど
湿原全体で見られます。
アサツキの花も良い頃を
迎えているでしょう。
イソスミレにドクガ科?の幼虫がいました。
昔、これが大発生している海岸で
植物観察をしていたら軽く皮膚炎になりました。
長袖・長ズボンだったんですけどね。
暑かったので結構薄地でした。
それが駄目だったのか?
かぶれないように気をつけたいけど、
大発生していたらやむを得ないのかもしれません。
(「行かない」という選択肢がない^^)
湿原では
オオジシギ、ノビタキ、ヒバリ、
オオジュリン、コヨシキリがさえずり、
湿原沿いを歩いているだけで
警戒の声を上げられます。
足元にいて急に飛び出す鳥もいますので、
野鳥に注意しながらストレスを与えない
観察をしましょう。
室蘭市のお隣、伊達市にある
アヤメ川自然公園。
昨年の秋、葉が枯れ落ちた時期に
ヒメグルミの実を見つけていました。
オニグルミと違い、扁平で表面が
滑らかなのでコレを見たらすぐにわかります。
が、しかし。
ヒメグルミはオニグルミの変種という
ことだけあって、図鑑にも実以外での
識別は難しいようなことを書いています。
本当に?と思ったら確かめてみたい。
ということで行って来ました。
葉痕は羊顔というか猿顔というか、
オニグルミとの差、なし。
雄花は終わっていて
見られたのは雌花。
そもそもオニグルミの雌花を
まじまじと見る機会が少なかったので、
良く分かっていない可能性ありますが、
たぶんオニグルミとの差、なし。
葉その1。
葉その2。
これはオニグルミ。
違いが分かる気がしません。
オニグルミの方が丸みが強い
ような感じがしなくもないですが、
たぶん思い込みです。
樹皮の写真を撮り忘れて
しまいましたが、
これも差異は感じられませんでした。
むずいです。
まぁ、変種ですから。
そんな神経質にならなくても
良いということにしておきます。
気にはなりますけど。
番外編。
イタンキ浜にある雪捨て場の片隅に
ナデシコ科のこれが咲いています。
セイヨウミミナグサっぽいけど
どうでしょうか。
この手のものは、
所有している図鑑では対応出来なく
なってきました。
外来種図鑑買おうかなぁ・・・。
上川地方の森へ移住したら
おそらく使わなくなるのだろうけど、
いま知りたいものが多いので迷います。
室蘭市と登別市の境界近くにある
墓地から裏山へ続く道があったので、
歩いてきました。
尾根伝いに上へ行く道と
山裾をトラバースするような道と
いくつか入り組んでいます。
今回はトラバースで。
山のあちこちから水が沁みだしていて
ぐっちゃぐちゃの道が5か所以上は
あったかと。
私はいつも通り長靴だったので
気にせずズンズン歩きました。
短靴だったら汚れ濡れまくり、
足元を気にしまくりだったことでしょう。
そんな所には新旧の井戸があり
何かに使っているようでした。
ただ、水が沁みだしている場所は
どこも何だかとても臭かったです。
トイレの下水のような
何とも言えないニオイが
漂っていました。
所どころにヤマジノホトトギス。
この時期にこんな感じなので、
どれも花は付けなさそう。
エゾタツナミソウ。
ヒロハヘビノボラズ。
ミゾホオズキ。
裏山の散歩道的な場所ですが、
植物は山地の様相を感じさせてくれる
ユニークな場所でした。
お散歩ついでにまた行こう。
数十年前に書かれた植物誌を頼りに
市内近郊をあちこち歩いている
今年ですが、森だけではなく
海岸付近も頻繁に見て歩いています。
何かないかと探してシコタンタンポポ。
苫小牧では市内の公園や
海岸の草地など広範囲で
見られた植物ですが、室蘭では
海岸に限って見られる印象です。
しかも、セイヨウタンポポとの
交雑をしていなさそうな
姿形のものばかりです。
すぐ近くにはヒメヤブラン。
室蘭に来た当初は苦労して
探していましたが、
パッと見てそれと分かる目を
持てた(と思う)今となっては
そのつもりで探せば
難しくない気がしてきました。
室蘭でこの群生を見るのはこれで3か所目。
でもですよ。
開発によってなくなってしまったのか
どうか分かりませんが、
この日も植物誌に登場し、かつ、
今となっては貴重な存在となった
あんな植物やこんな植物を
見つけることはできませんでした。
春先までは何か一つでもと思っていましたが、
厳しそうです。
シコタンタンポポ、
室蘭には海岸の際にしか
ないと思っていましたが、
ちょっとだけ陸に入った輪西の緑地、
それも擁壁の隙間から生えてました。
60年以上前なら、
広範囲にあったのでしょうか。
開発で平地のものはなくなり、
今は海沿いだけしか残ってない、
という感じなのかもしれません。
茂みにチラリと見えた
白っぽい何かが気になり、
よけてみるとスズラン!
過去の植物誌に出てきた!
ついに見つけた!?
と一瞬テンション上がりますが、
一呼吸おいて^^
すぐ脇には家庭菜園っぽい土地と、
ツリガネズイセンっぽい
植物があるんです。
畑と外来種のコンボということで
園芸のスズランが野良化したかな?
という雰囲気。
あぁ無念。
懲りずにまたどこか歩こう。
先週末のこの日は珍しく登山でした。
山ではなく植物観察が目的なので
どうせ立ち止まって進むのに
時間がかかることでしょう、
ということでコースタイムを
たっぷり見て2時間で外輪山展望台
を目指します。
登山道(看板には遊歩道と記されていた)は
一部雨水で掘れていましたが、
全体的に整備されていて
歩きやすかったです。
私は、右に左と植物を見ながら歩くので、
流石に足元ノールックとはいきませんが、
キョロキョロしていた割には
ふらつかなかったな、と^^
それくらい整った山道。
イチヤクソウの品種、
ヒトツバイチヤクソウが
出始めていました。
赤紫色の花茎が
あっちにもこっちにも
立ち上がっているので
目が忙しい。
コケイランは数株。
外輪が近づいてくると
木々が閑散としてきて
伊達市街地や噴火湾が
見渡せて気持ちが良いです。
スタートから2時間、
ようやく有珠山の外輪に到着。
前回の噴火が2000年ということで、
22年かけて徐々に回復しつつある
植生ですが、
有珠山はおよそ20~30年の周期で
噴火を繰り返しているので、
そろそろリセットされてしまう
かもしれませんね。
噴火するとまたしばらく
近づくことが難しく
なると思うので、
気になる人は
今のうちに行っておくのも
良いかもしれませんよ。
ちなみに大有珠、有珠新山、小有珠といった
山のピークにむかう外輪は立ち入り禁止の
看板が立っています。
法的根拠?拘束力?がないという理由で
自己責任のもと行く人もいるようですが。
NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会が主催する
「減災文化伝承ジオパークツアー 有珠山学習会」
が(年イチだったかな?)ありますのでそちらをどーぞ。
20代で発症した手ぬぐい好き、
今もその熱は治まることを知らず、
もはや手ぬぐいマニアな私。(自称)
先日はこんな手ぬぐいを買って
しまいました。
シダ植物の葉柄下部の断面図を
顔に見立てて一言書いてるこれ、
マニアック過ぎて好き過ぎるので
衝動買いです。
→手ぬぐい INAHO
実はこんな手ぬぐいも持ってます。
家紋ならぬ蛾紋手ぬぐい。
蛾を家紋風に見立てているんですよ。
これも、すごくいいでしょ。
→ちょこざいく本舗
普通な感じのものも
当然あるんですけど
こういうのだけだと
物足りないんですよね。
中毒か?
次はマダニ模様の手ぬぐい、
買っちゃおうか
どうしようか悩んでます。
手ぬぐいマニア的には
欲しいんですけど、
野外活動中のマダニに
苦労している当事者としては、
それを首に巻くのはちょっと微妙。
(手ぬぐいは藪こぎ時に首に巻く^^)
悩むー。
→大阪市立自然史博物館
7.4haの山林を購入してから
7ヶ月ほど経ちました。
その間に、工務店・整地業者・ボーリング業者・
家屋調査士・市役所などなど、
家を建てるのに必要なやり取りで
わちゃわちゃしていました。
今後の予定としては(某SNSでも書きましたが)
・家を建てる部分の分筆
・整地
・薪作り
・ボーリング
を雪が降る前の10月末頃までに
終わらせておく、という感じです。
大きなトラブルなく順調に家が建てば
来年の夏には上川地方に移住できると思います。
移住する寸前~移住してすぐにやることと言えば、
・次の年に必要な薪の準備
・除雪機や草刈り機、チェーンソーといった機材の確保
・遊歩道整備
・小屋のハーフセルフビルド
・完成した小屋の中の整備
などなど、書き出したら
やることが盛りだくさんです。
それがある程度済んだら、
やっと新規事業のレンタルスペースを
始められるイメージなので、
開業は再来年以降になります。
更地になっている宅地と違って
木がバンバン生えてる森に家を建てる、
しかも上下水道なしという状態では
かなり骨が折れるのだと思い知りました。
でも、やりたいことをやっているので
不思議と苦痛ではないんですよね。
今は、環境調査の補助員のアルバイトして
小銭を稼ぎながらチェーンソーの練習を
したりしています。
小屋を拠点に新規事業を展開するのは
実は私にとっては目先の目的で、
最終的な目的は若手支援です。
私が65~70歳くらいになったら
20代で自然に携わる仕事につく人に
家・小屋・土地・書籍・図鑑・道具類
すべて譲渡してこの土地を
去ろうと思っています。
土地を買う前からそうしようと決めていました。
未来の人に少しでも良い環境を
残したいと思ったのがそもそもの動機です。
あと、自慢じゃありませんが、
私が歩んできた自然に携わる仕事は
どれも低賃金でした。
好きでやっていることなので
それが辛いと思ったことは少ないですが、
生活が苦しいとは思っていました。
なので、私が持っているもので
未来の人たちに何が残せるだろうか、
と思ったら私の場合はこれだったんですね。
自然環境とセットで拠点が持てたら、
伸びしろのある若手にとって
最高のスタートアップ支援だろうと。
なので、決心はものすごく簡単につきました。
と言うか、自然と決心していました。
周囲の人も
「それが良い、年取ったら森の手入れは難しいし」と
比較的肯定的に捉えてくれているので
自分の決断に胸を張っています^^
でも、家の建設やインフラ・森林整備に
財産をだいぶ使ってしまう予定なので、
高齢者といわれる年齢で
銀行に残された僅かばかりのお金だけを
持って拠点を去るということに
不安がないわけではありません。
ただ、路頭に迷い社会福祉の
お世話になっては現役世代の
負担をいたずらに増やしてしまいます。
それでは意味がないので
そうならない程度に暮らせるよう
資金繰りは慎重にと考えていますが。
10歳年上でかつ短命な家系である夫が
その頃にどんな状態でいるかも
分からないし、
いま私は40歳ですが、
変化が早く激しい時代において
25~30年後の日本の状態なんて
全く分からないので、
人生終盤のことを今考えても
しょうがないと思って
当面は目先の目的に集中して
取り組んでいきます。
まあ、35歳くらいでこんなことを
考え始めていたので
実は短命な運命だったりしないかな、
なんて妙な期待を持っています(笑)
と言うのは冗談ですが、
それでもこのミッションは
人生イチの大博打かもしれません^^
密やかに応援していてください。
晴天の土日となると
家族連れで賑わう
カムイチャシ史跡公園
近くのビーチ。
(一角にキャンプ場がある)。
平日に来るタイミングが中々持てず、
テントが立ち並び、
BBQの香り立ちこめる海辺で
岸壁を凝視してきました。
まぁ不審者っぽい(笑)
こういう所では、
人のいない方にカメラを向ける
気遣いをします。
去年見ていたコレを
再確認すべく岩場へ。
環境による変異でしょうか、
エゾノキリンソウに見えたんですが、
図鑑をよくよく読めば
キリンソウっぽい。
今まで見ていたこの手のものは
分かった風になっていただけのようです。
岩の上部にある個体ばかりで
あまり近づけないけど。
キリンソウだよねぇ・・・と。
あれ?それならエゾノキリンソウって
どんなのよ、ってちゃんと
確認したくなります。
山に登って確認しに行って
違いの分かる目になれるだろうか^^
・エゾノキリンソウの葉の上部に鋸歯状の切れ込み
・キリンソウの葉の半ば以上が鋸歯縁
がイマイチ掴めないんですよ。
図鑑でも画像でも。
やはり山に確認しに行くしかないのか。
岸壁にエゾマンテマ。
これも遠い!
みんなもっと降りてきてよ。
と、勝手なことを言ってみる。
エゾヒナノウスツボは下にいた。
壺の中がテカテカ光って
何か入っているように見えます。
蜜でした。
こんなに満ち満ちているんですね。
知りませんでした。
半袖にアームカバー・帽子・日焼け止め
で防備していきましたが、
海の紫外線は強いですね。
帰宅後は少し怠いです^^
次は首に手拭い巻いていこ。
ノラニンジンの花序に潜り込んだのか?
すっっっっぽりと収まって
随分と居心地が良さそうなアカスジカメムシ。
赤と黒の縞模様は北海道を代表する
サッカーチーム・コンサドーレそのもの。
そのイメージが強すぎて、
野外でこれを見るたび
コンサドーレカメムシと口走り、
正式名称は何だっけな、となります。
もう和名変更しません?(無理か)
どんなトラブルがあったら
松ぼっくりから枝が生えるのだろうと
首を傾げて観察したこれ。
いや、枝の間に松ぼっくりが
間違えて発生してしまったのかも?
ちなみにこれはアカエゾマツ。
他の樹種でも起こり得るのでしょうか。
そう言えば、
室蘭の植物について
書かれた各文献の中には
ありふれた植物でも
「●●で立派な花を咲かせていた」
とかナントカ、
著者の感情のこもった一文が
突如現れる部分があり、
決して貴重な植物じゃないけれど、
気になりそれも探しに出たりしています。
結局どれのことなのか
分からないものばかりですが、
あの一文を書いた先人は
どの場所のどの植物を見て
そんなことを思ったのだろうと、
辺りの植物を一つ一つのんびり
見て回りながら想像してしまいます。
平和な一時です。
先日、胆振地方のある山林で
セイタカスズムシソウを
見つけました。
頭が曲がって真っ直ぐ
伸びていませんが、
この時点で14個の花が開花。
蕾は9個。
花の正面に回ると
蜜の存在を確認できました。
ハチの仲間がポリネーターかなぁ、
運良く来ないかなぁ、
なんて甘いことを考えながら
観察していると
アリがやってきました。
このサイズでは
花粉の運び屋としては
役目を果たせない気がします。
時間が許せば
1時間でも2時間でも
本丸の登場を待ったのですが、
この日はそうもいかず。
来年の花の頃には移住していて
ここにはいないかも
(あとこの場所でもう咲いてないかも)
だけど^^
まだ住んでいたら、また来年見にいこう。
アパートのベランダに
生き物が落としていった何か。
発見したのは4階なので、
わざわざ哺乳類が登って
きた感じではなさそうな。
長さは23mmくらい。
※この後、昆虫の残骸が登場しますので、
苦手な方はここで画面を閉じて下さい。
直径は12mmくらい。
これが糞だとするなら、
臭いも重要なポイントです。
信じられないかもしれませんが、
嗅ぎます。で、異臭なし。
何度も言いますが、ここは4階^^
哺乳類の可能性は限りなくゼロですが、
横に非常用のはしごがあるので一応ね。
これでキツネの可能性は除外です。
(北海道ではエキノコックスの心配があるので安易にマネしないで下さいね)
何度か嗅いでも無臭に近いので
タヌキやアライグマでもない感じ。
直径からして
テン(はちょっと可能性あるけど)、
ミンク・イタチ・オコジョ・イイズナ
は対象外。
それらが生息している
環境でもないですし。
それ以外の哺乳類はもっと小さいので対象外。
ヒグマは論外。
崩して中身を見ると
ヤマグワの実らしきものを
食べていたのがわかります。
甲虫のパーツが出てきます。
ここで種明かし、ペリットです。
鳥が消化しきれなかったものを
吐き出す塊のことです。
環境からして、これしかないでしょう。
近所に住むハシブトガラスが
私がこれを突いているのを
遠目で見ていました。
ここでペリット吐き出したのは君かい?
とチラっと見たら
飛び去っていきました。
嫌がらせか?^^
十分観察できたから、
もうこれ以上落としていかないでね。
海岸の植物を見に行くため、
斜面を降りようとすると
ヤブヘビイチゴの実を
食べ漁るワラジムシを
発見しました。
これ見て数十分が経過です。
先が思いやられます。
途中ヒトリガの幼虫とか
全力で逃げてくシカのお尻とか
ムシトリナデシコのペタペタなやつとか
色々見ては立ち止まって
20分で降りれそうな所を
倍かけて進みました。
いつも通りです。
降りてすぐ目についたのは
アカネ科のコレ。
両方とも果実に毛があったので、
エゾノカワラマツバ(黄)と
チョウセンカワラマツバ(白)です。
キキョウは開花までまだ
時間がかかりそうです。
室蘭の岸壁にもあるだろう
と思って探してあった。
エゾマンテマ。
が、これもすごく遠かった。
手の届かない場所にあります。
たくさん生えてるアサツキ。
踏んでもいないのに
足元からネギの香りが・・・。
そして、あった!と
ガッツポーズした
ハマウツボ。
寄主のハマオトコヨモギとセットで。
既に枯れている個体も含めると
全部で10株。
調子良いとこんなにまとまって
生えてくるんですね。
植物に対して特段、
感情を持たない私ですが(可愛い~とか)、
これは思わず「どうしたっw」と
言ってしまった。
石に行く手をはばまれて
茎が90度の見事なくの字。
頑張れ(笑)
去年の今頃、
イタンキ浜で見た
ハマウツボは今年も
出ているのかと
気になって付近の
様子を見に行きましたが、
残念ながら見当たりませんでした。
寄生植物な上に一年生の植物ですしね。
出会いはやはり年によるようです。
広大な土地の中から
家を建てる部分を
きっちり決めるため
測量に入ってもらって
いました。
整地する外側のラインに
沿って草刈り入りました。
当初の見込み通り、
整地する枠内の
樹種はシラカンバ多め。
ミズナラやイタヤカエデ、
ハリギリ・イヌエンジュなんかは
なるべく残したいのでまずまず。
この右側が私たちの森です。
ここより先に民家はないので
車の往来はほぼなし。
いーでしょ~(自慢)
次は伐採・伐根・整地です。
キツツキが木を突いて
脳震盪を起こさないのは、
衝撃を吸収する
構造になっているから。
それが長年の定説であり、
色んなところで
耳にしてきましたが、
最近の研究では、
衝撃は吸収されず
一身に受けるけれど、
脳のサイズ的にダメージはない。
そんな事実が確認されているようです。
これって、かなり衝撃的!
今までとはまるで逆の事実です。
興味のある方は下記リンクより
お読み下さい。
リンク→「ナゾロジー キツツキは脳とか大丈夫なの?研究者大丈夫だけど、思ってた理由と違った」
唐松平にある小道
(夏は草刈り入らないので獣道化する)
にあるオオウバユリ。
昨年はことごとく
エゾシカに花を食べられてしまって
いましたが、
今年は結構残っています。
室蘭は、前回の冬が
大雪だったので、
エゾシカの頭数に
影響を与えたのかも
しれません。
一瞬なんだったか?
葉っぱは知ってる、
知ってるよ見たことあるよ、
あれでもこの花の付き方は??
と考えてしまった。
オカトラノオですね。
さっきのは草刈りで一度頭を
切られてしまったのでしょう。
花が咲いていると
それに引っ張られてしまいますね。
2週間くらい前から
エゾゼミ・コエゾゼミが
鳴き出し夏が来たなー
と思ったら連日ジメジメした
天気が続きました。
いわゆる蝦夷梅雨のような。
そろそろ短い夏
満喫できるかな?
別の植物を見にいくついでに
ヒメヤブランの様子を
確認してみたら、
もう咲いていました。
この場所では8月の第一週辺りから
咲き始めるイメージだったので
あら意外ね、となり
ヒメヤブランがある2箇所目を訪問。
こちらも咲き始めていました。
ならば、と三箇所目へ
足を運んでみました。
こちらも開花。
この植物、北海道では
南西部に分布です。
来年は上川地方に移住して
ここにはいないだろうから、
これで見納めかなー。
測量山展望台へ向かう道路にて、
擁壁をひたすら見つめる女が
いたとします。
展望台に向った車が10~15分
ほどして目的を果たして降りて
来たときに、行きで見た女が
5mも進まず未だ擁壁を
眺めていたとしたら、
ドライバーはきっと不気味に
感じるのではないでしょうか。
こう見えて植物観察中なんですよ。
そんな張り紙、背中に貼ったら
面白いかもねー、なんて
どうでも良過ぎるアイディアが
頭をかすめます。
もうカワミドリが咲いました。
気持ち早い気がします。
だいぶ葉の形や鋸歯が変です。
エゾノキリンソウかも、
と期待しましたが、
広倒披針形だし、
鋸歯も曖昧ながら上半分に
あるのでキリンソウでしょう。
測量山でこの出で立ちの植物、
オオヒナノウスツボか!?
と思ったけどエゾヒナノウスツボでした。
海岸の岸壁ではないのに
ラセイタソウがありました。
海と山要素が合わさる擁壁でした。
ということは、春に来たら
シコタンタンポポが
出たりしないのかな?
シーズンを改めて確認する
ことが増えました。
ジプシー(gypsy)とは、一般にはヨーロッパ(欧州)で生活している移動型民族を指す民族名。 転じて、様々な地域や団体を渡り歩く者を比喩する言葉ともなっている。 ドイツ語の「ツィゴイナー(Zigeuner)」を含めて外名であり、当人らの自称ではない。
ウィキペディアより
ということで、私のお気に入りだった
長靴(HUMMER/弘進ゴム)が
生産中止、後続品ナシとなり、
次はどこのメーカーのどの長靴が
私の足にフィットするのか、
一から探し直しと相成りました。
なので長靴ジプシー。
野外活動をする人で
足のサイズが24cm以下の人は
長靴選びに苦戦すると思います。
たぶん、男性が全体的に多い
せいなんでしょうけど、
選択肢が多くありません。
なので、参考になればと
書いてみることにしました。
私は、フィールドに出るときは
必ず長靴なので
これが合っていないと
大変なことになります。
足が小さめでかつ
細かいことを気にする性格の
私が長靴に出す条件は
かなり細かくて内容は以下の通り。
・サイズ展開が22cmか23cm~のもの
・ワイズは2E
・ヒールは2cm
・履き口カバーはないもの
・重さは片足700g以下
まず前提として、
私の足サイズは上記の通り。
私の足は素足やストッキングを
履く前提のパンプスで23.5cm、
靴下を履く前提の運動靴や登山靴で24cmです。
その上で、
なぜこの条件か理由を述べみます。
「サイズ展開が22cm~のもの」
長靴のサイズ展開は大体
22cm~/24cm~の2種類になります。
24cm~サイズ展開している長靴だと
全体的に大きい作りのことが多く、
中敷きでも調整が難しいくらい
ブカブカ率高めです。
22cm~サイズ展開している長靴なら
24cm履いて丁度なことが多いです。
「ワイズは2E」
横幅はそんな必要ない足の形なので。
3Eだと靴の中で足が遊んでしまいそう
な気がしています。
「ヒールは2cm」
ヒールの高さが3cm以上の
長靴がかなりあります。
ローヒールパンプス並です。
上り坂ならヒールリフターっぽい
役割で足の負担が軽減されるの
かもしれませんが、
それ以外の地形だったら
足の指の付け根に負荷が
かかりそうな気がします。
フラットな場所ならともかく、
複雑な地形を歩くのには
使いたくない、
というのが個人的な感想。
使ってみないと分かりませんけどね。
あと見た目がね、
長靴のヒールが高めって、
何かこう、うん、
私は好みじゃない^^
「履き口カバーはないもの」
特に理屈はなくて単純に、
履き口カバーのあのビロビロした
布状のものが邪魔くさい、
それだけです。(短気^^)
「重さは片足700g以下」
重いの嫌です。
お気に入りだった
HUMMERの長靴が
片足555gだったので
足がそれより重いのは嫌だと
我儘を言っています。
でも、選択肢を多く持つために
700g以下で妥協することにしました。
以上。
我ながら、細かいと思います。
素材(天然ゴム・合成ゴム・PVC)とか
生産国までこだわると、
いよいよ選択肢がなくなりそうなので、
こちらは少し気にする程度に割愛です。
そして、色々リサーチ。
表にしてみました。
公式カタログ見たり、
直接問い合わせしたり、
webの取扱店から得た数値を
書き込むとこの通りに。
ということで、見事にバラけて
あっちを立てればこっちが立たぬ
状態になって頭を抱えています。
私が出す条件をすべて満たす
長靴ってないんですよね。
満たしていたのは
HUMMERだけっていう・・・。
結局、もう分からーん!
と半ばヤケになって
この中から3種類注文してみました。
届いて触ってみてのレビューは後半で。
長靴ジプシー(前半)で
悩みに悩んで買った
長靴のレビューをしていきます。
まずは、弘進ゴムのギャラン。
重さは、24cmで片足570gでした。
700g超える重さは嫌な私にとって
この重さは合格。
webで見た限り
ヒールは3cmでしたが、
実際に測ってみると
2.5cmでした。
以前に履いていた長靴が
2cmだったので大差ないかと
思いましたが、実際に履いて
歩いてみるとやっぱり踵の
高さが気になりました。
歩いている時に足首が
カクってなりそうなタイミングが
増えたのと、足の指の付け根が
やっぱり疲れました。
慣れが必要そうです。
(慣れるかな??)
筒の高さはヒールを
除いて約31.5cm。
浅い川や沢を渡ることも
あるのでこれくらいあれば
なんとか対応できそうです。
これは、私の性格上の問題ですが、
履き口カバーは邪魔に感じます。
あと、ここの部分が暑いですね。
ここだけうっすら汗ばみました。
やっぱりない方が良いな~。
底のグリップはよく効きます。
渡渉、濡れた岩場、森の中で
滑ることはなかったです。
ワイズはweb上では3E、
実際に届いたものは2E 。
24cm以下は2Eとか
そういう仕様なのかもしれません。
2Eは私の足幅にちょうど良いので
嬉しい誤算でした。
続いて丸五のプロハークス。
重さは、24cmで片足627gでした。
700g以下、できれば500g台が
良い私にとっては及第点。
ヒールはweb情報通り3cm。
パッと見た感じ「高いな。」と思ったし、
試し履きをしても速攻で「うぁ高い!」
ってなりました。
この時点で私の中で却下でしたが、
他の方の参考に色々見てみました。
筒の高さはヒールを
除いて約28.5cm。
予想していた通りですが、
履いた感じもやっぱり短いですね。
水辺での作業もある私としては
心もとない長さです。
藪こぎや渡渉がない野外作業
でなら問題ない、というか、
むしろ短くてしゃがみやすいとか
長めのものより暑くないとか
メリットがありそうです。
ワイズは3E。
試し履きですが、
靴の中で足が動いてしまい、
私には合わない感触でした。
幅広な足型の人や、
ゆったり履きたい人向けですね。
野外で履いていないので
グリップは分かりませんが、
形状と溝の深さを見る限り
悪くないんじゃないかと思います。
ということで、
気になる所はあるけれど、
弘進ゴムのギャランを
しばらくは履くことにしました。
私は、こだわりが強すぎるという
噂がありますが^^
もっと良い長靴はないか引き続き
長靴ジプシーやっていこうと思います(笑)
実はこれからミズノの
長靴も届く予定です。
こちらは藪こぎや森・山歩きで使うには
ちょっと合わないかもだけど、
草刈りとか薪割りとかの
作業時に良いかもと思いポチりました。
レビューはまた後日にー。
長万部町にある標高499mの写万部山。
登山口のあるこの辺りは標高約125m
ほどなので、標高差は374m。
低山ハイクにちょうど良い山です。
小さなプレハブ小屋の中に入山届の
紙があります。
広場の脇には登山者用の駐車スペースあり。
車の出入り口付近には
水場と簡易トイレが
設置されていましたが、
水は全く出ません。
近くに工事現場があるので
おそらく関係者用と思われます。
この日のトイレはペーパーレスに、
焼酎空きボトルに入った水が2本。
この水で流してってことなのかな。
緊急時でもこのトイレの使用は避けたいな~。
登山口から歩き出して
ちょっとすると
二手に分かれるので
ここを曲がります。
曲がったらすぐの所に
一合目の杭があるので
道に迷うことはないでしょう。
道中で目立った花を列挙します。
オオヤマサギソウ。
オトコエシ。
ミネアザミ。
ツリガネニンジン。
トウゲブキ。
あと、画像は割愛しますが、
ネジバナとヨツバヒヨドリ。
目立つ花かどうかは別として、
アリノトウグサも
水が少ししみ出すような斜面で
よく目にしました。
5mm弱のこの小さな花、
嫌いじゃないんですよね。
この山の特徴は海を背に登り、
帰りはその雄大な眺めを
見ながら下れること。
もちろん晴れていれば。
今日は晴天で気温31℃、暑かったです。
帽子、首に濡らした手拭い、
半袖&濡らしたアームカバーで
気化熱を利用しながらの登山でした。
水は合計で600mlは飲んだかな?
私は予備を含めて1L持参しました。
この日は見ることはありませんでしたが、
クマの糞が登山道上に残されて
いた日もあったようなので、
なるべく複数人で声や音を出しながら、
そして、低山でも準備を
整えて行って来てください。
室蘭市幌萌町の国道沿いには、
「幌萌町」という名の
バス停があります。
その付近には、複数のネムノキが
植栽されていてちょうど花が
満開になっています。
ネムノキは本州に自生する木で、
道内だと太平洋側や道南で
植栽されているのをよく見ます。
この場所の良い所は
陸橋がすぐ脇にあるので
目線の高さで花や葉を
観察できる所^^
木の下に行ったときに
なんとなく甘い香りが
するなと思っていましたが、
花を直接嗅ぐと
なんと熟れた桃のような
甘い香りがしました!
これは知らなかった。
ネムノキは夜になると
葉を閉じる就眠運動を
します。
撮影時刻は16:30過ぎ。
一部の葉でそれが始まって
いるようでした。
中々ユニークな植物です。
近くを通ったときは
観察してみて^^
今年の北海道は湿度こそ
高いものの、
過去数年の猛暑に比べると、
そこそこ過ごしやすい
気温だと感じています。
お盆が明けると、
夏の終わりが近いのを
感じる北海道です。
クサギ。
クズ。
ヤマジノホトトギス。
ナツアカネ。
まだ気温が高めな日が続きますが、
野の花はこれから秋めいてきます。
北国の夏は短い。
測量山にあるクマヤナギ。
今年も花を咲かせ始めました。
この植物は胆振地方以南に
分布しているので、
これも上川地方に移住したら
簡単に見られる植物ではありませんが、
昨年同様、今年も結実していません。
無念。
別地方で実を見たことはあるので
良いんですけどね。
完熟の実(黒色)まで見たかったかも。
白老まで見に行こうか・・・?
海岸にはキアシシギがいました。
この鳥は春と秋の渡りの季節に
見られます。
一足早い秋の渡り組が来ているのかも。
さて、「お盆過ぎたら秋」
という道民の合言葉みたいな
共通認識が、
ここ数年はことごとく打ち破られ、
暑すぎる気候でした。
でも、今年は「お盆過ぎたら秋」が
ちゃんと来ました。
吹く風が涼しい。
猛禽類の渡りもそろそろ始まることでしょう。
自分の足に合う長靴を
探し求め過ぎて
ジプシーと化した私。
長靴ジプシー(前半)
長靴ジプシー(後半)
以前のブログで書いた通り、
今は弘進ゴムのギャランで
間に合わせていますが、
気になる長靴があったので
買ってみました。
森や山でのフィールドワーク
には向いていなさそうだけど、
薪割りとか草刈りの時に良い
かなと思いまして。
地元の作業用品店には黒がありましたが、
サイズが大きいのしかなかったのと、
白が欲しかったのでネットでポチッと。
白なら炎天下で長靴に直射日光が
当たっても暑くなりにくいと思いまして。
筒に巻かれていた紙の
「履けばわかる!!」には
「何が!?」って
ツッコミ入れたくなります。
黒バージョンの長靴にも
このフレーズの紙が巻いてありました。
だから何が!?
ということで、
各種計測の儀を
はじめていこうと思います。
24cmで片足580g。
よきよき。
ヒールは公式サイトや
代理販売店のサイトにも
書いてありませんでしたが、
実物見る限りほぼないです。
中敷きの踵が高めに作られて
いましたが、長靴自体は
フラットタイプです。
筒の長さは36.5cm。
この長靴でフィールドワークの
予定はありませんが、
浅い川での渡渉や
水辺での作業に
問題は感じない高さです。
ワイズは3E。
ですが、スポーツシューズのように
足にフィットする作りが売りの
この長靴。
幅広な作りでも足が中で動いてしまう
感じは全くしなかったのは流石です。
溝は浅く土が詰まりにくい
=滑りにくい
ということらしいです。
試しに色んな所で履いて
みましたが、確かに土は
詰まりにくい。
でも、このデザインのお陰で
砂利の上ではよく滑りました(笑)
ですよね~、という感想。
ちょっとぬかるんだ
斜面の土にて。
ギャランとジャスタフィットを
歩き比べてみました。
ギャランでもちょっと滑りましたが、
全然許容範囲内。
逆にこれより滑らない長靴なんて
スパイク長靴くらいしかない気がします。
比べて、ジャスタフィットはそれより滑り、
グリップに心もとなさを感じました。
やっぱり野山歩きより
野良作業向きかな~。
あと、ソールは薄いと思います。
足裏に石や木のゴツゴツした
感触が結構ダイレクトに
伝わってきましたので。
インソールで工夫が必要かな。
というか、基本フラットな
場所での使用を想定して
作られているのかもしれません。
足の甲や横、踵が
固定される感じが
とても素晴らしい
この長靴。
長靴特有のカッポカッポした
感じがしないんですよ。
この長靴を履いたあとに
いつもの長靴を履くと
「踵がカポカポする!緩い!」
という感覚に襲われるほどです。
また、つま先が少し反り返って
いるお陰で躓きにくい
メリットもあります。
直射日光の当たる日向では、
アイスグレーがいい仕事
してくれます。
もう一つの長靴は藍色ですが、
履き比べるとその暑さは
天地ほどの差でした。
炎天下で使う長靴は白っぽい
ものが良いですね。
がしかし。
赤矢印の部分に注目です。
ぐるっと線が入っているの分かります?
これ、赤矢印より下の部分が厚くなって
いるために出ている段差です。
何が問題って、足を動かすと
そこを堺に筒が足側に折れる
んですよ。その折れた先が
スネに当たって地味に痛い。
階段の上り下りやしゃがむ動作では、
それがより顕著に出ます。
買う時にミズノの公式サイトや
amazonのレビューを見たんですが、
このことに言及している人は
いませんでした。
みんな気にならないの??
もしかして、履いている内に
柔らかくなって気にならなく
なったりするんでしょうか。
しばらくは様子見です。
番外編のおまけ。
インソール。
ソフソールのエアープラス(S)、
クッション性が良いなと思って
使用しています。
24cmの靴ならカットせず
そのまま入れられます。
ご参考までに^^
先週あたりから、
室蘭の森を歩いていると、
メジロの地鳴きを
よく耳にするようになって
きたように思います。
今年生まれと思われる
小鳥の姿もあり、
繁殖のときは違った
賑やかさを感じます。
クロツグミのメスかと思ったけど、
嘴に黄色みがないので、
今年生まれの
アカハラっぽさもある。
クロツグミ・メス
アカハラ・ジュニア
似ているので細かく
見ないと間違えますが
やはり難しい・・・。
網走の能取湖、ここはサンゴソウが
一面に広がる群生地の一つとして有名です。
サロマ湖のサンゴソウは色づきが
まだのようでしたが、
能取湖の方は随分と進んでいました。
木道を歩いていると、
遠くからアオアシシギらしき声がしていました。
秋の渡りが本格的になってきますね。
家を建てるにあたって
森を少し切り開いています。
この後、抜根、そして整地へ。
それが終われば井戸を掘るための
ボーリングへ。
敷地内のどのあたりに
どのような向きで家を建てるか、
窓から見える景色や
物置小屋、車の駐車位置、
除雪の関係等々を勘案しながら
業者と話を進めていきますので、
頭をものすごく使います。
加えてこれとは別に
バタつく案件が浮上して、
考えすぎて注意力散漫になりそうです。
普段の仕事を少し抑えねば・・・。
とある廃散策路にあった看板。
書いてある内容におおむね
間違いはないものの、
非常に情緒的で
倒木更新の説明としては
非科学的な部分の多い文章です。
中でも、
「しあわせ」「気楽にのうのうと」
という擬人化は、
科学の世界では避ける表現なので、
これを読んで正確性に欠けると
不満に思う人はいることでしょう。
「真に強く」も曖昧な表現です。
でも、情緒溢れるこの文章、
知性と感性の両立を目指す私としては、
参考になったのでした。
忙しない日々で、
フィールドワークに
まるで行けていません。
夫は絶賛帯状疱疹中で、
夫婦ともども余裕なし^^
ところで、車や電車を使って
長距離移動するとき、
オーディオブックで
小説を聞くことに最近ハマってます。
実は、昨年に試したことがあって、
その時はビジネス、教養、歴史、専門書、
等々を聞いていたものの、
全っ然頭に入ってこなくて、
私には合わないと思って
やめちゃったんですよね。
先月、「再開しませんか?今なら2ヶ月無料」
みたいなメールに見事につられてリトライ^^
今度はジャンルを変えて小説。
これが大当たり!
飽きずにずっと聞いていられる、
想像が膨らむ、
隙間時間に聞ける、
ということで、
Bluetoothでカーオーディオに繋げて
車移動中はずっと聞いていたりします。
この手のもので合わないな、と思ったら
ジャンル変えてみると良いかもしれませんよ。
ここの所、フィールドワークせず
家のことをしていたのですが、
さすがに一週間以上も外歩きを
していないと禁断症状が発生します。
この日は用事があって外出したのですが、
上空を通過するハチクマJらしき
鳥の姿を見たらぷっつん切れました^^
用事を後回しに車は一路フィールドへ。
海岸沿いの林を歩いていると、
ハイタカ(と思う)が二羽。
まだ渡らないのかな?
じゃれ合うようにして
どこか噴火湾じゃない方へ
飛び去って行きました。
測量山はお昼を過ぎても
バーダーさんたちがいました。
秋の渡り時期は大賑わいで
駐車場は満杯になります。
鳥見じゃない観光客の人も
停められるよう
配慮があるといいですね。
Salomonの水陸両用のウォーターシューズ、
アッパーのメッシュ生地が夏は涼しく、
踵を踏んでサンダル履きができて、
何なら踵上げてベルトを締めて
スニーカー履きもできて、
便利過ぎてかれこれ5年以上履いてます。
履きすぎて靴底の溝がなくなるくらい
愛用しています。
靴底だけでなく
アッパーもヘタってきたので、
来年くらいには買い替えだなと思い、
現行モデルがどんなのか
webサイトを見てみると
なんとピンク一択で困惑しました。
こういうのは、アウトドアメーカーに
限った話ではないですが、
女性物はピンクとか、
パステルカラーしかないとか、
女性ならこういうの好きでしょ?みたいな
決めつけがほんとイヤなんです。
来年はどんな色で発売されるんだろう?
ベーシックなカラーで発売されるかな?
いやそれはナイかもな?と思っていたら、
偶然にも過去モデルを
見つけたので買っちゃいました。
そうそう、これこれ。
ピンクも悪くないけど、
こういうカラーリングが
私は落ち着きます。
仕事関係で使うものが
とても多いワタシ。
片付けをしているハズなのに
遅々として進まない状況です。
多分、書籍とか紙の資料とか
中をつい見ちゃうせい
なんでしょうね。
倶知安から室蘭に引っ越した後の
整理でも同じようなことを
言っていたような。(デジャブ)
家の外ではヒヨドリの
ヒーヨ、ヒーヨの声が
今まで以上に聞こえて
くるようになりました。
ヒヨドリの渡りにはまだ早いですが、
10月下旬頃になれば集団で
噴火湾を渡っていくので、
徐々に渡り組が集結してきて
いるのでしょう。
私はその頃にはもう
室蘭にはいないので、
過去の画像をチラっと
見たりして懐かしんでいます。
(見ている場合じゃない)
↓過去にUPした動画
一度に色んな話が入ってくると
頭を整理するのに一苦労しますね。
転勤、ライフライン整備、新築計画、
日々の仕事・・・
紙に要点を書き出して
順に終わらせたらまた新たに、
の繰り返しです。
写真は先日の道北の仕事現場にて。
ここまで真新しいのは初めてかも。
サケ、サクラマスは遡上し、
ヤマブドウ、ミズナラのどんぐりが実り、
日が暮れるのが早くなり、
秋が深まっていくばかり。
ブログ更新は滞りがちですが、
とりあえず元気です^^
南へ渡る鳥(主に猛禽類)たちの
話題でもちきりの室蘭ですが、
室蘭港へ行ってみると
越冬のため渡ってきた
スズガモの姿がありました。
今年もやってきましたね。
識別が難しすぎて
ダイサギなのかチュウダイサギなのか
よく分かりませんが、
その近くにはマガモと
ヒドリガモ。
季節移動は順調に進んでいるようです。
前回は見つける季節が遅くて
枯れ枯れだったオヤマボクチ。
今年は花期に間に合ったものの、
この場所は、どうしても道から遠い。
昨年、道の近くでオヤマボクチっぽい
無花茎個体を見つけていたので、
淡い期待を寄せてそこに行ってみると
小さめだけど、あった~!
すぐ近くのシラヤマギクと似た
雰囲気の葉ですが、
オヤマボクチの葉裏には
びっしりと白い蜘蛛毛が
生えていています。
週末には札幌転勤となった
夫と共に移動してしまうので、
胆振地方の自然観察は
これにて終了の予定。
色々面白いものが
見られる土地だったので、
名残惜しさはありますが、
新天地へ向けて
荷造りラストスパートします。
夫の転勤に伴い
室蘭から札幌へ
住まいを移して5日。
ようやく真っ当な暮らしが
できる程度に荷ほどきが済みました。
(片付いてはない)
荷物が多いとホント大変。
来年の夏には上川地方の新居に
移住予定なので、この苦労を
また10ヶ月後くらいに味わうのかと
思うとぞっとします・・・。
そんな引っ越しの最中に届いた
来年のカレンダー。
2023年用はこれにしました。
たまに、鳥をチラッと見た程度の
スキルで描いた作品がありますが、
そういうのって分かる人から見ると
不正確だったり不自然な部分が
目に付いちゃうんですよね。
こちらは作者の方が
「実際に野鳥を見た印象や状況を大切にしながら、
その月に会いやすい鳥や、その時期ならではの行動を描きました。」
と言っているように、
野鳥観察をしている人だから
描けるイラストになっています。
昨年は見つけたタイミングが遅くて
在庫切れになっていたので
今回のは間に合って良かった。
4月の構図が素敵です^^
リンク→「piro
piro piccolo」 2023年 カレンダー 野鳥とめぐる季節
札幌に住まいを移して一週間。
部屋を出て徒歩数秒の電柱脇に
アカバナ科の何かがあるのに
今日気づきました。
(脇にあるのは帰化植物のヒメフウロ)
ようやく足元の植物に
目がいくゆとりが出てきたようです。
柱頭を見ると4裂の
エゾアカバナ。
こんな町中で見られる
植物だったっけ?と思い
ダンボールの山の中から
引き出した図鑑を確認すると
『低地~山地の草原や林縁、時に市街地』
なので、こういうこともあるんですね^^
久々に図鑑を開いたら
少し楽しくなりました。
荷物が片付いたら、
雪が降る前に市内探索に
行っておこう。
室蘭から札幌へ引っ越してきて
はやくも2週間が経過しました。
札幌って200万人近くも人が
いる割に森(山)が近くて
自然豊かってイメージを
持たれている気がしますが、
江別(野幌森林公園近く)・倶知安・室蘭と
ずっと田舎に暮らしていた私からすると
森が遠くて遠くて仕方がないです。
過去に2年間札幌に住んでいたことが
あるので分かってはいましたけどね。
なんかこう、人の多さも相まって
堪えます。
ということで、もう辛坊たまらん!
森歩きするぞ!と言うことで
前々より気になっていた場所、
北広島市にある富ヶ岡の森遊歩道という
名称がついたこちらへ。
整備工事が入っているようでしたが、
私が入った富ヶ岡5号線側の入り口には
この案内看板はなかったです。
通行止め箇所をがっつり歩いちゃいました・・・。
主に橋の整備工事のようですが、
昨日見た段階ではもう終わって
いるようでした。
工事期間は10月中旬頃までと
看板にあったので実はもう
終わっているのでは??
森の中の木々は紅葉が進み
秋らしい色合いになっています。
見上げると、
ミズナラ、コナラ、ミズキ、
コシアブラ、ハンノキ、
ハウチワカエデ(看板には別名のメイゲツカエデの名)、
ツリバナ、ホオノキ、シナノキ、
サワシバ、キタコブシ、
ヤマブドウ、イタヤカエデ、
ハリギリ、シラカンバ、
ヤマモミジの看板もありましたが、
オオモミジな気がします。
アサダがありました。
展葉した後しばらくすると
葉の軟毛はやや落ちるようですが、
この葉はふわっふっわでした^^
この「ふわっふっわ」な
感触が好きすぎて
見つけたら大概触りに行きます。
時期的に林床の植物が
少ないのは当然ですが、
それでも枯れた個体すら
少なくてちょっと意外。
目立つ草本は・・・?
ミズタマソウとススキと
あとはスミレの仲間くらい。
あとは帰化植物の
セイタカアワダチソウとか
ユウゼンギクとか。
春にまた見に行こう。
フィールドワークの時は
長靴が定番の私。
晩秋で寒かろうが、
植物が枯れ枯れだろうが
何だろうが森に入るんですが、
晩秋ってホント寒いんですよね。
なので、タイツ履いたり、
レッグウォーマー履いたり、
裏起毛のパンツ履いたりして
防寒対策しています。
でも、長靴はそのまま。
先日、除雪のときに使う
防寒長靴を新調したときに、
森に行くついでに試し履きしようと
持って行ったんですよね。
そしたら。
あ・あったかい!!
靴底も濡れた路面や
雪道で滑りにくい
仕様になっているので
土の上でも問題なし。
藪こぎするような時じゃなければ、
防寒長靴で晩秋のフィールドワーク
ありだなってなりました、今さら。
なんで今まで気が付かなかったんだろう。
私バカなの?
次からこの長靴使おう^^
手稲区に用事があったついでに、
せっかくなので歩こうという
ことで富丘西公園というところへ
行ってきました。
トイレは凍結防止のため
閉鎖されていました。
駐車場は大きくはないので
タイミングによっては満車に
なっているかもしれませんね。
園内には一部木道があります。
湿地帯があるのかと思いましたが
スズラン保全のための木道のようです。
無念(湿地帯の植物が見たかった・・・)。
森はすっかり秋色です。
夫と「秋だねぇ~」なんて言って
超絶のんびり歩いて1時間ほど。
スタスタ歩いたら
20分もかからないでしょう。
木道以外の園路は砂利道でした。
道幅・距離ともにそれなりに
あるのに全部に砂利敷いて・・・
資金が潤沢ですなー。
Googleマップのレビューに
鬱蒼としていて怖い、
みたいなコメントがありました。
どういうところがそう感じさせるのか
興味があったのですが、
こういう雰囲気がそう感じさせるのかな?
森に慣れていない人は、
道幅だったり下草の生え具合だったり、
林立する密度や樹種で感じ方が
私とは違うのでしょう。
難しいけど。
私たちの森はこれより笹薮が濃いので
怖いと感じる人は怖いんだろうな、と。
森の構成を変えることはできないので、
そういうゲストには私が付き添おう^^
あ、街中の公園なので
女性一人で入ることは
おすすめしません。
どなたかと一緒に行きましょう。
参考記事
→「野山では男性のつきまといに気を付けて」
今日は上川地方に買った森へ
薪割りのため移動。
途中の空知地方では、
刈り取りの終わった水田で
マガンの群れが落穂探しに
精を出していました。
紛れていないかな!?と
好奇心で探してみると
いた。
シジュウカラガン、
ここでも見られました^^
森の一部を切り開いたときに
出た木材を薪にすべく
週末はひたすら
切って割って積んでの仕事。
アトリ科の何かっぽい小鳥の小群や、
丸太の下で越冬しようとしている
クモやハチを見つけては、
手や足が止まる私ですが、
見事なスルースキルを身に着けた夫と
周囲の方の協力によりほんの少し進みました。
薪づくりって大変ですね。
今回は札幌市西区にある
宮丘公園へ行ってみました。
Googleマップの航空写真を
見れば分かりますが、
山続きの裾野にある公園なので、
ヒグマに注意しながらの散策です。
園路はしっかり整備されていて
歩きやすいですが、
枝道が多くどのように歩こうか
迷ってしまいます。
あと、もし端から端まで行く
となると結構な距離がありそうです。
今回は「湿地・ササ刈りコース」と
「春の植物観察コース」の一部を
歩くことにしました。
森の中の木々はすっかり葉を落とし、
冬間近な様相です。
所どころに案内看板や
こんな石碑があるので
迷うことは少ないと思いますが、
なんせ枝道で悩みます。
これ行ったら先が長いんだよなぁ・・・
と^^
園路沿いにツチアケビが二株。
フィールドへ頻繁に
出ている人なら、
たまには見かけます。
これは、鳥に食べてもらうことで
種子散布しているらしいですが、
いまだその様子を見たことがありません。
今度張り込みしてみよーかなぁ。
番外編。
エンレイソウの説明看板がありましたが、
写真のエンレイソウには花弁があります。
ヒダカorコジマエンレイソウでは・・・。
これまで、いろんな誤植看板を見てきましたが、
中々マニアックな(笑)
春になれば色んな植物が出てきそうです。
また行こう。
ニセコエリアのシンボル的存在の羊蹄山。
この山の裾野(倶知安町側)には半月湖があり、
湖畔へ降りる道と周回する道がついています。
ここ数年、遊歩道の整備が滞りがちで
草ボーボー状態でしたが、
地元のボランティア団体である
「ニセコ羊蹄山岳会」のメンバーが
草刈り整備をしてくれました。
こういう公園整備でありがちな、
「草」というあらゆる草を
一斉に刈ってしまい、
〇〇の花が咲いていたのに・・・
みたいな惨事はここでは起こりません^^
ニセコ羊蹄山岳会は、
通行の妨げになるようなササや木を
最低限刈っていくスタンスなので。
そのためには識別能力も必要ですが、
プロフェッショナル集団なので
なんの問題ありません。
頼もしい限りです。
そのお陰だと思います。
道沿いには、たわわに実を付けた
フデリンドウが複数株見られました。
湖畔に降りる道は、
一部で崩壊した所があります。
ロープがつけられていますが、
高い所が苦手な人や
足腰が弱い人にとっては
アドベンチャーな道かもしれません。
お気をつけて進んでください。
羊蹄山の頭は白いものの、
ふもとの積雪はゼロ。
週末の寒気でどれだけの雪が
降り積もるか?
ウィンタースポーツを愛する人たちは
まだかまだかと、首を長くして
待っていることでしょう。
今年もご安全に。
半月湖に関する詳細はこちら→「半月湖畔自然公園」
先週末、用事があってニセコに
行った帰り道。
尻別川沿いを走っていると、
やけに大きな鳥が目に入りました。
運転に注意しながら見ると、
オジロワシでした。
でも、様子がおかしいので
車を停めてよく見ると、
やっぱりカラス。
追い立てるカラスと、
それにいら立つオジロワシ。
オジロワシに限らず、
カラスは自分より大きな
猛禽類にも怯まず向かっていきます。
カラスにとっては天敵なので、
当然の行動と言えばそうなのですが、
こんなに強気かつ執拗に
追いかけるのはカラスだけでしょう。
ここからそう遠くない場所には
カモの群れがあったので、
オジロワシは狩りがしたかった
のかもしれません。
カラスのお陰で気が散ったのか、
どこかへ飛んで行ってしまいました。
個人的にはそこまでしつこく
しなくても良いじゃない?って
思うんですけどね。
両者の言い分を聞いてみたいものです。
こんな論文が出ています。
「鳥獣の写真撮影・観察に対する規制について」
著者は高橋 満彦氏。
内容は各々で読んでもらうとして、
これを読んで思ったことをつらつらと
書いてみようと思います。
野鳥の撮影にまつわる問題は
もう何年も言われ続けていて、
近年騒がれている一部の撮り鉄同様、
一部バーダーによる悪質な
撮影・観察は後を絶ちません。
もう何年も前のことですが、
とあるバーダー団体の一人が
鳥が見やすくなるから、という
理由で公園の木の枝をのこぎりで
切り落とした現場に遭遇
したことがあります。
どんなに撮影者や観察者が
知識や経験を積んだとしても、
萌え・映え・エモな時代において
もはや自制が効かない状態なん
じゃないかと思っています。
論文中で書かれていたように、
海外の例を参考に法規制を強化
していく段階なのかなと思います。
だからと言って、
観察が絶対悪であるわけではありません。
良識をもって自然と触れ合うことが
大事だということです。
その役割の一端を担っているのが
ガイドたちです。
特にネイチャーガイドは、
対象物に対する情報を伝えるだけでなく、
体験を通した知識の獲得や発見といった
経験を得てもらうために、
参加者一人一人の
興味・関心・知識量・経験値に応じて、
頭と体と感覚をフル活用する仕事です。
その中で、都度自然の中での適切な
行動を参加者に伝えていくには、
自身の研鑽だけでなく、日々新しくなる
情報のアップデートが必要です。
これは並大抵の努力でできる
ことではありません。
こうした人材の育成は非常に大事ですが、
現状これだけで生計を立てるのは厳しい
職業なので、(一部の地域を除く)
頭の痛い問題です。
最初に各自のマナーに任せるにも
限度があると書きましたが、
知識がまだ追いついていないだけで、
気づきがあれば行動を改める人は
まだまだいるものと信じています。
これからは、そんな情報もここで
出せていけたらと思います。
いやぁ悩みました。
まだまとまっていない感が
もの凄くありますが、
成長途上なのだと思います。
これについては、死ぬまで考え続けて
都度行動していく所存です。
→リンク「自然が壊されていく様をただ黙って見ているわけにはいかない」